OPEN CLASS
公開講座
プロジェクトで実施される精鋭講師陣による
事前授業・講座の一部を特別公開しています

Jun 10, 2016 19:00 - 21:30

【CHAIRS主催】アフリカ×テクノロジー×BOP~未電化地域にエネルギーを届ける~ Asian Talk vol.5

開催日時 2016年6月10日(Fri)19:00 - 21:30
料金 社会人:2,000円 学生:1,000円 会員:無料
開催場所 銀座CHAIRS
東京都中央区銀座8丁目9−13 K―18 かんべ土地 2F
定員 50人
対象者 ・キャリア形成のヒントがほしい方
・海外起業に興味のあるかた
・観光業界のマーケティングに興味のあるかた

募集は締め切りとなりました。

DETAIL
※講座の開講日時が変更になりました。
変更後 日時:6月10日 19:00〜21:30
ご不便をお掛けしますが、再度ご確認お願い致します。


デジタルグリッドという技術をご存知でしょうか?

2016年から日本で始まった「電力自由化」に合わせて注目を浴びた技術で、
様々な供給源からくる電力を計測し、どの供給源からのものを使うかの
リモートコントロールを可能にする技術です。

デジタルグリッドを取り入れていれば、例えば、雨で太陽光エネルギーが使えないときは
供給元を火力エネルギーに切り替えることが可能となり、安定したエネルギーを得ることが可能になります。

この技術に眼をつけ、東京大学発のエネルギーベンチャー「Digital Grid」の代表として
自らアフリカ タンザニアに入り込み、現地の未電化地域へエネルギーを届ける活動を
している秋田 智司氏が今回のゲストです。

「Digital Grid」が活動拠点としているアフリカでは、なんと3分の2もの人口が
いまだに未電化地域(電気が通っていない場所)に暮らしています。

アジアより数段深刻な状況を打破すべく、DgitalGridが展開しているのが、
電気の量り売りサービス「WASSHA(ワッシャ)」です。
(WASSHAというのは、スワヒリ語で「火を付ける」という意味。)

アフリカのどの村にも必ずある、キオスク(町の小さな売店)の店主に
ソーラーパネル,蓄電池,
チャージャーボックス(携帯,LEDライトなどを充電する機械),操作用の携帯電話
を貸し出すことによって、地元のキオスクを、未電化地域の人々に電力を届ける
新しい形の発電所へと変貌させる仕組みです。

未電化地域で、LEDライトや携帯電話を使っている住人が、キオスクを訪れ
携帯電話1回充電で20円といった形で、エネルギーの恩恵を受けることができます。

秋田氏をはじめとするDigital Gridのメンバーは、
すでに550件ある拠点を2016年には、さらに1500店舗までの拡大を目指して
スワヒリ語,英語,日本語が飛び交うオフィスで、日々活動を続けています。

まだ、「未踏の地」といった印象も強いアフリカの地で、
テクノロジー,現地感覚を駆使しながら、BOP層の社会課題解決に向けて
着実に歩みを進めているDigital Gridの挑戦を通じて
アフリカのBOP層の現状/課題解決と、テクノロジーの融合の勘所/未電化地域の問題
などを考えていきたいとおもいます。

Asian Talk初の、アフリカをテーマとした回となります。


【Asian Talkとは??】

「これからはアジアの時代だ!」と、ビジネスの観点で声高に叫ぶ人が多いなかで、本当に知るべき『アジア新興国』を様々なアングルから切り、持続可能な経済活動につながるヒントを学べる場を作りたい!と思ってきました。

アジアを取り巻く政治経済から文化・音楽、BOP・中間層・富裕層の台頭、イスラム(ハラール)のこと、パワー政治、起業、華僑・印僑、移民のことなどなど様々なテーマがどう未来の持続可能性につながるのか...

1年かけて、この壮大なテーマにチャレンジしてみたいと思います。
皆さんにもぜひ教えて欲しいし、協力をして欲しいと思っています。

そんな思いから、全9回に渡ってアジア・新興国を知り、僕らの”未来”を真剣に考える場として「Asian talk」を開催します。

参考記事:Tedx映像『グローバル時代のマインドセット Our decision in Globalization』
菅谷亮介
http://logmi.jp/71519

ENTRY

募集は締め切りとなりました。