MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

Dさん

–なぜMoGに参加しましたか?

私の通う大学では、浪人生が多い為か、自分のやりたい事や作品形態などが明確な人が多く、彼らはグループ展やさまざまなコンペ、プロジェクトに積極的に参加しています。しかし私は、自分が何をしたいのか全く分からない状態で、課題以外の事に踏み出すこともできず、ただただ焦るばかりでした。

そんな時、高校の友人から紹介されたのがMoGのデザイナーです。どのようなプロジェクトであるのか、当初はあまり理解できていなかったのですが、とにかく参加することが自分の大切な一歩につながるのではないかと思い、参加することを決意しました。

–現地での活動はどうでしたか?

ベトナムのマイチャウという地域で活動しました。暑過ぎて化粧は崩れてしまうし、虫は多すぎて慣れるしかないような、そんな場所を私は日本とは比べものにならないほど不便に感じました。しかし、人々のあたたかさや一生懸命さに日々触れることで、次第にとても居心地のいい場所になっていきました。久しぶりに素の自分になって、楽しく有意義な活動ができたと思います。

–MoGで学んだこと、得たことはなんですか?

MoGに参加したことで、デザインは人のためにあるのだと改めて実感しました。自己満足でしかなかった学校の課題とは違って、MoGでは人と直接関わり何かを伝えなくてはいけませんでした。他人の意見を聞いてアウトプットする事は考えない分いつもより簡単に思いましたが、言葉がなく曖昧なものがその分増えて、とても大変に感じました。とてもいい経験になったと思います。

–MoGの参加を検討しているデザイナー・美大生にメッセージ

私はMoGの参加に対して、当初から強い目的や意志がしっかりとあったわけではありませんでしたが、自分の視野を広げることはもちろん、デザイナーが一人しかいないという環境の中で自分の技術力を知ることができました。

必ず自分にプラスになるプロジェクトです。ぜひ、参加してみてください。