MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

『最後の追い込み』MoG in 大山 最終11日目

 

11月から始まったMoG大山1期がとうとう終了しました。

今まで考えてきたことを形に残して、伝えていくために

最終日の前夜には、全員が徹夜をして報告会の準備を進めました。

ヨーグルトチームも最後の追い込みです。

ツアーチームはkimが司会をすることが多くありました。

ツアーチームの会議後のホワイトボード

最終報告会の様子と、いただいたフィードバックは下記の通りです。

a)コンセプトチーム

統一感を出して、町つくりをするために

コンセプトが必要だったことをお伝えしたのちに

今回、MoGチームの提案として作り上げたコンセプトを共有しました。

最後まで、答えの精度を高めようとするコンセプトチーム

大山全体のコンセプトを作るというのは、

一見とらえどころのない、勘だよりのように思えますが

今回のチームは、本当に大山町によって実現することができて、

6割のターゲットに刺さっていくコンセプトを

意識して作り上げてきました。

このコンセプトをたたき台に、今後どのような形で町への浸透を進めていくか

MoG第2弾の役割も含めて報告をしました。

b)ツアーチーム

今回は、マーシーさんが自らプレゼンターとして

これまでの活動を報告しました。

徹夜で資料を仕上げる、タジマル

大山町には、自分の町の魅力を伝えたい人がたくさんいることに着目し、

人が主役となる、2-3時間のショートパッケージの観光をする。

4月の本格始動にむけて、

1月9日に山楽荘様と協力して実現することになった

新年の「座禅+写経ツアー」をご紹介しました。

1つのポイントは、ターゲットは米子の人も入れること。

いままでは、観光客というとどこか県外の人ばかりを対象にしていましたが

実際には、大山寺に来ていないのは県外の人以上に県内の人でした。

そこで、今回のテストマーケティングでは、ターゲットの1つに

米子在住者を加えることになっています。

ビジネスとしての計画は、リアリティが出るように、

数字を入れて考えていきました。

このようなショートプランは、人数が少ないこともあり

現状の大山町への観光客数を考えれば

十分に目標の売り上げを目指せることが分かりました。

福留局長からは、

「大山の中に様々なコンテンツを入れることで

町をくまなく知ってもらうということで、

大山エコトラックと一緒になっており先が開けている。」

という言葉をいただいたうえで、

実際に運用していくために必要となるコストとの考え方や

道の駅の営業時間や、輸送費など

実行にあたって必要なリアルな課題点のアドバイスをいただきました。

c)ヨーグルト事業

ヨーグルト事業の現状を整理した

香取と観光をどのように活かしていくのかを

考えて、新しい取り組みの提案を発表しました。

最終日前夜は、最後の試食会。8つの味を全員で食べ比べました。

①コンセプト

自家製のヨーグルトといった形で押し出していく。

石鹸の事例などを使いながら、

必要な部分を説明していった。

②競合分析

問いは、どこで、どのように売るのか?

購買シーン別に分類した段階から

どのように、狙いを定めて事業を詰めていったかを説明。

ハレの日の商品としては、ももてなし での販売を提案しました。

同様に、カフェとしてはラバールで,贈答用としては、楽天ECで

販売をしていくことを提案。

それぞれの販売チャネルにおける課題と対策まで提案しました。

福留局長のご意見としては、

マーケティング的な考え方なしに情緒的に

製品開発をしており、新しい視点で価値が高いと思う。

ちなみに、最終日の前夜は韓国人メンバーが料理を作ってくれました

こちらが、「キムチチゲ」

こちらが、「プルコギ」..本当においしかった..