OPEN CLASS
公開講座
プロジェクトで実施される精鋭講師陣による
事前授業・講座の一部を特別公開しています

Dec 9, 2007 17:30 - 18:00

「オトナの政治経済」第2回目

開催日時 2007年12月9日(Sun)17:30 - 18:00
料金 社会人:1,000円、学生:500円

募集は締め切りとなりました。

DETAIL
「オトナの政治経済」第2回目の簡易議事を記します。
またもや・・一度書いたものが消去されてしまった・・ホントへこむ・・
さっきまで書いてたものをとっても短く要約して記します。

これはすごく大事なことだと思うのですが、皆にとってのGSSの使い方を少し考えてみてください。時事にただ来ているだけだと意味がないと思うのです。
僕のプレゼンを聞いて、「ふんふん・・」と聞いているだけではサーカスを見に来ているのとあまり変わらないと思うのです。

GSSは車に例えると、、下記のような存在でありたいとおもいます。

車体=あなた自身0rあなたの専任していること

ナビゲータ and ガソリン=GSSの時事

目的地=周囲の人や社会に役立てる成果を残すこと

現在実施している時事においては、世界の動き方・企業の戦略・政治の動きを知り自分のビジネスややりたいことを模索する手助け(ナビでありガソリン)となることを願っています。
また非常にたくさんの事例や企みが重なり合っているこの時代において、先を見越していくのには複合的に物事を捉える必要があります。ですから、自分でも複合的な視点を要請できるように訓練してください。(自分で時事ニュースを取り上げて自分の力で試してみる!)

口うるさいですが、“ただGSに参加して聞いている”だけでは何の意味もないと思います。
少しづつ皆の“意見”をブツけ合わせていくような方向にしたいですね。

さて、第2回目のGSSはこれまでと異なり「テーマに沿って社会の動きをみる」ということではなく、「企業を各業種別に最新のトレンドを見ていく」という一見バラバラな内容でプレゼンを行いました。
つまり各業種別にバラバラな問題が混在しているので、少し聞いている方は“疲れた”ようですね。しかしニュースや新聞を見て各業種の問題点が少しだけ理解が深まったのではないでしょうか。よく復習してみてください。
企業の問題や改善策が見えてくると思います。

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<国際情勢>
1)ミャンマー情勢
民主化の動きを抑えているミャンマー軍事政権は国連査察を拒否。これに対して世界からは批判が浴びさせられているが中国やロシアはこれに加担しない。。
 ←第2次世界大戦中のヒトラーやムソリーニ、ヒロヒト(東条)らが同時期に滅びた理由→歴史的視点からみると中国・ロシアは反対できない理屈が見えてくる。

2)イラン情勢
イランへの戦争が始まるかどうかが密やかに水面下で検討されている。
①世界の米国離れが進む中で、米国に協力する国はそれなりの覚悟がいる。

②日本人にとっての中東は「遠い(航路の本数少ない)、怪しい、顔が違うしかも好意的ではない(SEXYと感じない)、言語が違いすぎる」ことにより無関心。

③地図から読み取れる米国の苦悩(基地問題・燃料補給問題)
←(補足)地図を眺めて物理的に気づくことはたくさんある。Geographical view(GV)は難しいことではないので日常で視点を変えたいときに多用すること。
例えば、スーパの売り場でどこに商品が陳列されているかこれをGV視点で読み解くと大変興味深いいくつかのことがわかる。(詳細は直接私に)

<地域視点>

訴訟の世界化(マイクロソフトの敗北)←グローバル化の一つの証


<自動車業界>
1)トヨタの先導的経営手法(郵政民営化への援助、GMへの資金援助、各社の合併)

2)ホンダの職人的独自経営(飛行機事業への参入、M&Aはよせつけない)
3)官僚イジメからの生き残り(タフな独自路線=BMW・ホンダ)
4)クライスラーの経営(会社名の再変更から見るブランド戦略、ドリームチーム結成)

<通信>
1)華為(ファーウェイ)の世界戦略(against シスコシステム)
・米国技術の登用(スリーコムの合併への序章)
・無借金と共産党委員とのIT企業らしからぬ密着した関係

2)USENがGyaoをTVで楽しめる機械を販売する
・広告のあり方
・余計なM&Aの頻繁な実施

3)ライブドアのいま(存在価値のなくなった会社の後始末)

<家電>
1)GEの簡易な歴史(ジャック・ウェルチの存在の重要性)
2)トーマス・エジソンという人物(発明能力以上に凄いマネージ能力)
  ←”ラボ“、”特許“という概念

<小売>
1)ウォルマートの西友買収からみる戦略と困難
2)巨大穀物メジャーと連携した集中購買からくる「Every Day Low Price」と
日本という風土・文化の違い
3)規模の論理でウォルマートと西友の物理的大きさからみた経営哲学の違い

  ※トモコから日経新聞(12/9)参照

<航空>
1)官僚経営の業種(航空など)は政治銘柄になりやすい。

ENTRY

募集は締め切りとなりました。