MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

New職業体験プログラム 始動!!

こんにちは。

インターンの上江田です。

先週の6月22日(金)、ひっそりとNewプロジェクトが始動しました。

その名も「ハイテン職プログラム(仮)」。    (以下、ハイテン職)

ハイテン職とは、「ハイスクール(高校)」・「天職/転職」からインスパイアされた造語で、

日本の高校生に本物の社会と触れる経験を提供するをコンセプトにした、学校と実社会をつなぐ新型キャリア教育プログラムです。

既存のキャリア教育プログラムは学びになるものはあるけれど、「楽しく、ハイテンション(笑) で学ぶ」プログラムがないという課題感があり、本来キャリアとはワクワクしながら描き、実現し、その過程を楽しむものだという思いから本プロジェクトは発足しました。

本プロジェクトは、名探偵コナンなどの「リアル脱出ゲーム」の開発責任者であり、MoGのトレーニング開発に携わっていただいているSCRAPの西澤さんと、弊団体のバックオフィスのサポートをして頂いている冨田さんとの協働プロジェクトになります。

今回はそのパイロット版を工学院大学付属高校の生徒およそ20名に実施してきました。

生徒たちははじめ、先生から何も聞かされていなかったため、何が始まるのか興味津々といった感じでしたが、

講師の開口一番の言葉、「皆さんは将来の夢がありますか?」を聞いた途端、

「うわ、またこの話か。」「はぁ〜。」といった感じで、目に見える落ち込みようでした(笑)

それもそのはず、高校生ともなると「自分の将来の夢」「将来のキャリア」について考えさせられる機会が増えてきます。

本来は自分のキャリアを考えるのは楽しいものであるのに対し、現役の高校生がキャリアについて考える機会を面白いものだと思っていないことを認識した瞬間でした。

初回となる今回は、株式会社SCRAPの西澤さんが講師を務め、現職の「リアル脱出ゲーム」での企画の仕事と、前職の大手広告代理店時代の企画の仕事について話をしながら、実際に高校生に企画の仕事を体感してもらうゲームを行いました。

初めの雰囲気とは打って変わって、みんな楽しそうに取り組んでいました。

このワークの目的は、現在の就職活動の実情を体感してもらうもので、自分の人生の大切な時間を費やす仕事を選ぶ際に、その仕事について何も情報を知らない、あるいは体験したことがないと納得のいく意思決定をすることは難しいということを生徒にはワークを通して体感してもらいました。

ワークの本編では、生徒5~6人でチームを組んでもらい、チーム対抗企画ゲームを行いました。

クライアントからの企画の依頼を受け、実際にクライアントのニーズを満たす企画を立案し、スカイプで繋いだ社長(役)にプレゼンテーションを行い、優勝チームを選ぶという本格的な企画立案ゲームです。

途中、運営側から様々な指示を受け、四苦八苦しながらも終始楽しそうにチームで企画を練る姿がとても印象的でした。

プログラムの最後には、今の自分の夢は何かと探すのではなく、これからの時代における「自分のやりたいことの探し方・検証の仕方」を伝え、生徒たちに気になる業種で働いている社会人の方にインタビューをしてみるという宿題を出し、終了しました。

プログラム終了後、参加した生徒からは「チームで企画を練るのが純粋に楽しかった。」「自分は企画をしたり、何かを作り出すのが好きなことがわかった。」など、非常に嬉しいお言葉をいただくことができました。

ハイテン職では、AI時代におけるキャリアの描き方を楽しく伝えるをモットーに、多種多様な仕事を体感できるプログラムを提供しています。

高校生が複数の仕事を実際に体感することで、自分の中のやりたいこと、高校卒業後のキャリアを考えるサポートができると考えています。

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