MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

『インドネシアのクリスマス』工学院高校 MoG 3日目

今日はクリスマス。こちら全然クリスマス感はありません。インドネシアはチサロパ村からお送りしています。

いつも通り、朝ごはんから始めます。

今日は、班に分かれて活動します。

1. イベント班 たける・たいき・シンタ

2. コンポスト班 あおぞら・サルマン・ファドリ先生

3. ゴミ箱設置班 あまね・たいき

◆イベント班は、一番大切な「村人への啓蒙(環境教育)」を中心に据えて、みんなを巻き込んでできるイベントを組み立てています。Greennaのロゴ入りTシャツを着てゴミを拾いながら、村のメインストリートを練り歩き、Greennaの活動の認知をあげる事、分別の大切さを訴える事、を目指しています。

バイクにまたがってみる高橋先生。

今日から参加する高校生のサルマンに概要の説明し、Tシャツデザインや、イベントの内容、タイムスケジュールなどを決めていきます。

たけるの英語がめきめき伸びている気がする。通訳なしで会話していたし、なにより、何とか伝えようとする気力が違います。

◆コンポスト班はニーナがかねがねやりたいと思っている、生ごみを堆肥にしたオーガニック野菜事業の足掛けとなる事業です。

何回か挑戦してなかなか上手くいっていないコンポスト。前回までは、骨を入れることができなかったり、維持する方法が分からなかったりしたため持続しなかったという問題点がわかりました。

低コストかつ、イブイブ(主婦)が簡単にできるものである必要があります。

今回は、メンバーのあおぞらが、日本でかなり調べこんできたので、ニーナの期待も高まりまています。

材料のわら摘みからです。なんかいい写真。

二―ナに聞いたところ、その辺に落ちてるものを勝手に頂戴していいとのことです。

日本だと農家の方の許可がいりそうですが、ここはインドネシアです。

同時にニーナは、コンポスト用の板を買いに行ってくれました。

次は精米所(rice polich plant)へ行き、米ぬかともみ殻をもらいに来ました。

ばしばしインドネシア語で話しかけてくれる精米所のおじさま

わらわら集まる子どもたち。

ニーナが買ってきた板が届き、早速切っていきます。

高橋先生も率先して日曜大工です。

◆ゴミ箱設置班はデザインを考えました。社会人・大学生MoGだと、案が出てもなかなか踏み出せないゴミ箱の改良ですが、さすが高校生(?)、とらえずやってみる。

強制的に捨てさせられてるのではなく「なんとなく捨てたい」と思わせるものという事で、「的」をつけてはどうかというところから、バスケットボール好きの周が、バスケットゴールを仕掛ける事を提案しました。

ココナッツのお菓子、pancong(パンチョン)がやってきたので女子はおやつタイム。ひとプレート40円という安さです。

男子はサッカーアゲイン

どこまで体力があるのか、会議前の隙間時間で腕相撲です。very50谷弘も参戦。

夜は会議です班ごとに、今日の成果とこれからやることを発表していきます。

~高校生がインドネシアに来て手を動かして物を作り、地元の人と交流していい経験をしました、~というストーリーにならないように、「ビジネス」の観点も重要視します。

「ニーナがそれをやりたがっていなかったら継続しない」というのがこれからの議論のポイントになりそうです。