PROJECTS
MoGプロジェクト
思考と実践の高速サイクルで挑戦を形にする
very50だけの問題解決実践×教育プログラム
August 1, 2018 - August 26, 2018
【高校MoG】カンボジア~Khmer for Khmer Org.~
田舎の若者にライフスキルを提供する学校で、リサイクル商品の新提案に挑みます!
 
対象者 ・アジア新興国の社会問題や生活に興味がある人
・ビジネスを使って世界に変化を起こしたいと思っている人
・マーケティング、商品開発、販売戦略などに興味がある人
・コミュニケーション能力や英語力を身に付けたい人
・受験に向けてAO・推薦入試を狙っている人
・リサイクルやエコロジーに興味がある人
申し込み締め切り 募集は締め切りとなりました。
事前トレーニング期間 2018-06-04 〜
現地期間 2018-08-01 〜 2018-08-26
INFORMATION プロジェクト詳細

カンボジアを汚くて、貧しくて、地雷がまだそこら中にあると思っていませんか? 行ったことがある方には「そんなわけないだろう!」と笑われてしまうようなことを多くの日本人は いまだにカンボジアに対して、いやアジアの新興国に対して思っている人がたくさんいます。 確かに貧困問題などまだまだ課題は残されていることも事実ですが、一方で カンボジアはアジア新興国の経済成長国として、今、世界から大きな注目を集めています。 高校生の皆さんが活躍する10年後には、カンボジアなどを始めとするアジア新興国の都市で働き 活躍を期待されるようになっています。 そんな目まぐるしいスピードで成長するアジアの現場だからこそ学べることが多くあります。 日本とは全く違う環境のカンボジアのアンコールワットで著名なシェムリアップで今夏、3つのMoGプロジェクトを用意しています。どのプロジェクトに参加するかは問題解決トレーニング開始とともにお知らせします。

世界が注目するカンボジア・シェムリアップ

世界遺産の中でも有数と言われる美しさを持つ、アンコール・ワット。 その美しさは、多くの旅人を魅了しています。日本人の“行って良かった海外旅行満足度ランキング”では、トップにもなるほどの魅力を持ち、2020年までに年間観光客数750万人突破されると言われています。そんなカンボジアですが、過去の悲しい歴史を経て、近年では経済成長まっただ中。実際に、街中にはおしゃれなカフェやレストランが増えてきたり、この1〜2年で高層ビルもかなり増えてきました。とはいっても、シェムリアップはまだ都会化はされておらず、田舎らしい人々の温かみや広大な自然も感じられる特別な街です。そんなシェムリアップでは、より良い未来を創るため、ビジネスの力を使って世界を変えようとしている日々戦っているチェンジメーカー達がいます。

Khmer for Khmer Organizationの誕生

Khmer for Khmer Organization(以下、KKO)は、シェムリアップにてカンボジア人のパリーとドイツ人のマーカスによって2009年に設立されました。KKOは、人々が自身の意思や目的をしっかりと持ち、進路や人生を切り開いていくためのライフスキルを習得するために職業訓練学校として開校されました。彼らはまず、世界中から観光客が訪れるシェムリアップにおける英語の必要性を強く感じ、子供たちへ英語を教える場を作りました。当初は貧しい子供たちへ機会を与えるためでしたが、現時点では貧富の差に関係なく、「無料の英語学校」として価値を発揮して、コミュニティの輪を広げ続けています。英語以外にも、無料で裁縫技術やオートバイの修理などを教える場を設け、農村の若者が経済的にも自立して生活できるようライフスキルを育てています。

KKOの手掛ける事業

農村の若者の人生育成を狙う職業訓練学校を運営するために、KKOは2つのソーシャルビジネスを手掛けています。1つ目は観光業。世界遺産を誇る自然と都市が見事に融合した街シェムリアップをめぐるツアー事業です。バイク、サイクリング、ハイキングのツアーを手掛けていて、アンコール寺院を訪れたり、シェムリアップ周辺の田園地帯を探索したり、村落生活の真実を体験したり、カンボジアの自然とリアルな現状を知ることのできるツアーになっています。2つ目はアクセサリー事業。使わなくなったタイヤのチューブを使った環境にも優しいリサイクル製品の生産販売をしています。タイヤから作られたとは到底思えない立派な質、高い機能性、そしてデザイン性から地元でも高い人気を誇っています。これら2つのユニークな事業が学校運営の財源となっています。

今回のMoGのミッション

今回、高校生の皆さんには、いかにしてこのタイヤアクセサリーを日本人を始めとするアジア市場に売っていけるかを考えてもらいます。使い古したタイヤから作られるアクセサリーの商品開発やプロモーション戦略を立てて、新しい市場を開拓し、売り上げを上げることで、より多くの若者にライフスキルの習得機会を与えることが出来るのです。今回の活動中には、地元の大学生と意見を交わしたり、子供たちとサッカーをしたり…アクティビティも楽しみながら、チームで一丸となってミッションに挑みます。今回は、KKOのパリーとマーカスにとっても大きなチャレンジです。彼らのミッションに少しでも近づけるように高校生全員の頭脳を最大限に活かし挑みます。

BRIEFING & ENTRY
募集は締め切りとなりました。