Mar 15, 2009 19:30 - 21:00
「記憶に残したい社会活動家~吉田茂~」第7回 ~最終回~
開催日時 | 2009年3月15日(Sun)19:30 - 21:00 |
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料金 | 社会人:1,300円 学生:700円 |
開催場所 | 駒込地域文化創造館 東京都豊島区駒込2-2-2 |
募集は締め切りとなりました。
DETAIL
11月16日から始まった八柏先生の「記憶に残したい社会活動家」ですが、ついに第7回目を迎えます
そして・・
この回を持って「記憶に残したい社会活動家」の講座が終了となります。
4か月間で合計6人を取り上げてきたわけですが、いずれも日本の今を語る上で大きな影響を残してきた人物ばかりでした。
今回もぜひ皆さまの記憶に残し、自らの活動の指針に役立ててください!
◆場所 駒込地域文化創造館(駒込駅北口から徒歩1分)
http://www.toshima-mirai.jp/center/e_komagome/index.html
※当日初めて参加される方で誘導をご希望の方はその旨を申し込みの際にお伝えください。
◆日時 3月15日(日) 19:30-21:00
◆内容 社会学部 第7回(最終回)「歴史に残る日本の社会活動家」
「吉田 茂」
<講師の事前人物&授業の講評>
吉田茂は、政治家であって社会活動家ではないのかもしれないません。
しかし、いかに権力に魅せられ、権力欲に炎のような渇望をもっていたとしても、自らの政治活動を正当化するためには、自分の行動が、その国の国民なり、社会に支持されなくてはなりません。その意味で、政治家も社会活動家といえるでしょう。
敗戦後日本は占領され、日本の政治はアメリカの国益を第一義とするGHQが掌握しました。
日本は、ある意味でアメリカの属国としての第一歩を踏みだします。
その流れで、戦後の民主的改革は押しつけられたものとの言説、いわゆる「東京裁判史観」や「自虐的史観」といった戦後政治への批判が、一時期大きな勢いをもったことがあります。
ただし、吉田茂の政治手法を分析すると、敗れたものが、いつしか勝ったものの力をうまく吸収し、知らず知らずのうちに自らのペースに取り込んでいったしたたかな相貌が浮かび上がります。
そこで今回の講座では、いま流行の白洲次郎の「原理原則(principle)」という虚妄さをふまえつつ、吉田茂の「実践(practice)」というしたたかさをテーマにしてお話ししようと思います。
吉田茂の政治手法と戦後を俯瞰しながら、わたし自身の労働運動の経験もふまえて、社会活動の実践的な意味について考えていきたいと思っています。
*********************************
・講師 八柏 龍紀(やがしわ たつのり)
◎プロフィール◎
1953年秋田県生まれ。慶應義塾大学法学部・文学部卒。
高校教員を経て、歴史教師として予備校などで教鞭を執る一方、『思想の科学』などで社会哲学や現代史に関する執筆を展開。
2000年からは、東京大学駒場キャンパスで自主ゼミを開講している。
また、同年より学生のみならず社会人も対象とした社会哲学ゼミ(宏究学舎)も開講し、演習と講義を行っている。
著書に『セピアの時代』(大和書房)『戦後史を歩く』(情況出版)『日本の歴史ニュースが面白いほどわかる本』(中経出版)
『「感動」禁止!』(ベスト新書)『「戦後」状況論』共著(雲母書房)ほか。
学生支援団体として活動して、2009年に20年を迎えるNPO法人新人会理事長(NPO資格は2007年取得)。
◆参加費用 社会人:1,300円 学生:700円
※当日キャンセルは全額キャンセル料がかかります。
※ポイントカード適用講座です。
◆参加人数 30名まで(先着順とさせて頂きます)
◆参加方法: 3月13日(金)23時までにHPの「参加申込」に必要事項を記入して申し込みください。
そして・・
この回を持って「記憶に残したい社会活動家」の講座が終了となります。
4か月間で合計6人を取り上げてきたわけですが、いずれも日本の今を語る上で大きな影響を残してきた人物ばかりでした。
今回もぜひ皆さまの記憶に残し、自らの活動の指針に役立ててください!
◆場所 駒込地域文化創造館(駒込駅北口から徒歩1分)
http://www.toshima-mirai.jp/center/e_komagome/index.html
※当日初めて参加される方で誘導をご希望の方はその旨を申し込みの際にお伝えください。
◆日時 3月15日(日) 19:30-21:00
◆内容 社会学部 第7回(最終回)「歴史に残る日本の社会活動家」
「吉田 茂」
<講師の事前人物&授業の講評>
吉田茂は、政治家であって社会活動家ではないのかもしれないません。
しかし、いかに権力に魅せられ、権力欲に炎のような渇望をもっていたとしても、自らの政治活動を正当化するためには、自分の行動が、その国の国民なり、社会に支持されなくてはなりません。その意味で、政治家も社会活動家といえるでしょう。
敗戦後日本は占領され、日本の政治はアメリカの国益を第一義とするGHQが掌握しました。
日本は、ある意味でアメリカの属国としての第一歩を踏みだします。
その流れで、戦後の民主的改革は押しつけられたものとの言説、いわゆる「東京裁判史観」や「自虐的史観」といった戦後政治への批判が、一時期大きな勢いをもったことがあります。
ただし、吉田茂の政治手法を分析すると、敗れたものが、いつしか勝ったものの力をうまく吸収し、知らず知らずのうちに自らのペースに取り込んでいったしたたかな相貌が浮かび上がります。
そこで今回の講座では、いま流行の白洲次郎の「原理原則(principle)」という虚妄さをふまえつつ、吉田茂の「実践(practice)」というしたたかさをテーマにしてお話ししようと思います。
吉田茂の政治手法と戦後を俯瞰しながら、わたし自身の労働運動の経験もふまえて、社会活動の実践的な意味について考えていきたいと思っています。
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・講師 八柏 龍紀(やがしわ たつのり)
◎プロフィール◎
1953年秋田県生まれ。慶應義塾大学法学部・文学部卒。
高校教員を経て、歴史教師として予備校などで教鞭を執る一方、『思想の科学』などで社会哲学や現代史に関する執筆を展開。
2000年からは、東京大学駒場キャンパスで自主ゼミを開講している。
また、同年より学生のみならず社会人も対象とした社会哲学ゼミ(宏究学舎)も開講し、演習と講義を行っている。
著書に『セピアの時代』(大和書房)『戦後史を歩く』(情況出版)『日本の歴史ニュースが面白いほどわかる本』(中経出版)
『「感動」禁止!』(ベスト新書)『「戦後」状況論』共著(雲母書房)ほか。
学生支援団体として活動して、2009年に20年を迎えるNPO法人新人会理事長(NPO資格は2007年取得)。
◆参加費用 社会人:1,300円 学生:700円
※当日キャンセルは全額キャンセル料がかかります。
※ポイントカード適用講座です。
◆参加人数 30名まで(先着順とさせて頂きます)
◆参加方法: 3月13日(金)23時までにHPの「参加申込」に必要事項を記入して申し込みください。
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募集は締め切りとなりました。