MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

『What’s Our Goal?』Greenna MoG 3日目

 

【3日目】

今日はMoGが大きく動いた日になりました。

朝からNinaの家があるチサロパ村に移動。

今日はお母さんが亡くなってから7日目の大切な式のため、大勢の人がNinaの家に集まります。

そのためMoGerはニーナのお姉さんの家をアジトにさせてもらうことになりました。

朝は、Greennaのスタッフのイブ・エエスと一緒に村の政府のところにあいさつへ。

普段はGreennaにあまり協力的ではないという政府ですが、

日本人が訪れるとGreennaの活動を絶賛、ぜひ協力していきたいと言っていました。

すべては政治だ、、と思う瞬間。

でもきっとこの繋がりはこれからのために大切にすべきです。

例えばGreennaのごみ処理場を設置したり回収のルールを決めたりするには

村の政府との協力が必要になります。

鉄は熱い内に、ということで明日はニーナと彩さんが政府を再訪問することになりました。

政府でもらった地図。ざっくり過ぎて解読が必要です。

帰りがけに一軒カスタマーの家に訪問。ゴミを分別している様子など実際に見せてもらいました。

抜き打ちだったにも関わらず、想像以上に整頓されていたゴミ捨て場。

Greennaの活動を理解し、協力したいというイブイブも多くいるようです。

家に帰ってきてからみんなで今後の方針について話し合います。

そこで方向性に認識のずれがあることを確認し、

議論の中ででてきた以下の選択肢で多数決をとることにしました。

1、今まで力を入れてきた「ゴミ回収」の施策づくりに集中する

2、「ビジネス全体のプラン」構築と「ゴミ回収」の施策両方やる

3、「ビジネス全体のプラン」構築に集中する

各自5分考えた後投票。結果は2番。

人や時間のリソースを考えて「ビジネス全体のプラン」構築と、

ゴミ「回収」の施策両方やることになりました。

これはMoG中のとても重要な決定。全員で方向性を共有する大切なmtgになりました。

その後フィールドリサーチに移ります。昨夜準備した質問事項をブラッシュアップし、

インドネシア人と日本人で班に分かれていざ外へ。

・teenager班

・イブイブ(お母さん)班 with イブ・エエス

部外者が家に上がる時は地元の人がついているのが暗黙の了解ということで、

家に上がる可能性が高いイブイブチームはエエスと一緒に出発です。

結局、teenagerチームも家の敷地内のごみ捨て場に入れてもらえ、内部も見ることができました。

「ゴミが積もったら、燃やすか雨で流れていつの間にかなんとなく無くなってるよ」

という家のごみ捨て場。特にこれが悪いという意識もないようで、

解決すべきイシューも見えてきそうです。

外国人の珍しさに子供たちもわらわらたくさん集まりました。

握手と写真を求められます。SNSに外国人と撮った写真をあげるそう。

夜のmtgの前にニーナの家でお母さんへの祈りの式にMoGerも参加しました。ゲストが100人以上いるんじゃ、、ってくらい各部屋に人がぎゅうぎゅうでした。

みんなで祈りの歌を唄うムスリム式の弔い。

MoGerにとってもなかなか経験できない貴重な時間となりました。

今日はMoGが大きく動いた1日になりました。

なんとなくゴールが定まらないままそれぞれが違う方向に突っ走っていたような昨日より、

ゴールが明確になってきて、ようやく方向性を共有した全力疾走ができそうです。

[チーム分け]

・Bussiness Plannning 班 → 彩、翔子、アディ(Adih)、ラティ(Ratih)、才木

・Collection班 → 由佳、美佳、ディア(Diah)、イカ(Ika)、才木、美結、ふっくん

夜には停電も。東南アジアらしい出来事でした。

平石