対象者 | ※こちらは工学院の高校生(1年生~3年生)限定プロジェクトです。 ・グローバルな姿勢を身に着け、世界を見てみたい ・海外やビジネスに興味があり実践もしながらビジネスを学びたい ・英語力を本気で伸ばしたい ・大学や将来の自分の目標のために誰も経験したことがないような経験を通してタフな頭と心をもちたい |
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申し込み締め切り | 募集は締め切りとなりました。 |
事前トレーニング期間 | 2018-02-05 〜 |
現地期間 | 2018-03-21 〜 2018-03-21 |
内戦がカンボジアで行われていたのは今から約40年前。ポルポト政権による共産主義の独裁により、多くの教師・公務員・医者・資本家が殺されました。その後ポルポト政権は崩壊しましたが、実質90年代後半まで街に戦車が走りとても平和が戻ったとはいえない状況でした。
かものはしプロジェクト始動
治安の悪い国は海外からの投資も見込めず、産業がなかなか発達しません。そのため、カンボジアでは多くの人々が職探しに困窮していました。そこで生じたビジネスが、人身売買です。取引き金額、1人30,000円。子どもたちの未来が、この30,000円で奪われてしまう。このビジネスも、全ては人々が明日の食事にありつくためでした。この問題に、ある学生たちは大きな衝撃を受けます。「どうして罪のない子どもが恐怖と苦痛に苛まれなければならないのか」。人生をかけてでもこの問題を解決したい。3人の日本人学生の覚悟からひとつのプロジェクトが始まりました。「かものはしプロジェクト」(現SUSU)の誕生です。
コミュニティファクトリー
設立から10年がたち、カンボジア国内では随分と子どもが売られる問題が減り、かものはしプロジェクトの役割もそれと共に変わってきました。いま目指すのは、農村で女性たちの仕事をつくり、安定的な収入を提供することで、都市部やタイへの危険な出稼ぎを防ぎ、人身売買を予防する仕組みを作ること。 かものはしプロジェクトが経営するコミュニティファクトリーは、い草を使った商品を製造・販売してすることで人身売買の予防を行うという、重大な役割を担っています。
多様化する観光客の消費動向
コミュニティファクトリーでは、現在100人以上の貧困層の女性を雇用。い草からコースター、ランチョンマット、サンダルといった生活雑貨を生産し、シェムリアップの観光客へ販売しています。着々と販売を拡大し、現在はシェムリアップ市内に4つの直営店を運営。これまでのかものはしプロジェクトが築き上げてきた努力と成功の証です。しかし、近年シェムリアップは世界有数の観光地へと変貌しています。新たな土産品が流々と市場になだれ込み、かものはしの今後を支えていく経営戦略の見直しが迫られています。
"I Love Cambodia"の戦略的マーケティング構築
“I Love Cambodia”は、これからますますの盛り上がりをみせるシェムリアップの観光市場のなかで、メイドインカンボジア雑貨を販売するオンラインショップ。児童買春・人身売買問題の根源である貧困を解決するために、カンボジアの貧しい農村でカンボジアの代表的な天然素材の「い草」を使用した手作り雑貨工房を運営しています。カンボジアの女性たちの自分の力で生きていきたいという夢が詰まっているこのい草工芸品の戦略的なビジネスプラン策定と実施をすることが今回のMoGのミッションです。
かものはしプロジェクト:http://www.kamonohashi-project.net/
I Love Cambodia: http://kamonohashiprj.shop-pro.jp/