Dec 26, 2010 14:30 - 16:40
途上国と日本を結ぶ仕事術~加藤智久 株式会社レアジョブ代表取締役CEO~
開催日時 | 2010年12月26日(Sun)14:30 - 16:40 |
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料金 | 500円 |
開催場所 | 南大塚文化創造館 |
定員 | 30人 |
対象者 | ・起業に興味のある方 ・自分の”チャレンジ”目前の方、している方 ・海外とつながり”働く”を考えたい方 ・就職活動中の方(生き様を考える意味で参考になるはず!) |
募集は締め切りとなりました。
DETAIL
今回は株式会社レアジョブの加藤CEOにお越しいただき、「途上国と日本を結ぶ仕事術」ということで御講演頂きました。その議事録を下記します。
■生い立ちから起業まで
14歳:ファームステイ体験
17歳:一心塾(大前研一氏)体験
18歳:藤沢烈氏との出会い
19歳:ベンチャー立ち上げ
20歳:新規事業立ち上げ ⇒ 最終的に失敗
21歳:インド旅行
22歳:新規事業破綻の理由を探る ⇒ 「“伸びる市場に乗る”必要性!」
22歳:グループワークゼミで学んだこと ⇒ 「マネジメントの重要性」「数字で管理する力」
23歳:1年間の海外旅行
24歳:2年間の戦略コンサル
起業に至る
■問題意識
1.英語の伸びの悪さ
「継続できない」or「継続しても効果が出ない」 ⇒ 継続できないから、のびない!
2.英語力増進の為には、効率よりも継続、質より量。重要なのは継続できる環境(金銭的に安く)
■ビジネスの仕組みについて
1. 継続できる環境を整えるために以下3要素を取り入れる。
(1)安い(時間100円代から)
(2)便利(自宅)
(3)マンツーマン
2.なぜフィリピンなのか?
⇒ 英語が公用語、映画は字幕無し、ホスピタリティに優れた国民性
3.どうやったら上達するのか?
⇒ 3000時間の【継続】が必要 ⇒ TOEIC100点UPに300時間
実質学習時間は1000時間 ⇒ 2000時間の上積みが必要!
※日本人のTOEIC平均スコアは400前(英語で仕事するには700点以上)
⇒ 質より量!とにかく、質より量!
4.どうやったら継続するのか?
⇒ 楽しく手軽にしないと継続はできないということで、短い時間でも毎日楽しくすれば上達する
■ビジネスモデルの構築過程について
1.2006年にスカイプをみて感動を覚える。
⇒ 中国語オンラインレッスンをスタートするも失敗
2.なぜ客が来ないのかを分析
(1)客が来ない ⇒ そもそも中国語を習いたいか?(そもそも市場が小さい)
(2)内容が悪い ⇒ そもそも中国語のハードルが高い!(発音や読み方からやる必要あり)
3.ニーズ(ex.TOEICでスコアを伸ばしたい)とベース(ex.文法を中心に学校教育で習っている)がある英語への転換を検討
4.その時考えた事
(1)NOVAの退職教員を捕まえれば大丈夫なのではないか?
(2)フィリピン人を使えばいいのではないか?(2007年/7月)
5.実際にやったこと
プレサービス段階での諸々の障害除去
⇒ 最初から全てを計画したわけではなく、その場その場でアイデアを出して生み出されたサービスである。
■現地のマネジメントについて
1.フィリピンに日本人はいない。
(現地の日本人経営者に素晴らしいと言われる)
2.フィリピン人にクリエイティブ作業をさせる。
3.共通言語を『7つの習慣』にしている。内容は以下の通り
(1)主体性の発揮
(2)目的を持って始める
(3)重要事項を優先する
(4)Win-Winを考える
(5)理解してから理解される(フィリピン常識への理解) ⇒ 相乗効果の発揮
(6)必要なのは”前提条件の理解”
(7)自身の力を高める
■ビジネスを始める、始めた中で気をつけている事
1.Win-Winになれない相手とは仕事をしない
2.信頼足り得るか?を常に問いかける
■現状
45,000人の生徒数 1,700名の講師で、オンライン英会話の世界で圧倒的シェア(50%以上)を達成
■その他伝えたいこと
1.仲間集め
【100人】→【4人】→【3人】の法則
【周りの企業に興味ある人】→【プレサービスまで手伝ってくれる人】→【実際にサービス提供を開始した時に手伝ってくれる人】
信頼できる人は? ⇒ 身の回りの仲間である
2.資金集め
【7】→【2】→【1】
【問い合わせベンチャーキャピタル数】 ⇒ 【金を出すと言ってくれたファンド】 ⇒ 【実際に選んだファンド】
本当に面白い会社・事業ならば人・カネともに全く問題ない。
■質疑応答(回答のみ)
1.早めに将来についての目標を定める
2.努力を続ける!成果が出なくても続ける!
3.先行者順位の維持←人材維持←採用育成
4.講師育成は誠実に、1年間ほどの時間をかけてじっくり
5.東南アジアへの教育輸出 ドリル的な基礎学習は需要があるかも?
6.IT先進層 ⇒ 一人使えばすぐ使う
次点 ⇒ 3、4人が使えば追随する
7.まずは先進層を如何に取り込むか?
以上
文責:吉嶋
*********************************************************************
久しぶりですが、今回のStory maker's Fileの講師はフィリピンと日本をつないだ日本最大のオンライン英会話を運営する日本の注目の若き起業家の
加藤智久 株式会社レアジョブ代表取締役CEOを講師として迎えて、「途上国と日本を結ぶ仕事術」について授業をして頂くことになりました。
日頃、年の半分近くをフィリピンをすごしているかたなので大変貴重な機会となります。
27歳でフィリピンと日本をスカイプを使い事業を立ち上げた加藤社長の創業奮闘から日本と海外を結びつける仕事の難しさ、楽しさ、仕事術などを中心に学びたいと思います。
・創業ストーリー
・外国人のマネジメント
・メンバーの集め方
・ミッション・ビジョン
・勝ち続けるために
ぜひ参加ください。
また当日は前半25分で代表の菅谷より日本の英語教育事情、起業事情の簡単な講義もありますので社会背景をよく把握されていない方も大変勉強になるかと思います。
レアジョブwebサイト→ http://www.rarejob.com/
*********************************************************************
◆日時: 2010年12月26日(日) 14:15-16:40
14:15 (開場)
14:30-14:55 (日本の英語教育,起業の状況 by 菅谷)
15:05-15:55 (講義 by レアジョブ代表取締役CEO・加藤智久)
・創業ストーリー
・外国人のマネジメント
・メンバーの集め方
・ミッション・ビジョン
・勝ち続けるために
16:05-16:35 (質疑応答)
16:35-16:40 (Closing)
※16:55には完全に会場から撤収させて頂きます。
◆場所: 南大塚文化創造館(JR大塚駅南口徒歩5分)
◆参加費:500円
※当日キャンセルは全額キャンセル料がかかります。
◆定員人数:30名
◆参加方法:HPからお申し込みください。
締切が早いことが予想されますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。定員に達し次第、締め切らせて頂きたいと思います。
◆申込締切:10年12月25日(日)23時まで
■生い立ちから起業まで
14歳:ファームステイ体験
17歳:一心塾(大前研一氏)体験
18歳:藤沢烈氏との出会い
19歳:ベンチャー立ち上げ
20歳:新規事業立ち上げ ⇒ 最終的に失敗
21歳:インド旅行
22歳:新規事業破綻の理由を探る ⇒ 「“伸びる市場に乗る”必要性!」
22歳:グループワークゼミで学んだこと ⇒ 「マネジメントの重要性」「数字で管理する力」
23歳:1年間の海外旅行
24歳:2年間の戦略コンサル
起業に至る
■問題意識
1.英語の伸びの悪さ
「継続できない」or「継続しても効果が出ない」 ⇒ 継続できないから、のびない!
2.英語力増進の為には、効率よりも継続、質より量。重要なのは継続できる環境(金銭的に安く)
■ビジネスの仕組みについて
1. 継続できる環境を整えるために以下3要素を取り入れる。
(1)安い(時間100円代から)
(2)便利(自宅)
(3)マンツーマン
2.なぜフィリピンなのか?
⇒ 英語が公用語、映画は字幕無し、ホスピタリティに優れた国民性
3.どうやったら上達するのか?
⇒ 3000時間の【継続】が必要 ⇒ TOEIC100点UPに300時間
実質学習時間は1000時間 ⇒ 2000時間の上積みが必要!
※日本人のTOEIC平均スコアは400前(英語で仕事するには700点以上)
⇒ 質より量!とにかく、質より量!
4.どうやったら継続するのか?
⇒ 楽しく手軽にしないと継続はできないということで、短い時間でも毎日楽しくすれば上達する
■ビジネスモデルの構築過程について
1.2006年にスカイプをみて感動を覚える。
⇒ 中国語オンラインレッスンをスタートするも失敗
2.なぜ客が来ないのかを分析
(1)客が来ない ⇒ そもそも中国語を習いたいか?(そもそも市場が小さい)
(2)内容が悪い ⇒ そもそも中国語のハードルが高い!(発音や読み方からやる必要あり)
3.ニーズ(ex.TOEICでスコアを伸ばしたい)とベース(ex.文法を中心に学校教育で習っている)がある英語への転換を検討
4.その時考えた事
(1)NOVAの退職教員を捕まえれば大丈夫なのではないか?
(2)フィリピン人を使えばいいのではないか?(2007年/7月)
5.実際にやったこと
プレサービス段階での諸々の障害除去
⇒ 最初から全てを計画したわけではなく、その場その場でアイデアを出して生み出されたサービスである。
■現地のマネジメントについて
1.フィリピンに日本人はいない。
(現地の日本人経営者に素晴らしいと言われる)
2.フィリピン人にクリエイティブ作業をさせる。
3.共通言語を『7つの習慣』にしている。内容は以下の通り
(1)主体性の発揮
(2)目的を持って始める
(3)重要事項を優先する
(4)Win-Winを考える
(5)理解してから理解される(フィリピン常識への理解) ⇒ 相乗効果の発揮
(6)必要なのは”前提条件の理解”
(7)自身の力を高める
■ビジネスを始める、始めた中で気をつけている事
1.Win-Winになれない相手とは仕事をしない
2.信頼足り得るか?を常に問いかける
■現状
45,000人の生徒数 1,700名の講師で、オンライン英会話の世界で圧倒的シェア(50%以上)を達成
■その他伝えたいこと
1.仲間集め
【100人】→【4人】→【3人】の法則
【周りの企業に興味ある人】→【プレサービスまで手伝ってくれる人】→【実際にサービス提供を開始した時に手伝ってくれる人】
信頼できる人は? ⇒ 身の回りの仲間である
2.資金集め
【7】→【2】→【1】
【問い合わせベンチャーキャピタル数】 ⇒ 【金を出すと言ってくれたファンド】 ⇒ 【実際に選んだファンド】
本当に面白い会社・事業ならば人・カネともに全く問題ない。
■質疑応答(回答のみ)
1.早めに将来についての目標を定める
2.努力を続ける!成果が出なくても続ける!
3.先行者順位の維持←人材維持←採用育成
4.講師育成は誠実に、1年間ほどの時間をかけてじっくり
5.東南アジアへの教育輸出 ドリル的な基礎学習は需要があるかも?
6.IT先進層 ⇒ 一人使えばすぐ使う
次点 ⇒ 3、4人が使えば追随する
7.まずは先進層を如何に取り込むか?
以上
文責:吉嶋
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久しぶりですが、今回のStory maker's Fileの講師はフィリピンと日本をつないだ日本最大のオンライン英会話を運営する日本の注目の若き起業家の
加藤智久 株式会社レアジョブ代表取締役CEOを講師として迎えて、「途上国と日本を結ぶ仕事術」について授業をして頂くことになりました。
日頃、年の半分近くをフィリピンをすごしているかたなので大変貴重な機会となります。
27歳でフィリピンと日本をスカイプを使い事業を立ち上げた加藤社長の創業奮闘から日本と海外を結びつける仕事の難しさ、楽しさ、仕事術などを中心に学びたいと思います。
・創業ストーリー
・外国人のマネジメント
・メンバーの集め方
・ミッション・ビジョン
・勝ち続けるために
ぜひ参加ください。
また当日は前半25分で代表の菅谷より日本の英語教育事情、起業事情の簡単な講義もありますので社会背景をよく把握されていない方も大変勉強になるかと思います。
レアジョブwebサイト→ http://www.rarejob.com/
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◆日時: 2010年12月26日(日) 14:15-16:40
14:15 (開場)
14:30-14:55 (日本の英語教育,起業の状況 by 菅谷)
15:05-15:55 (講義 by レアジョブ代表取締役CEO・加藤智久)
・創業ストーリー
・外国人のマネジメント
・メンバーの集め方
・ミッション・ビジョン
・勝ち続けるために
16:05-16:35 (質疑応答)
16:35-16:40 (Closing)
※16:55には完全に会場から撤収させて頂きます。
◆場所: 南大塚文化創造館(JR大塚駅南口徒歩5分)
◆参加費:500円
※当日キャンセルは全額キャンセル料がかかります。
◆定員人数:30名
◆参加方法:HPからお申し込みください。
締切が早いことが予想されますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。定員に達し次第、締め切らせて頂きたいと思います。
◆申込締切:10年12月25日(日)23時まで
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募集は締め切りとなりました。