MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

アフリカを舞台に看護師として活躍する27歳の女性が休暇を取ってまでMoGに参加した訳

–なぜMoGに参加しようと思いましたか?

学生時代は国際保健を学び、実際に途上国に行って病院の様子や保健医療活動を知ることに時間を費やしました。

「日本の医療者としての技術や考え方」は多少なりとも身についたと自信がついてきた看護師3年目の春、そろそろ青年海外協力隊に応募しようと準備を進めていました。

そんな時、元MoG参加者の友人に「プロジェクトマネジメントって知ってる?2年間の活動を自分でマネジメントできなかったら、きっと現地に行っても何もできないよ。MoGに参加してみれば?」と言われました。

確かに2年間の具体的な計画もイメージつかないし、新しいことも勉強してみたい。自分より少し大人びて見える同年代の友人の秘訣も知りたい。

とりあえず行ってみようじゃないか、と参加しました。

–どのようなプロジェクトに参加しましたか?

カンボジアの社会的企業”Rokhak”にブランディング、店舗の改良案や新商品の提案を行うプロジェクトでした。

Rokhakは20代女性のスロワーズさんというカンボジア人女性が起業した会社。「子育てをするお母さん達が家で子育てをしつつ仕事ができる環境を作りたい!そして、子どもたちの教育費にしてほしい」と考え、作られた素敵な会社です。

ナチュラルヒヤシンスという水草を使ってかごバッグや雑貨を作っておられます。チームに分かれて活動を行い、最終的には店舗の改善、新商品の提案、Webサイトの改善、PR動画の作成等を行いました。

–MoGはあなたに何をもたらしましたか?

スロアーズさんのRokhak設立への思いを直接聞くことができたことで「やっぱり将来途上国のための仕事がしたいな」という思いがより強くなりました。

また、途上国での活動に向けて次に自分は何を学ぶべきか、たくさんヒントが得られました。

大学時代から医療しか学んでいなかったので、ロジカルシンキング…?パワポ…?3C??と初めて知ることがたくさん。

知れば知るほど、いろんな物事が今までと違って見えました。

新しく知る知識に興奮しつつ、現役大学生達に混ざりながら「負けてられないなあ」と、とてもワクワクしたのを覚えています。それは、日本に帰ってからの継続的な学習へのモチベーションにも繋がりました。

–MoGに参加を迷っている人に一言!

途上国に行く方法はいろいろあります。旅行会社のパッケージプラン、バックパッカー、スタディツアー、ボランティアなどなど。その中でもMoGはただ途上国に行くだけでなく、アクティブな学びがあると思います。また、同年代以外の人とプロジェクトを進めるのはとても刺激的で面白いかと。迷うくらいなら、とりあえず参加してみるのをお勧めします。