MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

『町長へプレゼン!』MoG in 大山 9-10日目

 

17日に実施した町長へのプレゼンテーションを受けて

20日の最終報告会の準備を進めています。

町長など、関係者への発表会です

コンセプトについての説明

どのように、コンセプトを作ってきたのかを発表

a)コンセプトチーム

20日の午前に発表が迫っていることもあり、

本番を想定して普段発表しないメンバーが発表します。

コンセプト班はゴールを改めて共有

コンセプトを作り上げ、町に浸透させるのがゴールです。

ここで考えなきゃいけないのは、差別化の話。

他の町を見ても、デザインやコンセプト的に

工夫を凝らしているところはいくらでもあります。

それなりに完成度が高いと思えるものでも、埋もれている事がたくさんあります。

それを踏まえて、どのようにコンセプトを作ってきたかというと、

・大山町の多くの要素を盛り込もうということ

・嘘をつかず、等身大の大山町をもとに作り上げること

・ギリギリまで普通じゃないコンセプトを作る

具体的には、

・鉛のような海

・深い森

・荘厳な寺院

のような言葉から、

「暗いから明るく、厳しいから優しい」

という感覚をいれて作った仮のコンセプトは、

「人生の岐路に立った人がもう1度自分に向き合える街」

といったものでした。

イメージは、映画の「めがね」「かもめ食堂」のようなイメージ。

例えば、「めがね」の中にはいろんな人を否定もしないし方向づけもしない

迷ったときに帰ってくるような食堂が舞台になっています。

そのような、「強いる」わけでもなく「思慮がない」わけでもない

間の感覚が非常に重要になってきます。

b)ツアーチーム

終盤、かなり行き詰まり感の強かった

ツアーチームは徐々に方向性が定まってきました。

Kimをリーダーにプロジェクトを進めています

こちらも、韓国人メンバーのSongとワークをするゆう

短期的戦略では、1月9日に実施する座禅+写経という内容の

テストマーケティングのショートイベントを

1つの目標に定めそこで何を実施するのか、何を確認するのかを

明らかにしていきました。

今回のポイントは、ターゲットを東京,大阪などから

一度米子市の人々に変更した点です。

観光客というと、東京,大阪の人が想像されますが

実は米子にもまだ大山寺に来た人がたくさんいるはず..。

1人2000円 でプロモーション案まで固めた中で

お客さんがどれぐらい集まるかを確認します。

そして、課題だった収益性を改善するための案が

orange boxというサービスです。

観光に関係のある商品の詰め合わせ通販を実施することによて

ファンをしっかりと作り、観光と絡めることで

収益を上げるというモデル。

orange boxといのは、マーシーさんのイメージカラーに合わせて

名づけられました。

c)ヨーグルトチーム

前半、苦しんでいたヨーグルトチームは次第に勢いが出てきています。

競合分析によって「もものすけ」などの有望な販売チャネルを洗い出し

狙いを絞りこみました。

また、コンセプト案としても多く考えています。

最終的にまとめたのは、

①NUT

②禅

という2つのコンセプトです。

NUTは、コスメキッチンの大ヒット商品

ガミラシークレットにヒントを受けて、

もともとのヨーグルトを作ったNUTを

全面に押し出すコンセプト。

禅、というのはラオスと大山寺の仏教感をつなぎ合わせ

「禅の時に食べる、栄養価の高いヨーグルト」という

コンセプトになります。

森田町長からの差し入れで、カニを一人一杯いただきました。

皆で記念撮影!ありがとうございました!

終了後は、すぐに現実に戻り、会議を始めます。

最終報告会に向けて、ラストスパートをかけています。