対象者 | ・ビジネス思考、ビジネススキルを座学だけでなく実践まで通じてしっかりと身につけたい方 ・海外で活躍をしたいと考える方 ・就職活動、転職活動を含めた将来のキャリア選択の指標が欲しい方 ・新興国でのマーケティング戦略に興味のある方 |
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申し込み締め切り | 募集は締め切りとなりました。 |
事前トレーニング期間 | 2013-06-22 〜 |
現地期間 | 2013-08-05 〜 2013-08-15 |
インドネシアはBRICsをしのぐ勢いで成長をしており、 BRIICsに劣らない経済成長を誇ると各メディアで言われることもあるそうです。 世界第4位の2億5千万人の人口を持ち、平均年齢は27歳という非常に若い人が多い国。80%以上がイスラム教徒で、 キリスト教や仏教も共存しているというまさにグローバル世界の中に置いてDiversity(多様性)の象徴のような国です。
ホンダ、ヤマハ、ダイハツなどの自動車・二輪業界をはじめ、若い人が多いので生活用品市場の獲得を狙ってユニチャームなどが成功を収めており、 日系企業が東南アジアで最も注目している国といえます。
貧しい生活を余儀なくされる農家の人々
そんなインドネシアの首都・ジャカルタから約250キロ離れた 「Garut」という街が今回の舞台。ガルーはジャワ島北西部にあるインドネシアでも最も貧しい地域の一つで、 人口の9割を占める人々が農業に従事しています。
ここガルーでは、農家の人々は収穫した野菜や果物を直接販売ではなく、 中間業者に安い価格でこれまでは売ってきましたが人々は安く買いたたかれてしまうために貧しい生活を余儀なくされていました。
そこにMoGインドネシアのプロジェクトの主人公になるアントンという 20代の社会活動家がいます。
農家の方々が直接収穫をした農作物を販売できる市場“Genteng Healthy Market”
彼の父親が地元の名士で、農家の方々が直接収穫をした農作物を販売できるように「市場」を作ったのです。
1.農家が直接、消費者に販売をすることで適正な商売をすることで生活を安定させる
2.自分で商売をすることで、様々な知識・スキル向上させ農家の自立力を高める
3.環境に配慮した循環型のマーケットを作る
これら3つの目的を達成するために、2010年に”Gunteng Healthy Market”をオープンさせました。
これはインドネシアの市場は不衛生であったり、ゴミがその地域を汚したりするという現状があり、そうではない衛生的で人々と地球にとっても優しい健康的な市場を作りたいという意味合いで名づけたそうです。
Genteng Healthy Market の今
260店舗が出店できる“Gunteng Healthy Market”では、 ガルーの人々が通常のマーケットの約30%という非常に安いテナント料で店を開くことができ、既に100店舗程が出店されています。
しかし、まだまだこの市場の知名度は低く、また「Healthy Market」と呼べるほど販売者(=農家の方々)の意識は高くないために、市場は少しずつ汚れ始めています。
MoGチームのミッション
・この貧しい農家の為の「Healthy Market」の知名度をあげ、 本当に人々が買いやすい、楽しい「市場」を作る!
・市場の衛生環境を綺麗に維持するか、そして人々の意識を変えよう!