MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

Tくん

–なぜMoGに参加しましたか?

以前から円高や日本企業の海外進出に関するニュースなどに関心を持っており、日本だけでなく海外でも活動できる人間になりたいと漠然と思っていたのですが、実際に何をしていいか分からない状態でした。

そんな時に大学の友人からMoGを紹介され、参加すれば一歩が踏み出せると感じ、参加することを決意しました。

–事前トレーニングの内容はどうでしたか?

僕は今までマーケティングや経営分析に関して知識も関心もなく、事前授業のマーケティング講座では聞いたことのないワードや概念ばかりでしたが、 プロのコンサルタントの方々から受ける授業は知的好奇心が掻き立てられ面白かったです。

–現地での活動はどうでしたか?

ジャカルタ郊外のチサロパ村で活動をしていました。イスラム教徒の文化や生活に触れたことがなかったので最初は不安を抱いていましたが、ホームステイ先の家では一緒に食事をしたり歌や踊りを踊ったり、インドネシアの文化や人々の日常の暮らしを楽しむことができました。

また、到着早々村のあちこちにゴミが散乱しており、村が抱えるゴミ問題を目の当たりにし衝撃を受けました。ゴミ拾いの意識を持たせるために、住民と村内一斉清掃イベントやサッカーをしたのですが、終わってみると言葉が通じない相手なのに、お互いのことをよく知っている仲のよい友達だと思うことができました。

一緒に体を動かし汗をかくことで一気に心の距離が近づくのだと実感することができました。

–MoGで学んだこと、得たことは何ですか?

ニーナとともに行動してみて、彼女の人を惹きつける性格など起業家としての優れた性質や意志の強さを間近に感じた一方で、若い女性リーダーならではの悩みや、彼女の不器用で人間臭い一面を垣間みることができました。

そんな彼女と同じ目線で村の問題を解決する、エコバッグの売り上げを伸ばすという責任の大きなプロジェクトに参加できたということはかけがいのない財産になったと思っています。

帰国後は充実感でいっぱいだったのですが、今は「これで終わり!」というよりも、MoGがきっかけになって気がついたこと、学んだことを日本でも継続して努力を続けなければいけないと思っています。

MoGに参加してみて、これからの大学生活をどのように過ごしたらよいかという指針が定まったような気がします。
行って帰ってきて終わりではなく、これからが学びの始まりだと実感しています。

–MoGの参加を検討している学生にメッセージ

僕は参加するに当たり、目的が明確に決まっていなくても、自分がこれから何を学ぶべきかを見つける場所としてMoGはいい機会になると思います。

新しいものに触れる体験や量がかなり多いので、まだ自分の将来の目標や、やりたいことが定まっていない人はぜひ参加するべきだと思います。