OPEN CLASS
公開講座
プロジェクトで実施される精鋭講師陣による
事前授業・講座の一部を特別公開しています

Feb 22, 2009 14:30 - 19:30

”発想力”トレーニング

開催日時 2009年2月22日(Sun)14:30 - 19:30
料金 非会員:2,900円 会員:2,600円 ※NPO専従職員の方は半額、学生は2,000円
開催場所 旧日の出小学校
東京都豊島区南池袋2-45-1

募集は締め切りとなりました。

DETAIL
■勉強会中のコメント
・「切り口」を持つと、発想が膨らみやすい。
 ⇒ BCGの代表の御立氏でいうところの「フィルター」と同じような考え方。

・発想のポイントは、
 「自分との距離」によって切り替えてみること。
  自分 ⇒ 相手 ⇒ 世界
 そのメッセージは誰向けなのか。
 それによって、言語や表現を変えよう。

・何でも「やり過ぎる」ぐらいがいい。
 コーナーを普通に曲がるのではなく、
 攻めまくって、「半分ぐらい出ちゃってる感じ」でゴリゴリ曲がると
 尖った新しい発想が生まれてくる。

・いきなり現場に行くのではなくて、
 事前にリサーチして、自分の仮説を立てておく。

・作った「作品」で人は人を評価してしまう。
 だから、自分としてはイヤなものでも「良い作品」が出来てしまうと、
 ますますその方向で評価されてしまうことがある。

・オリジナリティーを出すために、
 「使いたいもの」ではなく、
 「使いたくないもの」を設定した。
 ⇒ 『ぷよぷよ』開発時は、
   テトリスやコラムスなど、カクカクした尖ったものが中心だったため、
   ソフトな丸々したものにしようということになった。

・オリジナリティーの根本は、
 「そこに在るモノ」が出す音を、
 その人独自の感性で聴いてしまうこと。
 世界はその人ごとに違うため、同じ音でも人によって違って聴こえる。
 その人がそれまで育ってきた「環境」による影響も大きい。

・自分が本当にやりたかった企画『バロック』に至るまで、
 「ボクシング」のゲームとか、そこまでやりたくないこともやった。
 しかし、そういったことを経て、「やりたいことをやっていいよ」となった。

・色々な人と議論したり、
 色々な人に吟味されていく過程において、
 自分では「角が取れてしまった」と思った作品でも、
 周囲からすると、意外とそうではなかったり(=角がある)することも多い。
 そういった反応も「作品として発表する」ことで見えてくるので、
 とにかく作品は発表した方が良い。
 だけど、根本にある「譲れない部分」は決して譲るな。



■米光講師プレゼンから気づいた点&学べる点

・自己紹介時に、「その年の出来事」を紹介する。
 ⇒ 1964年:東京オリンピック、モスラVSゴジラなど

・自己紹介時に、
 「好きな映画」、「好きなゲーム」、「作った作品」などを紹介する。
 他には「写真」、「本」、「音楽」など・・・
 ⇒ その人のキャラを分かりやすくしてくれる。
   イメージでとらえやすいもので説明をするために、言葉を超えた伝達力
   が生じて多くを語る必要がなくなる。

・携帯電話写真による今いる空間の撮影や音を表現していくことによる、他人との差異の認識を
見事に実感させてくれた。この身近にあるものに、改めて”違う”アプローチをしかけることにより
学べるもの実はまだたくさんあることが分かる。非常に深い!

文責:浅岡・(補足・菅谷)

ENTRY

募集は締め切りとなりました。