フランス発NGO「世界の医療団」 事務局長 米良彰子さんをお呼びして、キャリアイベントを実施しました！

このイベントは通称キャリアゼミと呼ばれ、大学生向けプログラム LiD (Ledership in developing countries)のコンテンツの1つとして開催されている現役社会人1名とのキャリアセッションです。登壇いただく方に自身の学生時代や歩んできたキャリア、現在の仕事について話していただき、その後Q&Aセッションとして学生たちとのインタラクティブな場があります。国内外、官民、業界業種問わず、社会で挑戦を続ける多種多様な社会人の方にこれまで登壇いただいています。学生にとっては、自分の視野が広がり、自分のキャリアを見つめなおす有意義な機会となります。

7月に開催したキャリアゼミでは、「世界の医療団」の事務局長米良さんにご登壇いただきました。米良さんは、国際NGOのオックスファムジャパン事務局長、ハンガーフリーワールド事業部長も歴任され、バングラデシュ・ベナン・ブルキナファソ・ウガンダ・ネパール・インド・バヌアツなど様々な現場で国際協力に携わられてきました。中高時代は部活に打ち込む日々を過ごし、大学卒業後は日系のスポーツメーカーでも働かれていた米良さん。企画書を作る力やマーケティングの力などビジネスをはじめ様々な分野の経験が、世界の舞台で重要なリーダーシップの土台であると語られていました。

また、「国際協力において一番重要なこと、それは体力だと思います」というお話や「自分の好きなことからスタートした方がいい。じゃないと国際協力は続かない。本気で現地に貢献していくには長く活動を続けていくことが大切！」というお話など、長年現場で働かれている米良さんだからこその、力強いメッセージを大学生たちに送っていただきました！

「世界の医療団」の活動については、現在コロナ禍で海外での活動ができない中、ホームレス状態の方の支援などの国内活動の様子もシェアしていただき、海外にいけなくても国際協力はできることを教えていただきました。

参加した大学生からは、「コロナ禍でなかなか海外にいけない状況が続いていますが、米良さんから現場視点での国際協力に関するお話をお伺いすることができ、より自分の知見が広がったと同時に、早く国際協力の現場に飛び込みたい気持ちがより一層強まりました！」などの感想が出ました。

過去登壇者 (抜粋) 

JICA職員、ナイジェリアSaaSスタートアップ現地法人代表、総合商社、マザーハウス、外資系コンサルティングファーム、Ideas for Good (Social good なアイデアをまとめるメディア) etc…