MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

Rくん

–なぜMoGに参加しましたか?

これまでの大学生活3年半の間、海外に行ったことがなく、大学卒業や就職を前に海外で現地の人と活動したいという気持ちがあったのでMoGに興味を持ちました。

アショカ財団Young World Change Makerに選ばれているニーナ氏に実際に会ってみたかったですし、彼女のもとでビジネスの体験をしたいと思いインドネシアのプロジェクトに参加する事を決めました。

–現地での活動はどのようでしたか?

リーダーとしてプロジェクトに参加させていただきました。 特に印象的だったのはエコバッグを作っている町の女性たちに日本で考えた販売計画を伝えたところ、 実際に実行する事が難しいという事が判明し、計画を改めて練り直す必要があったという事です。

日本人メンバーや現地の人々との役割分担、情報共有の難しさを感じましたし、物事を俯瞰して見る、考えることが大切であると実感する事ができました。

単なる旅行やスタディツアーではなく、僕らは町の人々の生活や将来に関わる大きなミッションを実行しているのだと自分たちに言い聞かせ、目先の課題をこなしていくことと、目指すゴールをいかに近づけるかをメンバーたちと常に確認し合いながらプロジェクトを進めていきました。

実際にエコバックを町行く人に買ってもらったり、売り上げが伸びた時はとてもうれしく、達成感がありました。

–MoGで学んだこと、得たことは何ですか?

今回のようにチームで時間をかけて計画を練り、時には衝突し辛い思いをしながらも、 遠い国で結果を出したという体験は、将来振り返った時に自分を奮い立たせる自信の源泉になると思っています。

インドネシアで触れたニーナの情熱は、自分も負けていられないと思い出す度に励みになります。

リーダーとしてチームを引っ張りプロジェクトをやり切ったことが、今後、就職して企業で働いた時に活きてくると実感しています。

–MoGの参加を検討している学生にメッセージ

僕は、就職活動を終えて卒業するまでの間は自分のキャリアプランや将来の夢についてじっくり考えることができる最後の時間だと思っていました。

社会人になる前に自分の将来の夢やどんな社会人になりたいかというビジョンをより明確にしたいという思いが強くありました。

内定を取得した後の夏休みにこのプログラムに参加し、事前トレーニングの講師や現地の起業家の仕事に対する情熱に触れたこと、 新興国でビジネスの現場に立ち、若い国々のエネルギーを肌で感じたことで、入社までに自分が身につけるべき能力や、入社した後に どんな価値観で仕事に臨み、どんなキャリアを歩んでいきたいかが明確になりました。

内定を獲得し卒業を控えている人にこそ、入社前にMoGを利用して広い世界を知り、新興国でのビジネスを経験し、自分を高めて欲しいと思います。