MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

『生産性と効率性』タイMoG5−6日目

 

【5日目】

コップンカー、バンコクは本日は曇りがちです。5日目MoGerの疲れが顔に現れています。

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チェックインを行い自分の今の気持ちを吐露します。思うように前に進まないこと、自分がどこで貢献していけば良いのか分からないなど、チーム内で共有していきチームビルディングを密に行いっていきます。つい涙が出るMoGerも

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本日のファシリテータはわくさん。ファシリテータを回していくことで、それぞれのメンバーが全体感をもち、それぞれがゴールまでの道筋を立てることができることが生産性の向上に繋がります。

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今日はすべてのチームがバンコク市内の市場を回ります。涼しいぐらいの気温であるきやすく、BTSやタクシーを使いながら効率的に回っていきます。今回のメンバーはバンコクに初めて来た人が多く、土地勘がないので事前にいかに回るポイントをプロットしておくことが肝になります。

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ATMまで喪に服しています。

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市場調査1店舗目、いきなり定休日でした。こういったアクシデントが途上国ではよく起こります。また携帯のネット環境がないので、修正が難しい…

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2店舗目、日本人が使うおしゃれなショップを回っていきます。

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その後はタイ人が通っているような、雑貨屋さん併設のカフェを探します。散々あるき回ったものの1店舗も見つからず疲弊。精神的に疲れているのに、体力的にもえぐられるチームリーダー

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スイーツで回復します。タイのカフェも日本と全く変わらないクオリティで、むしろ日本より高いのではないかというぐらいの発展度合いです。タイ人の消費行動も日本とほぼ変わらないものになっているのではないでしょうか。

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スイーツは人を幸せにする顔

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その後はカオサンまで移動し、お土産物屋さんを調査します。カオサン周りの店主は性格の悪い人が非常に多いですね。観光客が来すぎて人としてスれている人が多い気がします

カオサンのレストランのご飯は価格も高く、しかもたいして美味しくないという2重苦。まじで疲れるリーダー、早く帰って体力を回復したい。この日はUberで宿に戻ったのが11時頃になり、12時からミーティングを始めたのですが、生産性が低く、今後は夜は個人ワークのみということにしました。タイムスケジュールなどもしっかり組んでいくことが、そこをケアしていく一つの方法になります。

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【6日目】

朝からヨーヨーを回すわくさん。何故か朝の日課になっています。

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全体ミーティングで、オラピンに対して必ず良い結果を残すこと、そこに対してコミットしていくということを全体の意識として再確認していきます。

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そこからコンセプトについて菅谷さんからのレクチャー。『良いコンセプト』を作るという非常に難しいことに対して取り組んでいるという認識を持つこと、

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オラピンからタイの伝統的なスイーツを差し入れて頂きました。米粉のパンケーキにわたがしをまいたもの…??

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アジア新興国で行うMoGプロジェクトの特徴として、『取れる情報が非常に限られてしまう』ということです。そういった中で、クリティカルなイシュー立てを行い、ゴールに辿り着くまでの仮説を立てていくことが必要になります。

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長くミーティングをすれば良い結果が出るわけでも、皆で話し合えば良い結果が出るわけでもなく、ただ情報を収集すれば良い結果が出るわけでもない。『頭の中』で考えているということも実は前に進むに当たって役に立っていないことが多く、『紙の上』で書きながら進めていくことが、実は結果を出す良い方法だったりします。

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結果を明確にイメージし、最短ルートを通ることを考えること。そうして生産性をあげていくことが、短いプロジェクト期間で結果を残すことに繋がります。

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