R.Bさん
参加:2016年GW ベトナムプロジェクト
職歴:大手通信会社
参加:2016年GW ベトナムプロジェクト
職歴:大手通信会社
社会企業に興味があり、その支援と実践的なマーケティング等の学習が両立できることに魅力を感じたから。
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事前学習の講師の方がすごく有名な方で、仕事ばかりでは中々勉強できない内容だったし、発想のちがいに感動した。
また、グループでプロジェクトを進めることが多かったので年齢もバックグラウンドも違うメンバーとも和気藹々と作業できたことはとても楽しかった。
ワークプランを作ることや、課題の深堀方、解決の方向性についての考え方。あと気合。
社会人はとくに忙しいとか、年下が多そうなと不安が多いかもしれないが、一歩踏み出すと一皮むけた自分に出会えると思います。
参加:2016年GW ベトナムプロジェクト
職歴:日系大手メーカー営業部
1. 将来1人で生きていく力をつけるため(ビジネススキル向上のため)
2. 学生時代に平和学習サークルに所属しており、途上国の課題解決に興味があっため
3. 色んなバックグラウンドを持つ仲間と協力して何かに取り組むプロセス自体が楽しそうだったため
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全体を通してテーマであった「持続可能な仕組みづくり」という面で、仕組みの導入を現地パートナーに寄り添ってできた事、マニュアルを全て現地語に訳した事等から、かなり目標に近づけたと感じる。
自分の長所・短所、好きな事・嫌いな事など、自分を客観的にみる力がついた。また、日本でいくら考えていても、現地に行かないと分からない事が多くある事を学んだ。
日本での事前準備からかなりハードですが、やりきった後には必ず成長と最高の仲間ができます。少しでも興味があれば、思い切って参加してみることをお勧めします!
参加:2016年GW ベトナムプロジェクト
職歴:建設会社総務部
・講義で学んで終わり。ではなく、実際に現地に行き、実践するプロジェクトに魅力を感じたからです。
・マーケティング、ブランディングについて学びたいと思ったからです。
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・MoGを通してじゃないと、間違いなく出会うことはなかった仲間達と一丸となってプロジェクトに取り組めたこと。(平日だろうが、土日だろうが、GWだろうが関係なく、不平不満を言わずにプロジェクトのことばかり考えてる・課題に取り組む仲間は素晴らしかったです)
・非常に貧しい家庭で育ったにも関わらず、強く、ただただ人のために事業をやっているトワさんの思いに感動しました。
沢山ありますが…全ては、自発的・能動的に始まる。ということ、意見をきちんと伝える、ではなく、きちんと伝わるように心掛けることの大切さです。学んで終わりではなく、今後の仕事で生かしていきたいと思います。
まとまった休みに、サークル活動に打ち込む、がっつりバイトをする、趣味に打ち込む、スタディツアーに参加する、国内・海外旅行をするのも、もちろんよい経験になると思います。ただ、参加できるチャンスがあるようであれば、ぜひMoGをお勧めします。【消費】【浪費】ではなく、間違いなく【投資】となることを保証します。質の高い講義に加え、日常生活ではなかなか経験できない、海外でのビジネス実践経験は、必ず人生の糧となります。 大学生・社会人問わず、将来のキャリアについて考えるよい機会になると思います。勇気を出して一歩踏み出してみましょう!
参加:2014年秋 カンボジアプロジェクト
職歴:株式会社トランスコスモス MCM分析&コンサルティング部
日本での準備期間から、実際の現地での活動期間を通し、たくさんの刺激と学びをいただきました。
大学時代から社会起業の分野に興味を持ち、特に参加したプログラムの受入先の「KruKhmer」には、学生時代からとても感銘を受けていて、プログラムを知って迷わず参加を決めました。
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実際に参加をしてみると、思っていた以上に現地の起業家と距離感近く関わることができました。「現地で活動する起業家を称賛し、きれいな部分を見せてもらう」のではなく、課題を共有し、時にぶつかり、泥臭い部分もみつつ、真剣に向かい合うことができました。
また、プログラムの中で、起業家の方をはじめ、スタッフ、講師の皆さま、そして色々なバックグラウンドの中で一緒に参加をしたメンバーと、濃い時間を共有したことも、他にはない体験でした。
日本での活動から現地でのフィールドワークを通し、しんどいな、と思う瞬間もありましたが、普段の仕事や生活とは全く違う時間を過ごし、得ることのできないものを得て、現地での活動が終わったときは、安堵感と共に、目の前が開けていくような感覚もありました。
1. 自らの体感・実感を通して、学び・経験を得ることができた。
私は本を読んだり、勉強会に参加する、モデルケースを学ぶだけでは、なかなか消化できないタイプで、自分がいざ必要な時に引き出せる知識にはなりません。
Mogでは、現実の事業の課題に現地の社会起業家、そしてMogのメンバーと共に自分事として挑むことで、実際に仮説検証を何度も繰り返し、実感を伴って、学ぶことができました。
フレームワーク一つ使うにあたっても、目的が先にあって、その為のフレームワークを見つけていくので、応用がきくように思います。
2. 目の前の課題と向かい合い、とにかく考え抜くことの大切さを学んだ。
カンボジアでハーブ製品を作る企業の新規事業コンセプトメイキング・マーケティング等に挑みましたが、本当に答えの見えない課題ばかりでした。
その中で、そもそも何が課題なのか、自分たちは何に挑むのか、という課題を設定するところに、最初に非常に時間をかけました。一度課題を設定してからも、何度も何度も問い直し、その課題に自分達が挑む意味も問い続け、一つの課題をさまざまな角度・視点で何度もとらえ直しました。
これにより、常に目的・課題を意識していることになります。目の前の積みあがったモノをこなすのではなく、常にベストプランを考え、行動を起こすことにつながりました。
3. 現地の社会起業家のパワーと突破力
実際に、現地で活躍する社会起業家の姿を身近で感じられたことは、貴重な学びになりました。
現状の事業が回ればいいのではなく、自分たちの提起する社会問題へのコミットを高め、ビジネスとして停滞しないためにも常に仕掛けて前進していくパワーと強い意志には、改めて感銘を受けました。
いま私は、地域の中で産業化や住民の自立を目指すプロジェクトに携わっていますが、日々忙殺されると、目的が見えなくなり、物事を掘り下げて考え抜くことができなくなってしまうことがあります。そんな時、Mogで学んだことを思い起こし、課題意識に立ち返り、もっとできることはないか、今のやり方がベストなのか、自問自答します。
参加:2014年秋 カンボジアプロジェクト
職歴:医療機器メーカー 事業企画職
自分が仕事で培ったスキルを人のために使い、また自身もマーケティングのスキルアップを目指すために参加しました。
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MOGは講義だけではなく、現地での実践があったので実用的だと感じことと、一番は私が参加したプロジェクトのテーマが魅力的だったことです。(よく一人旅をする東南アジアの一国で、スパフリークの私が、女性の自立支援のために開業するスパのマーケティング戦略を考えるなんて、楽しすぎた)
自分が戦える土俵で、やる気のあるメンバーと無我夢中で課題に取り組めた機会そのもの。特に現地の2週間が本当に楽しく、人生の中で非常に貴重な経験の一つのになりました。
もし、MoGに参加しなければ、安宿に泊まることも、夜な夜な仲間と本気で議論することも、あの最後の達成感もなく、先が見えた日々を淡々と過ごしていたと思います。ありがとうございました。
普段、いかに頭を使わずに、中身のない仕事をしているかが、さらによくわかりました。また、MoGで経験したわくわくするようなマーケティングの仕事をしたいと、次の目標ができたことです。
大学生から社会人まで、色んな人と一緒に課題に取り組むのは非常に楽しく、日頃の仕事やセミナーだけでは得られない貴重な経験がたくさんできます。物の見方が変わったり、チームワークやリーダーシップとは何かを考えさせられたり、戦友ができたり、自分の限界を超えることもできるかもしれません。
私は一生に一度の素晴らしい経験になりました。参加するにあたり気になる点はVery50さんに納得いくまで質問し、あとは躊躇なく飛び込んで欲しいと思います。
参加:2013年夏 フィリピンプロジェクト
職歴:建築設計事務所 勤務
以前から発展の最中にあるアジア諸国を旅したいと考えていましたが、普通の旅と比較して得られるものが大きいと考え、参加を決意しました。事前説明会における代表・菅谷氏の忌憚の無い話し方に、他の国際協力系のスタディーツアーとはどこか違った「ガチンコ」な印象を感じたことも、参加に踏み切る後押しとなりました。
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どの授業においても、チーム内ブレストなどを経て発表をするというような、常に参加者のアウトプットが求められました。漫然と話を聞くのみの講演会とは異なり、緊張感を持って授業に臨むことで、自分の実感を伴ったより深い学びを得ることができました。
国内ワークでああでもないこうでもないとチームで必死に考え抜いた仮説を実際に現地で検証し、そこで新しい発見を得て、「それはどういうことなのか」と更に突っ込んで考える。短期間で結果を出さなければいけない緊張感の中で、頭と体をフル回転させることは正直かなりキツイものでしたが、目の前にある課題と真剣に向き合うことは、大変楽しく刺激的でした。
仲間がいることが支えになる部分も大きかったと思います。
・「そもそも」を意識する考え方。
目の前の課題に対して、「自分たちはそもそもなんの為にこれをやっているのか」ということを常に意識する考え方を養うことができたと思います。プロジェクト当初、具体策に入っていく前に、まずパートナーである起業家・プロジェクト・自分たちMoGチームのそれぞれのミッションについて時間をかけて考え抜いた経験を通して、その重要性を認識できました。
また、現地でのインタビュー時など、具体的行動においても常に「そもそも」の目的を意識して、その目的を達成するために柔軟な姿勢を持つことも大切だと感じました。これは、ともすれば基本的なビジネススキル本に書かれている内容かとも思いますが、実際のワークを通じ身を以て得られる感覚はやはり違うと感じています。
・「現場」を通しての人との出会い。
経営者としてのパートナーの背中を間近で見て、その決意や葛藤、考え抜く姿勢などをリアルに感じることができました。デザイナーとの恊働では、視覚的な形での表現により人を感動させることができる「デザインの力」を肌で感じました。フィリピンの現地サポーターとMoGgerとの間で確執が生まれたこと、そしてそれを乗り越えた経験。新興国を生きるリアルな人々と深く関わることで、考えさせられる部分も多々ありました。
何よりも同じチームのメンバーとの出会いがあります。頭も体もクタクタになりながら、そして時にぶつかりあいながらも、互いに協力して前に進み続けなければいけない状況下で、他では得難い深い信頼関係が生まれました。
私の場合は幸い転職期間中に参加することができ、比較的MoGの活動にコミットすることができました。仕事をしながらの参加は、生半可なものではないと想像できます。
しかし、このプログラムは、本当に真剣に取り組む人にはそれだけの成長を約束してくれる器を備えています。国内・国外いずれの活動においても、「当事者」としての責任や考えを求められます。
これは、若い社会人にとても重要なことだと思います。ぜひ、飛び込んで、なりふり構わず取り組んでみてください。
参加:2013年春 バングラデシュプロジェクト リーダー
職歴:上場企業(メーカー) エンジニア職
・幼いころから家族でユニセフに募金していたり、学生時代にはバックパッカーとしていくつかの途上国を旅するなど、途上国開発に漠然とした興味があった事
・学生時代から、勉強会を開催する学生団体を立ち上げたりと、「人間として成長し、何かを成し遂げたい」という想いが強かった事
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この2点の背景に加えて、単純に「面白そうなプログラムで、よい経験になるな」と感じたので参加を決断しました。
授業で教えられるフレームワークや考え方などは、ビジネス書に掲載されている基礎的な部分が多かったですが、それを現地で活用することを想定して授業内で実際に使用して理解を促すような授業になっていました。
加えて、講師の方々に直接質問し、今まで疑問に思っていた事を明らかにする意味で、有意義な時間でした。また、事前授業ではグループディスカッションの時間もたくさんあったので、その中でさまざまなバックグラウンドを持つ方と議論できた事もよい経験になりました。
今回のプロジェクトは、バングラデシュの首都ダッカから南西に車で9時間のモレルガンジという地域で、雨水を貯めるためのタンクを販売するNGOをコンサルティングするものでした。
普段接する事のない、年齢、職業、さまざまなバックグラウンドをもった人達とワイワイ議論し、フィールドワークをして過ごす11日間は、濃密で刺激的なものになりました。NGOの代表とのディスカッション、病院や役所、マーケットでのヒアリングは、スタディーツアーとは違い、主体的に動き・考える事が求められるため、何を学び・何を得て帰るかは自分達次第です。
チームメンバー12人で1つのモノゴトに取り組む積極性からもたらされる充実感、日々新しい気づきが得られる楽しさ、自分達のアイデアがすぐに実行されるスピード感等、日頃の仕事では、味わえない貴重な体験ができました。
また、水問題を抱えながらも楽しそうに過ごしている人達と接してみて、幸せとは何かを自問自答。現地での充実感と日本での生活の対比からの自問自答。
内省するきっかけをたくさん与えられ、その時間を十分に持てた事もよい経験です。
現地の活動を通して学んだ事は大きく分けて、以下の3点です。
1.リーダーになる上での自分の課題を知った事
2.現場を知る事の重要さを知った事
3.途上国開発に“フルタイムの仕事”として取り組むというよりは間接的にコミットしたいとわかった事
今回はチームリーダーを務めさせていただきましたが、現地では当初考えていた事が覆される事の繰り返しです。その中で、チームを適切にマネジメントする事ができずメンバーを迷わせてしまう事が多々ありました。引率で同行した菅谷さんの力を借りつつ進めていかざるを得ない自分に、情けなさを感じましたが、自分の中での課題が見つかった事は非常に良かったです。
また、今回のプロジェクトではレポートから事前に情報が得られた事、途上国に慣れたメンバーも多くいた事から現地に行く前にある程度精度の高い分析ができたと考えていました。しかし、現地でのヒアリングをしていく中で、想定していた事が覆されたり、逆に有用な情報を得たりと、現場を知る事の重要性を肌で感じる事ができました。
今回のプロジェクト参加に当たっては、「途上国開発にフルタイムの仕事として取り組みたいかどうかを明らかにする」という目的もありました。今回の活動を通して、企業の経営の第一線に携わりながら間接的に違ったアプローチでコミットしたいという想いが強くなりました。これは一つ、自分にとって非常に重要な決定になったと思います。
MoGへの参加を検討しているからには、きっと何か社会で閉塞感を感じていたり、変わらなければいけないという意識を持たれたのではないでしょうか?
そんな時のMoGへの参加は、確度の高い処方箋です。実際私自身、参加前と後では思考回路が変わりました。ここまで述べてきたような事が起きれば、そうなる事が分かってもらえるかと思います。
経営コンサルタントの大前研一さんは、「人間が変わる方法は3つしかない」と言っていました。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つ全てを大きく変えることができる、それがMoGです。
短期的に変えるだけなので、きっかけにすぎないかもしれないですが、数年後大きなものとして返ってくるのは間違いないという強い実感を得ています。
参加:2012年夏 ベトナムプロジェクト
職歴:外資系金融 セールス職9年目
・閉塞感の打破への期待
入社以来ずっと同じ仕事をしていて、外の空気を吸いたくなったこと、自分の歩んできたキャリアを見つめ直したいと考えていたため、参加を決意しました。
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・「オトナの政治経済」
公開講座として実施されている「オトナの政治経済」にほぼ毎回参加しており、1回3時間の授業の内容がとても濃く充実していたので、現場での実践にトライしたくなりました。
有休や休日出勤の代休などをうまく組み合わせ、土日を挟んで1週間の休日を取得することができたため、参加しました。
日本で行われた事前トレーニング授業やミーティングも、土日に行われるものが中心でしたので、参加することができました。
実践と理論が同居する質の高い授業です。
【特に学ぶことができたと感じるポイントBest 3】
1. 思考・状況整理スキル
無駄・漏れ無く説得力ある結論を導く方法(ロジカルシンキング・3C・4P・Custmor分析8steps etc)を習得。
2. 弱点の自覚・改善
会社のOJTで習得した断片的な知識・行為が、経営学上どう分類されるのかを学習・体得。
3. コミュニケーションスキル
質の高い講師陣/起業家、ほとんどが平成生まれのチームメイトとの協同作業の中で、鍛えていただきました。
充実、発見、共感、違和感、昇華、心地よい疲労(精神/肉体)、苦悩、Breakthrough、自分の限界への挑戦、達成感。
「途上国の子供の笑顔が見たいといったようなスタディツアーや、魚は水の中に住みなさい的な結論を出して仕事した気になる”MBA”や”コンサル”の様な浅いアウトプットで満足するなら他でやって」という菅谷代表のもと、毎日朝から深夜まで皆でワイワイ、プロジェクト先のC2Iを世界ブランドにするための明日の具体的な一歩を熟考して手足を動かす日々は充実そのものでした。
・自分の中の無形資産の棚卸し
・人生観/職業観の見直し
・たくさんの頼もしい仲間
世界は広く、命には限りがあり、価値を共有できる仲間と共に、付加価値をこの世に生み出し続けることこそが生きる意味だと再確認しました。
田んぼを吹き抜ける風、満天の星空、山の端に沈む太陽に包まれながら、日々その喜びを強く感じられたことに感謝しています。
平成生まれの若者が個性豊かに日々目覚しく成長していく姿も眩しく、多くを学ばせてもらいました。
Stanford,Harvardのビジネススクールに行かずとも、パワフルな問題解決力を、大塚で、アジアでゲットできます。
「旅で人生を変える」といった類の本を読んでいらっしゃる社会人の方、MoGはきっと、あなたの人生を変える旅になります。
参加:2016年GW ベトナムプロジェクト
学校:慶應義塾大学経済学部3年
今までの人生、偶然性に助けられたり、行き当たりばったりの生活を送っていたため深く考えることをあまりしてきませんでした。しかしこのままではいけないと思い、論理的な思考力を始め、自分で課題を発見しそれを解決することのできる能力を身に付けたいと思ったため参加しました。今まで社会人の方と一緒にワークをしたことがなかったので自分の立ち位置を知るいい機会になると思ったたのも理由の一つとしてあります。
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現地でヒアリングをしている際に、リエンさんやトワさんの笑顔が見られる場面が何度かあってそれがとても印象的でした。人に笑顔を届けている実感が持てて、それがいかに幸せなことなのかを感じ取ることができたと思います。
現地でのグループワークでは、新規商品開発で同じメンバーの方とずっと一緒に作業をしてきて、日本で準備してきたものが少しづつでも形になってきている感覚を味わえて非常にワクワクした。また、商品改善の際に、ターゲットを設定することの重要さを肌感覚で理解することができ、一種のアハ体験をしました。理論だけではなく、実践を通して学ぶ事はこういうことなんだと感じられたことが大きな喜びでした。
渡航中の前半部分は自分一人で考える時間が多かったのですが、パートナーの方が来た後に二人で議論していると自分の考えが整理させれて、チームで行動する意味、その必要性を深く認識することができました。
学びの数は計り知れないほどですが、特にワークプランの重要性と設定の仕方、仲間の個性や強みを最大限に生かして成果を出すことの難しさを学びました。得たこととしては、常にゴール・目的を意識して考えること、問題の本質を捉えること、さまざまな視点で物事を捉えることを日常的に意識づけて思考できるようになったことです。
多少のお金はかかりますが、MoGから得られる学びや経験を考えるとこの値段は安すぎると思います。成長意欲の強い人、時間のある人、少しでも興味のある人は絶対に参加するべきプログラムです。
参加:2012年春 ネパールプロジェクト / 2012年夏 インドネシアプロジェクト / 2013年夏 フィリピンプロジェクト
学校:青山学院大学 国際学部4年生
2年次になぜかネパールに単なる旅行やツアーでなく大学の専攻でもある国際協力、途上国開発という視点と結びつけて行きたいと考えていました。そんな中でMoGの「国際協力×問題解決」というキーワードが気になり、ネパールプロジェクトの説明会に参加しました。
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他のスタディーツアー、ボランティア云々よりも、ただ参加するだけではなく事前にしっかりと準備をして赴くことなどから、頑張り次第ではこんな私だけれどもパートナーの力になることができるのかもしれないと思い参加を決意しました。
社会の問題に経営分析やマーケティングという視点を組み合わせることで、現地で起きている問題の本質をとらえ、利益を生み出しながら持続的な発展を考える、というプロセスは私にとって何もかもが初めての経験でした。考え方、発想力、マーケティング分析、ヒアリングの方法など・・・一線で活躍されている方の授業は非常に面白く楽しい一方で難しく感じました。
しかし、目の前の答えのない世界にどう切り込んでいくのかという強力な武器になることは確かで、積極的に取り入れ、皆で補い合って試行錯誤で分析し、議論を進め、仮説を立て、現地でのアクションプランを組み立てていくことでそのような思考などが徐々に身についていったと思います。
1. ネパール
私のチームのミッションは、先進国からの寄付からの自立のための村のツーリズム化に伴って、ゴミの散乱する村をキレイに保つように村人の意識を変えることでした。村を歩けば華麗にゴミをポイ捨てする村の方々にショックを受け、日々のイレギュラーな事態に翻弄され、何かしようともそう簡単にうまくは行かない、結果を求めるなかで途上国ならではの歯がゆさ、もどかしさを痛感しました。
その一方で、途上国のゆったりとした農村の本当のありのままの暮らしをなんとなくではなく、“ゴミ問題”という視点にから捉えて、農村の循環と外部からのモノの流入などさまざまなことに思いをめぐらせた日々を過ごしました。
2. インドネシア
プラスチックバックから作ったプロダクトのマーケティングに取組みました。新興国の非常に深刻な環境問題の意識を高めたいというメッセージが込められたプロダクトを多くの人の手に渡らせ、収益化してサステナブルな活動を行っていくことの難しさを痛感しました。アクティブで明るく可愛らしい愛されキャラの経営者ニーナさんや元気いっぱいの現地の大学生たちと共に日々全力で過ごしました。
3. フィリピン
グランマのナプキンプロジェクトにおいて、主に販売員の育成を担いました。初めての日本人のパートナーのプロジェクトであり、そもそものところで異国の人間がコミュニティーに入りこんでアクションを起こすことの難しさを痛感しました。
一方で、不確定要素満載、且つまだ不安定なプロジェクトにおける経営者の葛藤や強い決意、決断に触れる機会はプレーヤー気質の私にとって非常に学びが大きかったです。
1. 考え方
MoGにおいて何もわからないところから分析して建設的に事実を元に仮設を立ててそれベースに動いていくこと、その過程での思考を港共有するために一人でも考える、纏める、という作業を繰り返すことで以前に比べてしっかりと考えるという筋肉がつきました。学校の授業のレポートでさえMoG参加後は書き方も意見もさまざまな授業で評価されるようになりました。
2. 自分を知る
チームの仲間と密度の濃い時間を過ごす中で、自分がどんな人間なのか、何が私のよい所で、悪いところなのか、苦手なのか、集団内でどんな役割に向いているか、そして他の人に私はなにが貢献できるのかを知ることができ、少しだけ自分にも自信が持てるようになりました。
3. 柔軟さ
予想外すぎる事態がぽんぽん起こるのが新興国、途上国、同じ文化を共にしていない人達との関係であり、これを楽しむ度胸やすぐにフォローを考えて動く、動きながらでも考えられる柔軟さが身につきました。
また、私が主体でなく、現場の当事者の意識を持って考える、ターゲットの立場に立って考える、経営者の立場になって考えてみる、原点に立ち戻って考える・・・などさまざまな角度から柔軟にものごとを考えることも身につきました。
参加:2013年夏 カンボジアプロジェクト リーダー
学校:東京工業大学大学院 修士2年
・実務としてコンサルタントの経験がある人とプロジェクトを取り組んでみたかった
・社会起業家の想いに直に触れてみたかった
・就職前に東南アジアでのビジネスを体験してみたかった
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起業家として実務を経験した講師陣ばかりで、「理論」だけでなく、「実体験」を交えながらの授業だった点が良かったです。
現地に行く前に、事業を進める上での理想と現実を学べた事は本当に大きかったと思います。
現地での活動を通して強く感じたのが、「体験してこそ初めて理解できる」ということでした。 社会起業家の方にしてもサンボー村にしても、実際に見て、会って、話して初めて理解できた気がします。 そしてその中で、彼らの本当の課題に触れられたと思っています。
また個人的にはスケジュール管理が本当に苦手で、何度も迷惑をかけてしまったという反省もありました。 「課題の設定」とそれに対するMoG期間内での「時間、人材の把握と割り当て」が本当に難しかったです。
また、余談ではありますが、カンボジアのサンボー村は絵に描いたような自然が存在しており、神秘さとどこか懐かしさを感じさせる素敵な場所でした。
正直数えきれないほどたくさんあるのですが、特に推したい点を3つ挙げたいと思います。
1. 物事を深く考えること(個人として)
→「なぜ?それで?本当に?」を繰り返し、突き詰めることで、クリティカルな課題を設定する
2. チームを作るということ(リーダーとして)
→誰しも得意不得意があり、それを把握し目の前の課題に当てはめ、個々の能力を最大限に活かすことの難しさ
3. 社会起業家の熱い想い(1人の人間として)
→何があっても、たとえ批判されても自分の信念を貫くその姿勢
MoGの最中はもちろんですが、帰国後振り返ってみて、改めてMoGの良さを再認識しました。
正直きついです(笑)。
MoGの期間中、頭が常にフル回転していました。大半は空回りでしたが(笑)。
また、生きるうえで考え続けるということの大切さを身にしみて感じた気がします。
そして、MoGに集まるメンバーも魅力的な人が多く、常によい影響を受けることができました。その中でチームを組み、1つの課題に挑戦していくことはとても刺激的でした。
頭と足をフルに使い社会課題に挑戦したい方、オススメです。
参加:2009年夏 ネパールプロジェクト / 2011年夏 バングラデシュプロジェクト リーダー / 2012年夏 ベトナムプロジェクト リーダー / 2013年春 ベトナムプロジェクト
学校:明治大学 経済学部卒業(外資系戦略コンサルティングファーム勤務)
僕は2009年のネパールMoGに参加したのですが、この2年間で自分がどれだけ成長したか確かめたくてプロジェクトに参加する事を決めました。
また、今回はリーダーという周りを引っ張っていく立場として参加したいという思いがありました。
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事前授業は3C分析や4P分析といった経営分析の手法や、英語でのインタビューの方法を学ぶ授業、文化や生活が異なる人々とのコミュニケーションの心得を学ぶ授業など、とてもレベルが高く、吸収するのに苦労する部分もありました。
経営コンサルタントや起業家といった、実際にビジネスの最前線に立っている講師陣の授業は、大学で受ける授業とは一味も二味も異なり、結果を出すためには何を考え行動したらよいかという実践的な学習をすることができたと思います。
バングラデシュのハティヤ島という外国人が滅多に立ち入らない場所で約10日間生活しました。
電気やガスなどのライフラインがほとんどなく、住人の多くが藁葺き屋根に住んでいるなど、文化や生活習慣が日本とは大きく異なっていましたがその違いを楽しみながら毎日を過ごすことができました。
島でたびたび起こるサイクロンから人々を守るために、避難訓練の啓蒙活動をするというのが今回のプロジェクトの目的だったのですが、日本で想定していたことと、現地で起きていることが違うということが何度かありました。
どんな場面であっても人と何かを成し遂げるためには、しっかりとしたコミュニケーションを取る必要があると強く実感しました。
現地の人々の生活の中にしっかり入り込んで物事を見て、当事者意識を持って考えることができたという経験がとても大きかったです。
住んでいる地域が違うということだけで、ここまで生活環境や教育を受けられる機会が大きく違う物かと身を持って体験する事ができました。現地で起きている問題や課題、人々の苦労を目の当たりにして、世界がいかに広いかという事を実感しました。
MoGは観光地以外の場所や英語が通じない場所に入りこんで、その土地が抱える問題を知り、解決するために現地の人と同じ目線で一緒に考えてアクションを起こします。
こういった点がバックパック旅行やスタディツアーとの大きな違いだと思います。
僕は3年生の夏休みにバングラデシュプロジェクトのリーダーを努め、その後の就職活動では外資系コンサルティングファームに内定をいただくことができました。
振り返るとプロジェクト全体を通して現地の生活に密着し、現地では何が起きているか、住民には何が求められているかという事実を基に常に考え行動することで、論理的思考能力や問題解決力を徹底的に鍛えられたことが大きな糧になったと思います。
今まで以上に日本の企業や若者が海外に出て行くべきだと言われている中で、途上国の現場でプロジェクトを実行し、プレッシャーの中で結果を出すという経験を大学生のうちに経験できるということは、今後の人生において大きな糧になりますし、就職活動においても大きな武器になるのでぜひ参加してみてください。
参加:2011年夏 インドネシアプロジェクト / 2012年夏 インドネシアプロジェクト リーダー
学校:慶応義塾大学 経済学部4年生
以前から円高や日本企業の海外進出に関するニュースなどに関心を持っており、日本だけでなく海外でも活動できる人間になりたいと漠然と思っていたのですが、実際に何をしていいか分からない状態でした。
そんな時に大学の友人からMoGを紹介され、参加すれば一歩が踏み出せると感じ、参加することを決意しました。
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僕は今までマーケティングや経営分析に関して知識も関心もなく、事前授業のマーケティング講座では聞いたことのないワードや概念ばかりでしたが、 プロのコンサルタントの方々から受ける授業は知的好奇心が掻き立てられ面白かったです。
ジャカルタ郊外のチサロパ村で活動をしていました。
イスラム教徒の文化や生活に触れたことがなかったので最初は不安を抱いていましたが、ホームステイ先の家では一緒に食事をしたり歌や踊りを踊ったり、インドネシアの文化や人々の日常の暮らしを楽しむことができました。
また、到着早々村のあちこちにゴミが散乱しており、村が抱えるゴミ問題を目の当たりにし衝撃を受けました。
ゴミ拾いの意識を持たせるために、住民と村内一斉清掃イベントやサッカーをしたのですが、終わってみると言葉が通じない相手なのに、お互いのことをよく知っている仲のよい友達だと思うことができました。
一緒に体を動かし汗をかくことで一気に心の距離が近づくのだと実感することができました。
ニーナとともに行動してみて、彼女の人を惹きつける性格など起業家としての優れた性質や意志の強さを間近に感じた一方で、若い女性リーダーならではの悩みや、彼女の不器用で人間臭い一面を垣間みることができました。
そんな彼女と同じ目線で村の問題を解決する、エコバッグの売り上げを伸ばすという責任の大きなプロジェクトに参加できたということはかけがいのない財産になったと思っています。
帰国後は充実感でいっぱいだったのですが、今は「これで終わり!」というよりも、MoGがきっかけになって気がついたこと、学んだことを日本でも継続して努力を続けなければいけないと思っています。
MoGに参加してみて、これからの大学生活をどのように過ごしたらよいかという指針が定まったような気がします。
行って帰ってきて終わりではなく、これからが学びの始まりだと実感しています。
僕は参加するに当たり、目的が明確に決まっていなくても、自分がこれから何を学ぶべきかを見つける場所としてMoGはいい機会になると思います。
新しいものに触れる体験や量がかなり多いので、まだ自分の将来の目標や、やりたいことが定まっていない人はぜひ参加するべきだと思います。
参加:2011年夏 インドネシアプロジェクト リーダー
学校:一橋大学 社会学部卒業生(証券会社勤務)
これまでの大学生活3年半の間、海外に行ったことがなく、大学卒業や就職を前に海外で現地の人と活動したいという気持ちがあったのでMoGに興味を持ちました。
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アショカ財団Young World Change Makerに選ばれているニーナ氏に実際に会ってみたかったですし、彼女のもとでビジネスの体験をしたいと思いインドネシアのプロジェクトに参加する事を決めました。
リーダーとしてプロジェクトに参加させていただきました。 特に印象的だったのはエコバッグを作っている町の女性たちに日本で考えた販売計画を伝えたところ、 実際に実行する事が難しいという事が判明し、計画を改めて練り直す必要があったという事です。
日本人メンバーや現地の人々との役割分担、情報共有の難しさを感じましたし、物事を俯瞰して見る、考えることが大切であると実感する事ができました。
単なる旅行やスタディツアーではなく、僕らは町の人々の生活や将来に関わる大きなミッションを実行しているのだと自分たちに言い聞かせ、目先の課題をこなしていくことと、目指すゴールをいかに近づけるかをメンバーたちと常に確認し合いながらプロジェクトを進めていきました。
実際にエコバックを町行く人に買ってもらったり、売り上げが伸びた時はとてもうれしく、達成感がありました。
今回のようにチームで時間をかけて計画を練り、時には衝突し辛い思いをしながらも、 遠い国で結果を出したという体験は、将来振り返った時に自分を奮い立たせる自信の源泉になると思っています。
インドネシアで触れたニーナの情熱は、自分も負けていられないと思い出す度に励みになります。
リーダーとしてチームを引っ張りプロジェクトをやり切ったことが、今後、就職して企業で働いた時に活きてくると実感しています。
僕は、就職活動を終えて卒業するまでの間は自分のキャリアプランや将来の夢についてじっくり考えることができる最後の時間だと思っていました。
社会人になる前に自分の将来の夢やどんな社会人になりたいかというビジョンをより明確にしたいという思いが強くありました。
内定を取得した後の夏休みにこのプログラムに参加し、事前トレーニングの講師や現地の起業家の仕事に対する情熱に触れたこと、 新興国でビジネスの現場に立ち、若い国々のエネルギーを肌で感じたことで、入社までに自分が身につけるべき能力や、入社した後に どんな価値観で仕事に臨み、どんなキャリアを歩んでいきたいかが明確になりました。
内定を獲得し卒業を控えている人にこそ、入社前にMoGを利用して広い世界を知り、新興国でのビジネスを経験し、自分を高めて欲しいと思います。
参加:2012年夏 ベトナムプロジェクト / 2013年春 ベトナムプロジェクト(StayMember)
職歴:デザイナー
MoGに参加したのはちょうど会社を退社した転職の合間のタイミングで、途上国を訪れたいと思っていた時に、デザイナー繋がりの友人から、オススメのプロジェクトがあるとMoGを紹介してもらったのがきっかけです。
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途上国の現場でデザイナーはどういう役割を担うことができるのかを知りたいと思い、ただのスタディーツアーではなく、問題解決型プロジェクトであるMoGに参加を決めました。
ベトナムのハノイからバスに揺られて3時間半のところにある、マイチャウというところに2週間滞在し、みんなで蚊帳の中で寝て、現地の生活を送りました。
少数民族や障害を持つ方々によって作られる民族工芸品の売り上げをあげていく仕組みをつくるために、デザイン、ロゴマーク、プロモーションツールの作成までデザイナーとしてブランディングに広く関わりました。
しかし、正直ブランディングなんて言葉が使えないくらい基礎の基礎からの作業でした。その場所だからこそ抱える問題がたくさんあり、日本で働いていたときとは違う方法を探りながら進めるのはやりがいがありました。
満天の星空の下でロゴを考えたり、のどかな田園風景の中でアイディア出しをしたりすることは、日本のデザイン事務所で働いていたときではあり得ないことで、とても新鮮でした。
現地の人たちと生活を共にし、一緒に問題解決に取り組むことで、美大に通っていたりデザイナーとして働いているだけでは経験できないこと、出会えない人たちと出会うことができました。
日本で毎日当たり前のように仕事で行っていたことが、現地の人たちにとってはすごく必要な力で、こんなにも人を惹き付け、大きな力になれることだったのだと気づきました。と同時に、現地に入ってみないとわからない新しい自分の仕事の在り方について考えるきっかけになりました。
商品のデザインを考え、それを現地従業員につくってもらったとき、指示を勝手に変えて作り、笑って「間違えちゃったの」と言われたときは、そんなこと日本ではありえないことで、本当に悔しかったです。だけどデザインの重要性の認識、ものづくりに対する姿勢が自分の常識とは全く違うことにそのとき初めて気づきました。
そのことに気づいてからは、一緒にプロジェクトを行う現地の人との人間関係が、いかに大切かを学びました。仕事を行う上で人とよい関係を築くこと、自分の考えを伝える前に相手の考えを知ること、ブランドや商品を見る前にそれを作る人たちと向き合う。
違う環境に身を置くことで、仕事では毎日の忙しさで当たり前だと感じてしまうことも、いかに大切にしていかなければいけないことなのか再認識しました。
さらに、歳が離れているからこそ、学生のチームメンバーたちを客観的に見ることができ、環境によって動きを変えていける柔軟さ、親身になって人の話を聞く忍耐強さ、影で人を支える優しさを見て、学生メンバーの彼らから学ぶこともたくさんありました。
日本で社会人として働いていると、なかなか長い休みが取れずに、こういったプロジェクトに参加すること自体、難しいと思います。
でも社会人として休みもなく毎日必死に働いている人こそ、MoGに参加して欲しいと感じます。
普段の仕事を客観的にみつめ、広い世界から多くのことを学ぶことは、日本での仕事にも必ず活きると思います。
学生と社会人の差を最初は気にしていましたが、自分のやるべきことを必死にやる環境だったので、「学生」だから「社会人」だから、ということは何もなく、「発展途上国で自分の得意なスキルを生かし、問題解決にあたる」という感覚でした。
また、既にデザイナーとして働いている社会人だけでなく、デザインを学ぶ学生にもぜひ参加してほしいと感じました。
途上国でもデザインの力が大きく必要とされていること、実際に役に立てること、デザインは先進国だけのものではないことを実感できるすばらしいチャンスだと思います。途上国という場所で、やれることはもちろんたくさんありました。でもそれ以上に発見し、そこから学ぶことがたくさんありました。
MoGに参加したことで、今後のキャリアを形成していく上で自分の視野を広げ、また新しい視点で自分の仕事に取り組むことができる様になったと強く感じています
参加:2013年夏 ベトナムプロジェクト
学校:東京芸術大学美術学部デザイン科
私の通う大学では、浪人生が多い為か、自分のやりたい事や作品形態などが明確な人が多く、彼らはグループ展やさまざまなコンペ、プロジェクトに積極的に参加しています。しかし私は、自分が何をしたいのか全く分からない状態で、課題以外の事に踏み出すこともできず、ただただ焦るばかりでした。
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そんな時、高校の友人から紹介されたのがMoGのデザイナーです。どのようなプロジェクトであるのか、当初はあまり理解できていなかったのですが、とにかく参加することが自分の大切な一歩につながるのではないかと思い、参加することを決意しました。
ベトナムのマイチャウという地域で活動しました。暑過ぎて化粧は崩れてしまうし、虫は多すぎて慣れるしかないような、そんな場所を私は日本とは比べものにならないほど不便に感じました。しかし、人々のあたたかさや一生懸命さに日々触れることで、次第にとても居心地のいい場所になっていきました。久しぶりに素の自分になって、楽しく有意義な活動ができたと思います。
MoGに参加したことで、デザインは人のためにあるのだと改めて実感しました。自己満足でしかなかった学校の課題とは違って、MoGでは人と直接関わり何かを伝えなくてはいけませんでした。他人の意見を聞いてアウトプットする事は考えない分いつもより簡単に思いましたが、言葉がなく曖昧なものがその分増えて、とても大変に感じました。とてもいい経験になったと思います。
私はMoGの参加に対して、当初から強い目的や意志がしっかりとあったわけではありませんでしたが、自分の視野を広げることはもちろん、デザイナーが一人しかいないという環境の中で自分の技術力を知ることができました。
必ず自分にプラスになるプロジェクトです。ぜひ、参加してみてください。
2012,2013,2014 Vietnam
That was a fateful story to me and Hoa Ban+ even though Hoa Ban+ project is quite complicated to MoG members. Hoa Ban+ was established after the first MoG project in Sep 2012. Introduced by CSIP Vietnam, C2I was the first social enterprise that very50 and 2012 MoG team aimed to support out with Thuan Hoa Social Protection Center in Maichau(THSPC). At that time, as Mrs. Thuan and Mrs. Huong(C2I)‘s friend, I was one of three Vietnamese volunteers that came to Maichau to work with the MoG team during their stay. That was the first time we met with very50.THSPC and C2I separated in Dec 2012 then Hoa Ban+ was established in 2013, took over what 2012 team has done and keeps developing with the support of 2013 MoGers in Aug.
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*Our feeling of very50 and MoG: It was the first time for us to work with Japanese people that long and intensively. very50 is a very creative organization that we have never met before. We did not expect that the representative and all volunteers worked that hard. They always tried their best to make sure all their own experiences, knowledge and very50’s pre-training would be as much helpful as possible for SE. We felt “Time was always not enough” to them.
Hoa Ban+ is a new operating social enterprise. It came to existence based upon the realization that Social Protection Center has the weakness in its human resource as well as management skills and direction. Our workers are all disabled people and poor ethnic women. One of the founders comes from a local ethnic group that lacks in experiences of working independently in a right system. In terms of covering both social and business aspects, we have difficulty in giving a good direction.
While very50 aims to support SE with the use of brand building expertise, we also find it helpful their problem solving ability and the ability to propose future courses of action for a beginning SE. very50 staff works hard together with a group of MoG participants who are ready to struggle with SE’s problems and manual works. In short, they met our expectations. That’s why we have decided to do MoG with very50.
1. Pre-Vietnam period
MoG team and I began to get in touch and work out via email and skype one and a half months before MoGers came to Hanoi. During that time, MoGers needed to understand as much as possible about Hoa Ban+ by asking me questions (about 1000Q) to make sure what they should do/prepare to meet our needs. MoG team was divided into 3 teams: Strategy, Product and Promotion team. Three team leaders listed their schedules and asked me for group meetings alternatively via skype with all their team members. Those pre-meetings helped us a lot to understand each other. All team members and SE got closer and got to know what we need do.
2. Vietnam period
Since we are based in Maichau – 140km far from Hanoi, all members and I spent the first two days on doing some research in Hanoi. Then, we all worked together in Maichau for ten days. On the first day in Maichau, we researched around our factory, stores, shops and around the areas. Then, the representative and leader gave out the schedule/timetable of each team for the next day. Actually, I had a meeting almost the whole day with three teams. While we were in the meeting, other teams were working outside/in the factory/store/shops with workers and an English-Vietnamese speaking volunteer. To me it’s really necessary and important to work with MoG team the whole time in Hanoi and Maichau to change, improve or propose anything we need work together directly and tightly. That’s why I always arrange time before they come and to be with them all the time when they are in Vietnam.
Well, there are a lot of things that could be the “big changes” to Hoa Ban+ after the MoG project, but if I have to say what is the most impressive “Change” I think is: Creating our clear mission, vision and the face of Hoa Ban+ basement in Maichau (the shop looks very attractive and it made the revenue of Sep, Oct and Nov increased 75% compared to the last months).
Sure. Even after the project, we are still keeping in touch. We keep following each other’s activities and share our own works through Facebook and Skype even though it’s not too much because all of us have to get back to our daily lives. If any MoGer members come to Vietnam one day, I can make sure that I will be of help for them. They are also waiting for me in Japan!
MoGers and I focused mostly on four issues:
Well, I like this question, because it’s chance for me to say what I wanted to say to very50 but I’ve not said yet: “very50 played an important part in Hoa Ban+’s foundation”.
The beginning
Unlike any other partners of Hoa Ban+, very50 has been with us from the very beginning. They understand deeply the situation and how Hoa Ban+ was born. very50 and the founder, Mr. Ryosuke, in particular has assisted me to decided to establish a new SE after THSPC and C2I had been separated. When I was thinking and brainstorming with what/how I can do or how to start, how to operate a SE, he helped me about brand building, SE management and operations since my background is tourism business and I didn’t know much about it. Every time Mr.Ryo came to Hanoi for other SEs projetcs, I met with him for several strategic questions (about mission, vision, product lines, value chains, target, direction analysis etc ) and worked out step by step. For example, the “+” in “Hoa Ban+” came from Mr. Ryo’s idea. He is really a great master.
After the establishment up to now
After Hoa Ban+ was established, we have been struggling with a lot of difficulties in changing a social protection center into a social enterprise, changing disadvantaged people’s mind and changing the organizational structure. Sometime I was frustrated and even tears came out but when I emailed and shared the situations, all relies ended with the sentence “we always stand by you”. They don’t know how much it encouraged HB+ and me. Thanks to this, we always got back to work. Even now, HB+ is still having difficulties but very50 always finds chances to support us: they introduced us to some organizations and companies that we are able to co-operate with, such as Crossfields NGO, HIS Japanese travel company. They also invited us to Japan for researching, promoting and expanding our business. We believe that in the future their support will keep helping us a lot to complete our mission as well as develop our brand.
During MoG PJ 2013, we have given out quite specific future vision:
However to make that vision come true, Hoa Ban+ needs to figure out these two things from now on:
Manufacturing: facilities and production management.
Product’s direction: Hoa Ban+’s products have not that good competitive advantage as well as differential advantage. We need to find a unique way to make our products seen as better or different than our competitors by customers.
2011,2012,2013 Indonesia
I met with Ryosuke Sugaya, CEO of very50, in Hanoi in November 2010. Both of us attended a social enterprise workshop organized by the British Council. After my presentation in the workshop, many participants approached me to show their interests in my activities. They promised to come to my workplace in Cisalopa village and support me in some way. But Ryo was the only person who actually came to my workplace to see what my activities are all about.
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He suggested that I make profits from my activities to make my business more sustainable. I didn’t have such an idea before, so I was really surprised and I totally agreed with the idea. I think I am the luckiest entrepreneur because there are so many people who are willing to help us. To tell the truth, I didn’t know anything about business management before but with the help of Ryo and the MoG members, I am slowly learning how to run a business.
At the British Council event, Ryo introduced what he’s doing at very50 and suggested the possibility of working together with me and Sandra, who was the staff of British Council, through the MoG program. After he came to Cisalopa village he said that the MoG program would be very helpful for my business.
On the first day when he came, I already thought of the MoG program as being essential for my business. The fact that very50 doesn’t charge expensive fees helped me decide to work with them as well. The only thing I am supposed to do is to prepare some rooms for the MoG members at my place, so I don’t need to pay for their accommodation. Among others, the biggest reason I have decided to do the MoG program was I could trust Ryo. Many people showed their interests in us, but Ryo was the only person who actually came to Cisalopa villge, which is far from Jakarta.
At the preparation phase, the MoG members communicate a lot with me via emails, Facebook and Skype. During the MoG program in Indonesia, we worked on a variety of things such as mission setting, vision making, 4P & 3C analysis, product quality management, pop, our trash bank system development and sales channel development. We also held an event called “Clean up Cisalopa village”. Over the break, we also enjoyed cooking Japanese and Indonesian food together. We had breakfast, lunch and dinner together everyday to get to know each other.
I had three opportunities to work with very50 though the MoG program in summer 2011, spring 2012, and summer 2012 respectively, and meet with many participants. It means I have made a lot of friends in Japan. Even after the MoG program, they often get in touch with me and ask me, “How is everything with Greenna?” In December 2012, when I visited Japan, they warmly welcomed me, gave me a present, showed me around Tokyo and helped me do some research on the Japanese market.
During the MoG program, we focused on making a business plan, developing new sales channels and improving products. We developed new selling channels of Greenna and made some pops. As our social activities, we visited a school for environment education, cleaned up Cisalopa village and made a garbage disposal system. We had a difficult time in creating the Greenna’s mission and vision. We spent much time blushing up Greenna’s mission and vision. It was very helpful for me.
very50 invited me to Japan. I could learn a lot about the Japanese market including the fact that consumers in Japan are very interested in eco friendly products. They also arranged some meetings with those who are running fair trade shop in Japan for me. Ryo and other very50 staff members keep supporting us in many ways such as business management, a monthly report and so on.
The dream of Greenna is building a sustainable eco-village system, which can solve environment problems and empower every local small community. In order to achieve the goal, we are aiming to expand our social activities, deliver environment awareness programs, produce recycled products and make a profit circulation system, etc.
2012,2013 Indonesia
I was introduced to the very50 by Ms. Sandra Winarsa, the British Council Indonesia staff in early May, 2012. With that introduction, I made an appointment with Ryosuke Sugaya to talk in Jakarta when he finished a MoG project in Bogor with Greena. At the first meeting, we talked a lot about very50 and my current social activities. I was surprised and very proud with those youth Japanese MoG members in running their activities to improve social enterprises in all around the world. After we pursued a meeting, in next couple days, very50 visited our social project site. During the visit, we presented about our programs, mission, vision, and next improvement planning in our foundation. very50 not only visited our project location, but also several people houses to get input and review based on our social activities.
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Immediately after we discussed our organization plan and program, Ryosuke decided to run a MoG project in our community in August, 2012. I was shocked and confused because we did not have a comfortable house for 12 foreign guests and we never run international collaboration activities in our village. Moreover, on that time, I did not understand comprehensively about MoG projects and the purpose of this activity. In my perspective, I just believed that some group of people would give me a lot of ideas to improve my social activities so that I could help our people in a better way with our program improvement.
When we decided to run a MoG project, I believed that the biggest challenge would be a language barrier between our members (our team and local people) with Japanese members. For this reason, we made a selection procedure for several Indonesian university students who are resident of Garut (our city). There were a lot of applications but our key requirement was the English capability of each person. We could get five Indonesian students with good capacity and understanding about local people. Our purpose for this group is not only to help us in running MoG as translator, but also to promote ideas sharing between Japanese and Indonesia youth members, and it worked!!
I really enjoyed to work during the MoG programs (2012 and 2013), because we could share a lot of ideas and knowledge not only from Japanese but also from our side. Moreover, most of MoG members loved the beautiful scenery of Garut and they really loved Garut food which was cooked by my wife, Eva.
All of my people in my village really appreciated Japanese MoG members spirit especially for their commitment to run MoG projects. An example is that they woke up in 5am just to see the daily activities of Genteng Healthy Market, because our market started from 4am and the peak hour is from 5am to 7am.
I appreciated MoG members for their ideas and their analytical capacity to improve Genteng Healthy Market. They tried to look and evaluate every aspect and problems in our program and propose a lot of ideas and suggestion to our organization. We had no break time and dozens of meetings in every single day.
Sure. Even after the project, we are still keeping in touch. We keep following each other’s activities and share our own works through Facebook and Skype even though it’s not too much because all of us have to get back to our daily lives. If any MoGer members come to Vietnam one day, I can make sure that I will be of help for them. They are also waiting for me in Japan!
I still continue to communicate with the MoG members via SNS. I was very surprised by the Ryosuke visit when my father passed away last March. This visit not only touched my hearth but also gave me spirit to continue the struggle for our social activities with very50’s assistance. In addition, I plan to go to Japan to learn and visit traditional market in Japan. We want to see directly the management and situation of traditional market in Japan. During the MoG project, we have talked a lot about the comparison between traditional market in Indonesia and Japan. We plan that during my visit to Japan, I will stay in several houses of MoG members and some of them will be my guides in visiting several places in Japan.
Genteng Healthy Market pursued MoG project in August 2012 and July 2013. During both of the MoG projects, we together focused on three aspects of our project, (1) sanitation, (2) marketing, (3) shop management. Those three issues are the basic problem in our organization because we empower local people without business knowledge. Moreover, most of our people are not educated with very limited formal education. For this reason, MoG is very important to help us to make our problem maps and try to find the best solutions to every obstacle, problem and social issue in our organization. On the other hand, the capacity of MoG member in running survey is very valuable input for our organization because we can evaluate our work based on real findings.
During MoG 2012, we could produce several new improvement programs in Genteng Healthy Market, in marketing, sanitation, and shop management. One of the examples is the separation of toilet for male and female (this is new for traditional market in Indonesia). Furthermore, the MoG members gave us a lot of program suggestions to be applied after the MoG period. One of the examples is “Music Concert” as our promotion tools. We ran this program in June 2013, and more than 2000 people from surrounding areas visited this concert. It was very successful to attract a lot of people to come to our market. Currently, our organization is running several programs based on suggestions from the MoG 2013. We have a lot of input and we will try to apply those ideas to Genteng Healthy Market.
MoG is very fantastic activities in assisting our organization. We have our daily activities with very tight schedule. That’s why it is hard to us to evaluate ourselves and find input for improvement. MoG project. They can evaluate our social activities comprehensively and see our organization not just from our side but also from other angles, which never have done before. For this reason, MoG is likely to give unexpected suggestion and ideas in improving our organization. MoG is also a good way to challenge our organization plan. The discussion and meeting is very comfortable for us to share our issue, problems, and next programs. MoG members are very honest and straightforward to evaluate and give their best effort to help our organization.
Genteng Healthy Market is one of our programs in improving economic conditions of the people at Cilawu district, in Garut City, West Java, Indonesia. We plan to make our capacity bigger and bigger with new shop development, personnel capacity improvement training and more local entrepreneurs to joint with our activities. On the other hand, we also want to connect our education bodies (our school) to make good cooperation with our traditional market to empower poor student in our 6 schools.
A-1:“自分だったらどうするか”“今やっていることに意味があるかどうか”“考えていることが次のアクションにつながるかどうか”“最終ゴールから逆算しているかどうか”など、常に頭をフル回転することによって考える力が鍛えられまた。
A-2:就職活動において、MoGの経験が非常にアドバンテージとなり、第一希望の企業から内定をもらうことができました。発展途上国の実践型プロジェクトの経験をしているということをアピールできたことはもちろんですが、それ以上に、プロジェクトを通して、①論理的思考力、②リーダーシップ、③問題解決能力(問題の本質は何かを見極める事)の3点がとても鍛えられた結果だと考えています。
A-1:事前トレーニングにおいて自分はロジカルな考え方が苦手だったり、アイデアを出すのが好きであるということがわかり、自分の今後の進みたい道を考える貴重な機会になりました。
A-2:ロジカルに考える力、またそれを実行する難しさ、結果を出すことの難しさなど、さまざまな学びがあり、また参加したいと強く思いました。
A-1:振り返ってみると、MoGは私たちに3つの機会を提供してくれたなと思います。 その機会とは、アジア新興国の当事者意識を持って問題を見る機会、問題を解決するための自分に生まれ変わる自己成長の機会、仲間と協力してひとつのプロジェクトを完遂する素晴らしい機会の3つです。
A-2:MoGでは、アジアでビジネスを行うために必要なことを徹底的に考え抜きます。そこで必要となる見方が、当事者意識です。どのような問題を現地の方々が抱えていて、どういった行動が必要になってくるのかを考える見方。これはツアーでは決して得ることのできないことかと思います。1)日本での事前学習、2)現地で、現地の人と徹底的に考え抜く時間から学びました。
その他(ITベンチャー設立、大学卒業後に医学部へ進学など)
参加:2015年インドネシアプロジェクト
職歴:パナソニック株式会社
参考リンク:Panasonic Innovation Workshop
社員向けワークショップとして、新興国向け商品のマーケティングのケーススタディを取り入れたかったため、新興国市場とそこへのアプローチ方法の教育を「MoG」というパッケージで事業展開されているvery50様に相談し、弊社ワークショップをカスタマイズいただきました。
東南アジア各国の情報やマーケティング戦略、プロモーション手法などを楽しんで学び、さらに現地でのさまざまな体験を通じて、新興国における社会課題の知見と、事業による解決の視点を身につけることができました。また、チームビルディングや取り組みの姿勢まで、丁寧に教えていただいたので、参加者全員が、個性に応じたリーダーシップを磨くことができたと感じます。職種・事業部横断でのチーム活動を通じて、コミュニケーション力やチームワークのスキルも高まり、一般的な業務遂行能力の向上にもつながっていると感じています。
現地パートナー様にネットワークを活かしたコーディネートをしていただき、アレンジの難しい低収入層の家庭訪問や、育児教室でのインタビューなどが実現しました。また、現地活動での気づきに応じて、計画時にはなかったメンバーの要望にも柔軟に対応いただきました。very50の菅谷さん、谷弘さんには、連日朝のブリーフィングに始まり、夜中まで続く議論でもファシリテーションいただき、本当にお世話になりました。おかげさまで、夏季休暇を利用した短期滞在ではあるものの、参加メンバーは、非常に充実した現地活動ができ、体験を通じて多くのことを学べたと感じています。
弊社は、開発中の商品の横展開を考えるワークショップとして実施しましたが、マーケティング、商品企画、販路拡大など、どの部分での導入でも、社員の方々が、現地ニーズをしっかり汲み取り、事業に反映させていくための活動をカスタマイズいただけると思います。菅谷さんによる、力強いファシリテーションも魅力で、参加者の心に火をつけること間違いなしです!
参加:2015年夏インドネシアプロジェクト
職歴:日系大手電機メーカー
幼少の頃より、いつか日本と海外での両方で活躍できる人間になりたいという夢を漠然と抱いていました。そんな中、たまたま会社で希望が叶って、海外などの新領域向けの事業企画の仕事を行うチャンスが巡ってきました。しかし、いざ異動すると分からないことだらけの日々・・机の上でマーケティング関係の本や海外の社会課題の本を読んでいても、当たり障りのないことが書いてある気がして、なんだか腹落ちしない。海外勉強会など講演会に参加しても、「すごい人がいるな・・」の感心で終わってしまう。そもそも自分って何がしたかったんだっけ?
そんなもやもやした想いを抱えていた頃にMoGの活動を知りました。しっかりとした事前トレーニングでマーケティングの基礎を叩き込んだ上で実際に現地に飛び込む、”実践的な学びの場”に魅力を感じ、チャレンジしてみようと思いました。
・現地の人のニーズは、仮説をもった上で会ってしっかりヒアリングして、やっと掴める
今回、私たちはインドネシアの水問題について取り組みましたが、事前の国内の活動でインドネシアの水事情に詳しい人にヒアリングしたりマクロ情報を調べたりと、ある程度の情報が得られました。しかし、実際に現地で家庭訪問を通じて、お父さん、お母さん団体、お子さん、そして若い学生さんなど、色んな立場の人の声に耳を傾けてみると「思っていたより、これには困っていないぞ。日本人の感覚の押し付けだったかも?」ということや、「え!そんな問題があるんだ」といった、現地で直接、生活している様子を知れたからこそ気がついたことが沢山ありました。このことから、事前の調査や準備は絶対に必要、だけど、それに加えて、現地で頭と身体をフル回転させてつかむ情報、この二点が合わさった時、大きな気づきが得られるんだと改めて感じました。
・常に「Why?」を意識して行動すること、本気で考えること
短期間で8人のメンバーとディスカッションし答えを導く活動を通して、「なんでこの議論をしているのか」「そもそも今の課題は何か」「何を明確にすればそれは解決するのか」「どうやって明確にするか」のか、この4点を徹底的に明確にすることが求められました。ちょっとでもそこがぼやけていると前に進まないため、常に頭の中で整理しながら周りに説明し、チーム活動を推進する姿勢が身についたと思います。
・本気でぶつかり合える大好きな仲間との出会い
熱い想いを持ったメンバー8人全員が仕事をしながら、約五ヶ月間、平日の夜や休みの日を使って調査・スカイプ会議・アイデア出し合宿などなどパワフルな活動をしました。考え方やバックグランド、目標も異なるメンバーが集まっていたので、初めの頃はお互い遠慮もあったと思います。しかし、ハードなプログラムの中そんなことも言っていられない状況になり、途中でだんだん自分の中のリミッターが外れていきます。そこからはメンバー全員と遠慮なく、お互い納得するまでとことん意見をぶつけ合うことで、皆でゴールに向かって一致団結、最後まで頑張れたと思います。振り返ってみると、大変だったけど、本当に楽しかった!魅力的で大好きな仲間から日々刺激を受けながら、自分自身を見つめなおすきっかけにもなり大きく成長できたと思います。
夏休み、インドネシアのジャカルタで9日間過ごしました。早朝のミーティングから始まり、現地調査、途中で状況確認などしながら、また深夜、答えが出るまでディスカッションの日々。 当初の仮説と違った発見が日々ある中で、「次何をすればゴールに近づけるのか」を短期間で考え行動に移すことが求められました。特に「課題の設定」はできても、それを「どうしたら解決できるか」まで導くのに苦労しました。精神的にも肉体的にもヘロヘロになりましたが、後にも先にもあんなに集中して本気で物事に取り組める機会はなかなかないと思います。毎日新しい発見と出会いがあり、ワクワクの連続でした。
マーケティングについて実践的に学びたい、海外の社会課題について学びたい、何か新しいことに挑戦してみたい、普段出会わない人に会って刺激を受けたい、そんな想いを持っている方。
MoGは自分が真剣に取り組めば取り組むほど、色んなことを吸収できるプログラムだと思います。終わった頃には、今よりぐんと広がった景色が見えていること間違いなしなので、少しでも興味があったら時間があるうちにぜひ参加してみてください!!
工学院中学高等学校 英語科
(日本人初 Global Teacher Prize 2016 トップ10選出者)
理由は3つあります。
1つめは、学校の授業内容と現実社会の問題を結びつけたいと思ったからです。
2つめは、高校生の段階から「思考のフレームワーク」を身につけさせたいと思ったからです。学校では教科内容を教えますが、方法論や考え方を教える機会がないと思いました。
最後に、ビジネスを通じて社会貢献できる人を育てたいと思ったからです。
自分が何のために勉強しているのか、そしてそれをどのように人のために役に立てる事ができるのか、そんな事に気づいたかもしれませんね。
楽しかったし、とにかくハードでしたね。教員がどれだけ一生懸命コミットできるのかというのもポイントですね。
学びは教室だけで終わりません。学校全体、そして学校の外へと拡張されます。ぜひ学校全体で子供達の学びを応援してあげてください。
参加:2015年冬 インドネシアプロジェクト
学校:工学院高校
問題の捉え方が変わったことです。今まではいろいろな問題の側面しか考えていませんでしたが、何故問題が起こったのか、その発生源はなにかを考えるようになりました。また、マーケティング理論を学んだことにより、日常生活でも「この商品の魅力はなんだろう」など、考える幅が広がりました。
現地での活動はとても充実していました。事前学習で学んだことを活かし、いろいろな仮説を立てて解決策を考えましたが、現地に行ってみると、ほとんど私たちの考えは間違っていました。実際に行ってみないとどんな状況かわからず、現地に行ってからもう一度考え直すという、大事なことを学びました。また、毎日運動もできたのでとても楽しかったです。
なんとなく参加したい、という方も参加してみてください。実際、私も友達が参加するからしようという軽い気持ちで参加してしまいました。しかし、いざ参加してみれば、「絶対にこの問題を解決したい」と思うようになります。最後にはきちんと当事者としての責任感が芽生えてきます。なので、1回MoGに参加してみてください!
参加:2015年冬 インドネシアプロジェクト
学校:工学院高校
新しい世界にふれてみたかったから。また、自分が習ってきた約5年の英語能力はどれほどのものなのか知りたかったから。
今までは、学校のグループ活動でもあまり活動的では無かったが、この活動を通して「自分がやらないと、どうにもならない。」ということがわかった。
とても充実していて、日本では体験できないようなことがたくさんあってとてもよい体験になった。また、下水の方がまだ発達していないので少し問題が起こって日本は凄いなと思わされた。
自分が何をしたいかわからない人、世界を見たい人、自分の英語能力が高いと思っているもしくはどのくらいなのか知りたい人。
参加:2015年冬 インドネシアプロジェクト
学校:工学院高校
留学とは違い、言語の面だけでなく社会に必要とされる人物になるための能力を身につけるため。
今までは物事を主観的に見ていたが、いざ行動しようとなると客観的、当事者意識を持つことが必要だと学んだ。これは普段の生活をしていたら学べていなかった事だ。
日本でさまざまな問題解決のための能力を学んだが、主観でインドネシアのごみ問題に取り組んだため、日本人向けになってしまい日本であらかじめ用意した物が一からやり直す事になった。だが、それのおかげで大事な事を学んだ。
社会に出て同じ仕事を何十年間もしたくない人はぜひMoGに参加して力をつけてほしいです!人脈も広がります!
参加:2015年冬 インドネシアプロジェクト
学校:工学院高校
まず第一の理由は中学生の頃から世界各地を見て回りたいと考えていたからです。ですが中学校ではなかなか機会に恵まれず、高校に入学してからMoGに出会いました。代表の菅谷さんと初めてお会いして一対一でお話させていただき、「参加しよう」と決意しました。菅谷さんやvery50のスタッフの方、学校の先生や両親たちの熱意と後押しのおかげで、初めての異国に飛び出すことができたのです。
MoGの名の通り、「机上での考えだけで終わらせずに現場に出て実践してみる」ことの大切さを学ぶことができました。これは日々の生活では学ぶことのできないものです。MoGに参加する前に受講した講義も大変勉強になりました。現地でどのような問題が発生しているのか、それを解決するためにどう行動すべきかなど問題解決の方法を学びました。常に考えて考え抜かなければ講義についていくことができないので、仲間と事前に綿密な予習をするようになりました。そして学校の授業とは明らかに違うのは、学ぶ分野の深さ、考える大切さ、そして意見を積極的に出し合う大切さでした。
一言で表現するのであれば「刺激的」に尽きます。空港に降り立ったときの空気、日本ではありえないほどの渋滞、現地の水道事情や食生活など、書ききれないほどのことすべてが刺激的でした。ですが気づくとそんな環境でプロジェクトに楽しんで向き合っている自分たちがいました。日本で考えた問題解決方法を実際に現地に到着した翌日から実践開始しました。ものの見事に挫折しました。「考え抜いた策でさえもまだ足りないのか…」と愕然したのを良く覚えています。それからは改良と実践の繰り返しでした。ひたすら仲間と考え抜き、時には真夜中まで議論を重ねて問題解決に奮闘しました。活動が終わりに近づくにつれて徐々に頭の回転が早くなり、次に何をすべきか、何が必要かが瞬時に分かるようになりました。そうして仲間たちと作り上げた案が現地の企業家や人々に認めてもらえ、実践してもらえたときの達成感は素晴らしいものでした。
まずは代表の菅谷さんをはじめとするvery50のスタッフの方と一語りしてみてください。きっとあなたもその熱意に動かされてしまうはずです。MoGでしか学べない「現場で実行することの大切さ」も社会に出てとても重宝すると思います。
大山町役場 企画情報課未来づくり戦略室
2015-2016 鳥取大山MoGプロジェクト(大山町地方創生先行型事業)
日本の地方は、その地域のもつ有用な資源を経営資源に転換しつつ、さらにはその経済活動を通じて、人口減少社会がもたらす社会問題を同時に解決するという、チャレンジングな取り組みが求められています。
一方で、私としては、地方といえども国内だけの潮流を見てこうした施策を企画実行するには限界があり、もっと視野を広く持った戦略を実行しなければ、それらの解決策は見いだせないものと認識していました。
そうした戦略の実行においては、
・世界を取り巻く状況把握の視点(マクロ視点)、
・上記を踏まえた、地域の状況分析、
・前例にとらわれない多様性への許容、
・公共事業に従事する者においても身に着けるべき投資家と起業家の目線、
・事業実施に係る利害関係者との調整力、
などを駆使することが必要です。
しかし、そうしたノウハウの全てを我々が持ち合わせていないことが課題で、どこか協働先がないだろうかと日々考えておりました。
そうした中、一昨年、大山町に赴任した地域おこし協力隊の小谷英介氏から、このPJについて情報提供がありました。
その時、very50のPJで、我々のまちが身に着けたいと考えていることができると閃いたのです。そして、さっそくこの事業を役所内で提案し、協働事業を始めました。
人口が少ない地域。それは地域資源を活用した事業を開発するプレーヤーが乏しい地域と言い換えることができます。
このMogを通じて学んだのは、諸々の支援制度の整備と同時に、或いはそれよりも先に、「人材育成」を強力に推進することが不可欠であるということでした。
また、ロジカルシンキングをベースとした問題解決力、アイディアの発想法、マーケティングスキル。こうした技術を行政職員もさることながら、まちの活性化に臨もうとする地域の人々が、座学のみならず、実践を通じて積み上げることが、何よりも地域をよりよい方向へ導くために大切だと強く思いました。
very50が推進されるのは、地域のヒトが外部のヒトとつながり、社会問題の解決に向け、一緒になって一つのPJを戦略的に進めるとともに、イノベーションの源泉及びそのノウハウを、「地域」と「ヒト」に宿す事業であると理解しています。
実際、このMoGを通じて、地域で起業をする若者が出たり、町で事業を営んでいる方が新たなチャレンジをはじめて、成果を上げたりしつつあります。
さらには、そうした人々が、Mogが残してくれたノウハウをまち全体に共有しようと自律的に動き始めているのです。
いうまでもなく、こうした事業こそが「本物の人材育成」と定義されるものであります。
最後に、目に見えていない真の問題への洞察に長け、その解決に向けた戦略策定・実行へ落とし込むスピードと精度の高さ、それらのスキルを支えるスタッフさんの情熱と志は、必ずや持続可能な地域社会の創生をもたらしてくれることをお伝えし、メッセージに代えさせていただきます。