MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

『起業家であるという事』タイ MoG 7日目

現在プロジェクトにはデザイナーのプロイやHwanを始め

多くのタイ人(みな英語がとても上手)が参加してくれています。

ただの、通訳という位置づけではなく本当にメンバーの一員として

入ってきてもらっています。

そんなタイ人のメンバー達と連絡先を交換しようとしたとき、

何も考えずにFacebookのアカウントを交換しようとしたら

『LINE is better, it’s easier to communicate』

といわれ、LINEのアカウントを交換する事になりました。

彼女達に聞いた所によると、ここ数ヶ月でLINEを使う人が

大幅に増えているそうです。

理由を聞いたら

『ゲームが面白いから』『スタンプがかわいいから』

という話でした。

確かに、スマートフォンの中を見てみると

10個近くゲームを入れていたし、スタンプも無料スタンプ中心でしたが

一杯ダウンロードしていました。

タイ版のスタンプ。日本のスタンプとの違いが面白いです。

また、競合分析などで行く先々のデパートで、

LINEのキャラクター達のぬいぐるみが売られています。

Whatsappと競合しているみたいですが(電車のディスプレイ広告ではメッシが出てくるWhatsappのCMが流れていました)

タイではかなりはやっている印象を受けました。

<day7>——————————-

【チーム編成】

・リーダー(さっこ)

・Stationaly班

・Plant Pod班

・ファシリテーション(つきの)

【プロジェクト進捗】

・売るべき商品が決まった

・Orapinに対して2つの可能性を提示

・ライフスタイルを提案する多様な商品ラインナップを揃える事でコンセプトの半分は決定

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午前中から2つのチームが独立してビジネスプランを組み立てます

MoGのプロジェクトでは、いつも

どこかの瞬間で起業家に対する尊敬が薄れてしまう訪れます。

ハードワークを長く続けている中で、ミッションやビジョン等を突き詰めたときに

穴が見つかったり、考えが足りないと思えるようなアラが見えてしまうからです。

ストレスがたまっている際には、皆アラにめが行きがちになり

起業家に対する尊敬が薄れてしまうのです。

何度も経験している事ですが、今回改めてOrapinに起業家である事の

覚悟を教えてもらった気がします。

前日の夜に3つの商品を提案した物の1つに決まらな語ったため、

3つからKid’s Funitureを除外した2つをチームに分かれてより深堀し

Orapinが今晩こそ、どの商品で勝負するのかを決定する日でした。

1日を準備につかって、CustomerやCompetitor、コンセプトの提案などを

昨日の反省を活かし、ちゃんとパワーポイントにしてOrapinに発表しました。

その中で、どちらのチームも商品の価格を決して高級路線にはせず

むしろ平均価格よりも少し安く設定していました。

Orapinがフィードバックの時に語ったのが、

『あなたたちがKOKOBOARDの価値をとても低く見積もっているのが悲しい』

ということ。

『私はもうこのKOKOBOARDの製品作りを10年間やってきた

洪水などで大きな被害を受けたときも、様々な苦難を乗り越えてやってきた。

そうやって生み出したKOKOBOARDに対する自信をあなた達のプレゼンテーション

から全く感じないのがかなしい。

あなた達の人生にはまだまだ、沢山の選択肢があるだろう。

でも、私の人生はKOKOBOARDしかない。人生の99%がKOKOBOARDだ。』

Orapinのミッションや起業家としての想いが強いという事は

ちゃんと理解しているつもりになっていましたが、

改めて起業家という人種が持つ力強さに強く心をうたれました。

起業家であるということは、自分の人生をそれに捧げるという事で

商品はもちろんの事、従業員やサービスから、

会社そのものが本当に起業家の魂とともにあると感じさせられました。

Plant Pod班の発表

真剣な顔のOrapin

この日はパワポだったのでスクリーンを使っての説明となりました

プレゼン中でもかまわず入ってくるGreenは基本まどかが好き

残り日数も限られて来た中で、

最終的に商品はPlantPodに決まりました。

ここまでの道のりが長かったですが、ようやくチームが

商品決めから前に進みます。