PROJECTS
MoGプロジェクト
思考と実践の高速サイクルで挑戦を形にする
very50だけの問題解決実践×教育プログラム
March 25, 2019 - April 2, 2019
【高校MoG】カンボジア~Ashi(亜紙)~
ゴミ山で働く人を助けるバナナペーパーブランドにて日本人起業家と全力の挑戦を!
 
対象者 ・マーケティング、商品開発、販売戦略などに興味がある人
・世界の貧困や実情を自分の目で見てみたい人
・将来、自分で起業やビジネスをしてみたいと考えている人
・AO/推薦入試を考えている、AO入試に興味がある人
・手作り雑貨やインテリアに興味がある人
・高校生活で忘れられない経験をしたい人
申し込み締め切り 募集は締め切りとなりました。
事前トレーニング期間 2019-01-19 〜
現地期間 2019-03-25 〜 2019-04-02
INFORMATION プロジェクト詳細

カンボジアを汚くて、貧しくて、地雷がまだそこら中にあると思っていませんか?多くの日本人は、未だにカンボジアに対して、いやアジアの新興国に対してそう思っている人がたくさんいます。 確かに貧困問題などまだまだ課題は残されていることも事実ですが、一方で カンボジアはアジア新興国の経済成長国として、今、世界から大きな注目を集めています。 高校生の皆さんが活躍する10年後には、カンボジアなどを始めとするアジア新興国の都市で働き、活躍を期待されるようになっています。 そんな目まぐるしいスピードで成長するアジアの現場だからこそ学べることが多くあります。 日本とは全く違う環境のカンボジアのアンコールワットで著名なシェムリアップで日本人起業家と共に、一からの問題解決に挑戦します!

世界が注目するカンボジア・シェムリアップ

世界遺産の中でも有数と言われる美しさを持つ、アンコール・ワット。 その美しさは、多くの旅人を魅了しています。日本人の“行って良かった海外旅行満足度ランキング”では、トップにもなるほどの魅力を持ち、2020年までに年間観光客数750万人突破されると言われています。そんなカンボジアですが、過去の悲しい歴史を経て、近年では経済成長まっただ中です。実際に、街中にはおしゃれなカフェ、レストラン、高層ビルもかなり増えてきました。とはいっても、シェムリアップはまだ都会化はされておらず、田舎らしい人々の温かみや広大な自然も感じられる特別な街です。そんなシェムリアップでは、より良い未来を創るため、ビジネスの力を使って世界を変えようとしている日々戦っている日本人起業家がいます。

カンボジアの人々を救うために奮闘する日本人起業家

一般社団法人Kumae(クマエ)の創始者である山勢 拓弥さんは、1993年東京都生まれの世界から注目される若手社会起業家です。 19歳の時のカンボジア旅行で、偶然ある村を訪れた山勢さんは、「ゴミ山で生活をする人々」が存在していることを知りました。その光景に強い衝撃を受け「子供たちがごみ山で働かなくて良いシステムを作りたい」と5年前に村人たちの雇用創成と生活水準の向上を目的とした設立したのが、Kumaeです。山勢さんは、日本の大学に進学するも、カンボジアのゴミ問題解消に取り組むために1年で中退し、それからカンボジアの人々の生活改善という抜本的な解決を目指しています。「村人のためのゴミ山問題解消」に取り組むその姿はテレビ番組「情熱大陸」でも紹介され、アジアで活躍する日本人のひとりとして注目されています。

Kamaeのオリジナルブランド「Ashi」誕生まで

先述の通り、観光客が訪れるシェムリアップでは、廃棄される大量のゴミが大問題となっています。ゴミ拾いをして暮らしている子供たちも少なくありません。そのような環境で生活する人々が「劣悪な環境から抜け出し、村の中で働いてほしい」という想いで生まれたのが、Kumaeです。Kumaeでは、大きく2つの事業をしています。1つ目は、村人が日本語ができると観光業で高収入の仕事に就けるという考えの元、設立された無料日本語学校。2つ目は、ゴミ集積所で働く人たちのためにバナナペーパー・モノづくりを軸に置いた事業、オリジナルブランドの「Ashi-亜紙-」このAshiでは、バナナの幹の繊維を独自の方法で加工し 、頑丈で優しい手触りのバナナぺーパーで作られた製品ブランドです。いずれは、「Kumaeのバナナペーパーを“カンボジアの特産品”にしたい」という想いの元、日々、新しい商品アイディアを考えたり、マーケティング戦略を練っています。

今回のMoGのミッション

今回、高校生の皆さんには、いかにして、Ashiの商品が日本人を始めとするアジア市場に広めていけるかを考えてもらいます。そのために、創業者の山勢さんと共にKumaeのAshiが抱える課題を一から見つけ出し、新商品開発、新規マーケット開拓、観光客プロモーションという観点で、問題解決に一から挑戦します。少しでもバナナペーパーの可能性を世間に知ってもらい、ゴミ山で働く人々を救うために、チーム一丸となり、問題解決に挑みましょう!

BRIEFING & ENTRY
募集は締め切りとなりました。