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FOCUS第4回全国高校生SR(Social Responsibility)サミットにて、副代表の谷弘が「Diversity Mindset」と題した特別レクチャーを実施しました!

7月31日にFOCUS第4回全国高校生SR(Social Responcibility)サミットの1日目に、Diversity Mindsetをテーマに450名に向けたワークショップを実施いたしました。

FOCUSは、立命館宇治高等学校が文科省の下で開催する、世界で活躍するグローバル人材を育成するWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業の一環事業です。全世界の高校から100を超えるプロジェクトが集まりました。各校の生徒があえて違う生徒の学生とチームを組み、持ち寄ったプロジェクトを進化させていきました。

Diversity Mindsetと大したvery50の特別レクチャーでは、多様性のあるチームでプロジェクトを楽しむコツを3つ紹介する形となりました。

このワークショップを通じて、最も伝えたかったのは「多様性は救済じゃなくて、試練だよ」ということです。応急処置のように「みんな違ってみんないい」という文脈で多様性が語られることがありますが、違和感を感じます。特定のプログラムの中で認められた、脆弱な多様性がプログラム終了後にリアルな社会に晒された瞬間に折れてしまう場面を何度も見てきたからです。多様性が失われたのには、どこかの誰かが悪意を持っていたからではなく、生活を豊かにするための合理的な答えだったんだと思います。多様性があるとやはり効率よく、いい結果を残すのには邪魔なことが多いことは事実です。(5人がそれぞれ違う言語で話していたら、会議はとてつもなく時間がかかってしまいます)

一方で、多様性を無駄なものだとして排除してきたことが、イマのこの停滞感の強い社会に繋がっていることは事実で、だからこそ我々は多様性と向き合うべきということには大賛成です。でも、それは決して生易しい道ではなく、険しく、使命感をもって向き合うべき試練の道なんだと思います。very50として、日々向き合っているテーマだからこそ想いをたっぷり載せて、お話をさせていただきました。

参加者の協力もあり、ZOOMのチャット欄には毎秒のようにコメントをいただき、まるでインスタライブをやっているような気分になりました。世界をもっとオモシロクするための、決意が少しでも彼らに伝わっていることを祈っています。