MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

【高校MoG】待ちに待った販売会!そして涙のファイナルプレゼン。


大成功に終わった「Mother’s Hands Day」

ついに二ヶ月間に及ぶ、カンボジアRokhak MoGが終了しました!

笑いあり、涙ありのファイナルプレゼンと11人全員で大成功させた販売会の様子をご覧ください!

いよいよ待ちに待った販売会の日。この1日限定のスペシャルイベントの名は、「Mother’s Hands Day」。ルッカで働くお母さんたちの暖かさを伝えたいというみんなの強い想いが込められています。各チーム、このMother’s Hands Dayに向けて昼夜を問わず本当に頑張って準備を進めてきました。各々のタスクをこなしつつも、お互いがお互いを気遣い、励まし支え合い、時には率先して他チームのタスクを手伝う姿は見ていて非常に誇らしかったです。また11人のメンバー全員が一丸となって、1つの目標に向かって取り組んだ時の突破力、エネルギー、そして何より底力を目の当たりにしました!

それでは、各チームの素敵な成果物をお見せしたいと思います!

【店舗改善チーム】

店舗改善チームは、持ち前のクリエイティビティを生かした店舗の飾り付け、レイアウトの変更を施行しました。
「R・O・K・H・A・K」の文字をあしらった看板を作り、それらを全て白色に塗ることで、ルッカのブランドコンセプトに沿ったお洒落でかわいいものが出来上がりました!

さらに今回のプロジェクトの目玉として、新商品専用のディスプレイ(棚)を設計図を作るところから加工、組み立てまでを一貫して自分たちの手で行いました!起業家スロアーズからも「great」と、褒めてもらいました!

店舗改善チームが残した功績は、まだまだ他にもあります!

例えば、顧客の購買意欲を掻き立てるために、ルッカの売れ筋商品につけるポップを作ったり、、

ウォーターヒアシンスを用いて「天然素材」と銘打ったキャッチーな立てかけ看板を作ったり、、

みんなの頑張りが目に見える形となって現れた瞬間でした。自分たちが実行できる施策は全てやりとげたことで、本当にひときわ際立つ素敵な店舗に様変わりしました!

 

【商品開発チーム】

商品開発チームは、数ある商品案の中からルッカのカバンをモチーフにしたキーホルダーと、ピアス二種類をMother’s Hands Dayの目玉商品として販売することに!
もともとルッカの商品ラインナップは、カバンが数種類に加え、コースターなどの商品が数点ほどしかありませんでした。そこに着目した商品開発チームのメンバーは、ルッカにアクセサリー商品を生み出すことでこれまではカバンをお土産にするのを敬遠していたお客さんを、一挙に取り込めると考えた点が非常に素晴らしかったです!

もちろん、Mother’s Hands Dayで販売する新商品は全て自分たちで作らなければならず、途中作ったピアスをなくしてしまうなどのトラブルにも見舞われましたが、なんとか当日までに目標数を作り上げることができました!

実際に商品を購入してくれたお客さんも満面の笑みです!

販売会では、用意した新商品全てを購入して頂くことができました!

【プロモーションチーム】

Mother’s Hands Dayの成功に多大な貢献を果たしたプロモーションチーム!
当日のイベントのチラシを作成し、緻密な集客戦略を練り上げたからこそ、今回の総勢80人を超えるお客さんを呼ぶことができたと思います!本当に素晴らしかったです!

一目見て伝わる、はたらくお母さんのぬくもりを表現したチラシの他に、ルッカの店舗情報などが記載された非常に実用的かつ、持っていて嬉しくなるようなお洒落なショップカードも作成しました!

また、チームのムードメーカーで男子メンバーが必死になってルッカのパンフレットを日本語版に改良していた姿が非常に印象的でした。スロアーズも喜んでいました。

最初は、不安な面持ちでイベントに望んでいたメンバーも、すぐに積極的に観光客の方に声をかけてお店まで連れていくなど、わずかな時間ながらもみんなの成長を間近で感じた瞬間でした。
結果、各チームともそれぞれ事前に立てた目標をクリアすることができ、みんなの中で大きな達成感を抱いたイベントになりました!

 

ファイナルプレゼン

販売会を終えて迎えた、ファイナルプレゼン。
いよいよ、この10日間の全てをぶつける時がやってきました。

限られた少ない時間の中で、いかに起業家スロアーズに響く、今後のルッカのためになる提案をできるかが鍵となってきます。

それぞれ各チームごとに、

・販売会で実施した施策の結果

・顧客アンケートの分析結果

・ルッカの抱える課題とその解決策

の3点からプレゼンを行いました。

英語が得意なメンバー、苦手なメンバーなど様々でしたが、みんなが協力し合って一所懸命スロアーズに伝えた甲斐もあり、全体として高評価を頂くことができました。

プレゼンの後は、みんなで「海の声」を歌うサプライズ付き。
ここで流した涙はきっと、忘れることのない特別なものとなるでしょう。

みんな、本当にお疲れ様でした!
今回のMoGでの経験が、みんなの将来に何かしら活かせることを願っています!

 

【番外編】

最終日、みんながプレゼン準備をしている中、人知れずカンボジアのホテルを回りルッカのパンフレットを置いて回るメンバーの姿が。
一人で7軒のホテルを回り、英語で一生懸命交渉している姿はまさに「自立した優しい挑戦者」でした!
今後もみんなの活躍を期待しています!みんな、また会う日まで!