大学生向けフルオンラインプログラム: Leadership in Developing Countries プログラムの6期がスタートしました！

Leadership in Developing countries(LiD)は、新興国で活躍できるリーダーを育成する、大学生向けフルオンライン型のリーダーシッププログラムです。参加費は無料で、寄付金を中心に活動が実施されています。2019年から始まったこの活動ですが、早くも6期目を迎えています。今期は日本全国から約20名の大学生が選抜され、9月中旬からプログラムがスタートしています。12月のファイナルプレゼンテーションを目指し、少しでも国内外の社会事業家へ貢献できるよう参加者たちはこれから本格的にプロジェクトを進めていきます。

<プロジェクト概要>

① SALASUSU

SALASUSUは、カンボジア・シェムリアップ付近の農村地帯で女性の自立支援を行っています。カンボジアの自社工房兼学校で、最貧困層出身のカンボジア人女性たちがバックをはじめとする様々な商品を生産しながら生計をたて、そして社会で必要な就業スキルを身につけています。カンボジア発のサスティナブルファッションブランドとして売上を着実に伸ばしたSALASUSUですが、コロナ禍によってシェムリアップは壊滅状態となっています。今回のプロジェクトでは、コロナ禍でも売り上げを作るべく、日本市場開拓を狙っていきます。

② Cham Store

LiD5期でもプロジェクトを実施したCham Storeと今期も継続してプロジェクトを行います。Cham Storeは、ベトナムの少数民族の伝統文化保全とエンパワメントを目的に、ベトナムの伝統紙を用いた商品販売などを行っているベトナムの社会企業です。今回は、5期での成果物を引き継ぎながらも、創業間もない事業の方向性をさらに描きながらも、日本やベトナムの両市場での売上アップを目指します。

③ N’s Base

こちらも前回に引き続きのプロジェクトです。N’s Baseはカンボジアを中心にvery50がプロデュースする社会起業家のためのハンドメイドショップです。お店を持つことができない事業家たちが自分の商品を販売することができます。LiD2期から継続してプロジェクトを実施しているN’s Baseですが、毎期事業として前進をしてきています。今回のプロジェクトでは、オンラインショップのマーケティングをはじめ、コロナ禍においてN’s Baseを持続的に拡大させていくことを目指します。