OPEN CLASS
公開講座
プロジェクトで実施される精鋭講師陣による
事前授業・講座の一部を特別公開しています

Sep 26, 2009 17:00 - 19:00

オトナの政治経済第26回

開催日時 2009年9月26日(Sat)17:00 - 19:00
料金 非会員:1,700円 /会員:1,500円 ※MoG参加者は無料、初参加者(学生以外)&学生は1,000円,NPO
開催場所 旧日の出小学校
東京都豊島区南池袋2-45-1

募集は締め切りとなりました。

DETAIL
【はじめに】

・Ethical Comsumer(倫理的な消費者)が世界で重要なマーケットのセグメントにあがってきているということ。

・大戦時中の生き残り(日本人のご高齢者)のかたがたから聞ける戦争体験の話は改めて聞くと様子が今の発展途上国によく似ていることがある。
ともすれば想像がつなかいこともあるわけですが、途上国に行かずとも改めて生き残りのかたがたのお話をしっかりと聞くことこそが“平和“の希求の参考になると思います。
国際紛争などの様子に興味を持つことが流行しているように思いますが、平和というものはお爺ちゃんたちの話からも同じ日本人として余計に十分感じられるような気がします。

・very50 Cinema設立の経緯から見える「世界の映像の頻出」について。
機材・編集ソフトなどが非常に良質で安価で手に入るようになったために、世界中でたくさんの人たちが映像媒体を使うようになってきた。それらの公表場所というのは、追いついていないということ。

【失業対策】

・日韓同時の失業対策。
コスト削減、双方向の就学の自由化の可能性について。

【テレビ業界の不振(テレビ朝日、テレビ東京)の盛り返し】

・広告業界の不振とその動向
・自分が経営者ならばどういう手立てを立てていくか?

・攻めの経営・・CM時の同時配信(ネットとの融合)
・守りの経営(原価低減)・・編集機能のBPO

【百貨店の不振~三越高島屋~】

・三越が中国へ拠点をシフト→英国などの大手小売とどう戦うか?グローバル戦略準備は?

・三越の社長ならばどうするか?

◎参加者のアイデア
a) デイケアサービスができるようにする。駅前という立地を生かす利点。
b) 展示場
c) 贈り物専門店に特化
d) PBを作る。←団塊の世代に根強く残る三越ブランド生かせるか」?

菅谷案:企画の債権化
←投資を募る。地域からの投資募集による集約センター化。

【パナソニックの新製品から見える福祉ロボットについて】

・車いすとベッドの融合商品開発←人口から見える介護者の不足=介護型ロボット
 →「車を一家に一台」と並び「介護型ロボットA型を一家に一台」の時代へ
 →エコ減税ではなく、介護減税なども出てくる未来絵図が見えてくる

【JAL・ANAから見える日本の航空会社の問題と経営】

・JALとANAの強みと弱みと現状分析
・海外LLCの買収戦略とその先に見える未来図
・リージョナルジェット機の可能性
(ボンバルディアやボーイング737からの脱却)
・韓国・アシアナ航空の存在と提携戦略
・パイロットの給与調整(外国人・日本人パイロットの調整)
 →途上国のパイロット訓練所にビジネス機会があるかもしれない。
・空港使用料の問題

=全体的に言えるのは行政自体が猛省をして、戦略的な規制緩和と協力をしていく必要があり、これが大前提になる。国内と国外への飛行機の同一機での航行許可など十分に改善点があるので、これらの原価低減にしっかりと協力をすること。


【携帯電話業界の高齢者セグメント対策】

※前回の授業でDocomoの経営戦略について特集をしましたが、前提としては国内においてはいかに今あるパイから携帯電話以外でもお金をもらっていくのかがポイントになっていきます。

・50%の50歳以上が携帯を持っていない。←いかに取り込むか!
・団塊世代向けに対してのマーケティングの弱さからTUKAの失敗
  →新しいマーケティング手法での研究が必要。(紛失時の簡易な捜索方法)
  →死後の携帯電話処理問題、PCの処理など高齢者だけに関わらない処理分野が一つのissueとして出てくる可能性あり。(Timeで特集)

【世界の失業問題】

・合同の失業対策訓練の利点(例:日韓、日台、日中など)・・就職の自由化という入口と失業という出口を合同&共有していく必要がある。

・日本での徴兵制度の可能性(実現性を帯びるかは高齢化がもう少し進んだ2020年頃か。)

【FRB&銀行の給与の規制へ】

・感情の上では十分に理解できるし、道義的責任を軽んじる手の人種がこの業界には多いのは事実だけど、個人の“収入”に政府が介入していいのか?という資本主義の論理を考え直した方が良く慎重な対応をとるべきなのではないか?

【IMF、金130億ドル分売却 途上国向け融資の原資に】

・IMFの金保有の量の多さに驚愕
・大量の金を放出すると、金価格暴落になるので、中国・ロシアに購入してもらい市場には出さないようにする方策。→中国・ロシアはこの高値時期に買わされるのでボランティアに近い。政治駆け引きが絶妙になせるニュース。

【サウジ、海外資産減少 国内経済てこ入れ策に取り崩し】

・サウジの海外資産が減少傾向。オイルの影響でいかようにも左右される。
・将来のオイルの動向は大丈夫か?(オイル枯渇論は価格操作のためのでっち上げか?)
 →オイルに代わる産業育成の必要

【ミャンマー情勢】

・群雄割拠になっておりスーチー女史が解放=紛争勃発になりかねない。

・スーチーさん開放が大きな引き金になる状況で、マレー半島の火薬庫になりつつある。
問題は根深く、アフガニスタンと同じように部族間での争いが強く、外には鎖国政策が続けられると思う。

【その他】

・アイフル・武富士を含めた経営基盤の崩壊→経営者の意地と栄枯盛衰の人間物語

・チャイナモバイルの5億人契約者数の突破から見える、「チンギスハン」物語

ENTRY

募集は締め切りとなりました。