PROJECTS
MoGプロジェクト
思考と実践の高速サイクルで挑戦を形にする
very50だけの問題解決実践×教育プログラム
December 23, 2015 - December 31, 2015
【高校MoG】インドネシア~Greenna~
深刻になるごみ問題を解決するべく、循環型の村を作る
 
対象者 ※こちらは高校生(1年生~3年生)限定プロジェクトです。
・グローバルな姿勢を身に着け、世界を見てみたい
・海外やビジネスに興味があり実践もしながらビジネスを学びたい
・英語力を本気で伸ばしたい
・大学や将来の自分の目標のために誰も経験したことがないような経験を通してタフな頭と心をもちたい
申し込み締め切り 募集は締め切りとなりました。
事前トレーニング期間 2015-12-01 〜
現地期間 2015-12-23 〜 2015-12-31
INFORMATION プロジェクト詳細

たくさんの日本企業が注目する国・インドネシア

インドネシアはBRICsをしのぐ勢いで成長をしており、 BRICsに劣らない経済成長を誇ると各メディアで言われることもあるそうです。 世界第4位の2億5千万人の人口を持ち、平均年齢は27歳という非常に若い人が多い国。イスラム教徒、キリスト教、仏教などが共存しているというまさにグローバル世界の中に置いてDiversity (多様性)の象徴のような国です。 ホンダ、ヤマハ、ダイハツなどの自動車・バイクをはじめ、若い人が多いのでシャンプーや洗剤など生活用品市場を狙ってユニチャームなどが成功を収めており、 日系企業も東南アジアで最も注目している国の一つといえます。

貧しい生活を余儀なくされる農家の人々

インドネシアの首都ジャカルタから車で8時間の場所にある、のどかな避暑地・ガルー。平均気温が30度を超えるインドネシアにあって、朝方には10度まで気温が下がります。ガルーはジャワ島北西部にあるインドネシアでも最も貧しい地域の一つで、人口の9割を占める人々が農家です。
しかし、ガルーには日本の農協のような都市部と地方をつなげる集配システムや物価の適正価格を維持する(農家の生活を守る)システムがありません。その結果、農民は大きなマーケットに育てた農作物を出荷するしかなく、非常に安く買い叩かれ、貧困状態から抜け出せないという事が起こっています。

農家の人が自分のお店を持てる市場

そこで今回MoGプロジェクトの現地パートナーになるアントンという若い起業家が立ち上がりました。農家の方々が自分たちが収穫をした農作物を直接自分たちで売れるように「市場」を作ったのです。
1. 農家が直接、お客さんに適正な値段で売ることで、生活を安定させる
2. 自分で商売をすることで、様々な知識やスキルを身に着け自立力を高める
3. 環境に配慮した循環型のマーケットを作る
これら3つの目的を達成するために、2010年に”Genteng Healthy Market(GHM)”(グンテンヘルシーマーケット)をオープンさせました。これはインドネシアの市場は不衛生であったり、ゴミがその地域を汚したりするという現状があり、そうではない衛生的で人々と地球にとっても優しい健康的な市場を作りたいという意味合いで名づけたそうです。

地元高校生と共同で商品の開発

260店舗が出店できるGHMでは、 ガルーの人々が通常のマーケットの約30%という非常に安いテナント料で店を開くことができ、すでに100店舗程が出店されています。今回は、現地の高校生と一緒にガルー地域のオーガニック農作物などを使った「商品開発」をします。
アントンや農家の人々へのインタビューなどを通して、GHMの意義や地域での位置づけを深堀りし、地域の循環・環境問題などを考慮した上で地元のためになる商品を考えます。マーケットで実際に販売もすることで、マーケットリサーチの基礎や、商品販売の仕組みを学びます。

アクティビティー

ビジネスの仕組みを実践から学んだり、商品開発で頭をフル回転したりする一方で、体を動かしてインドネシアの文化体験もします。
伝統音楽に触れる・演奏してみる、インドネシア料理をいただく、地元の観光スポットを訪れる(3か所程度)、地元の手工業工場に伺い職業体験をする、地元の子供たちとスポーツ大会など、地域の人々とも交流しながら貴重な体験をしてもらいます。

グローバルな感性を身に着ける

GHMの目の前には地元の学校があります。現地では日本の高校生2人に、1人の地元の高校生がつき、濃密な小チームで行動します。もちろんコミュニケーションは全て英語。英語が苦手でも、翻訳等ツールを使いながらプロジェクトを進めていきます。そのほか、
現地の学生の自宅に訪問する(宿泊はしません)
現地の生活を見学・体験(家畜の世話見学、農業活動、学校訪問)
など、本当の意味でのグローバル感覚を養っていきます。海外が初めてでも、英語が苦手でも、みなさんの想いにスタッフはもちろん全力で答えます。勇気を持って飛び込んでみてください。みなさんとこのプロジェクトに挑戦することを楽しみにしています。

BRIEFING & ENTRY
募集は締め切りとなりました。