MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

『Fundamental Issue?』Greenna MoG 8日目

 

【8日目】

ファイナンス情報をまとめ、ファクトリーを再訪問した中で分かってきたことは、
Sortingパートがボトルネックだということ。

[その状況を一部シェア]

・インタビューで分かったこと

– ファクトリーで働くワーカーには、出来高制で600Rp/kg払っている。
– 月3000kgのプラスチックシーズを生産しなければビジネスが回らない。

月1人あたりのsorting可能量を合わせて逆算していくと、、、
「追加で13人雇わないとsortingが間に合わない」
事が発覚しました。。

これはBP班の彩さんが情報収集に情報収集を重ねて分かったこと。
時間はかかったけれど、構造を整理し、本当のイシューを探し出した事は、
このMoGの大きな成果の一つです。

(そもそも、ニーナがファイナンス情報を適切に管理する必要もあります…)

現在ファクトリーで3人を雇用するGreennaに、追加で13人は途方もない数字です。
雇用以外にsortingというボトルネックを解消するすべがあるはず、、、。

しかし、日中、ニーナの家で議論になったのが、
今までCollection班のフォーカスしてきた
「村人からゴミをいかに多く集めるか」ということは最大のイシューを
解決するものではないけれど、その施策を続けていいのか?ということ。

やめる、となった場合、今までの過程をすべて引っくり返すような
方向転換になります。しかも、今日は8日目。時間がありません。

一方であさってのイベントに向けて、猛スピードで準備。
Greennaの回収のルールが決まらないと、フライヤーのコンテンツが決まりません。
どういうルールに基づいて、どう村人をモチベートしていくのか、議論を重ねます。

[ゴミ捨てのフロー一部シェア]
種類別分別→sorting(ペットボトルのラベルを外す等)→回収→ファクトリーへ。
ゴミを種類別に分けていなかった村人にとって、ましてやゴミを集めていなかった
村人にとって、ラベルをはがす事まで要求するのは時期尚早なのではないか、
でも、一方で、最初に習慣を作るのが肝心なのではないか、
「Greennのwaste bankを利用するということは、すなわちラベルをはがす事」と
いう認識を持ってもらったほうがいいのではないか?という議論になりました。
ニーナと議論を重ねて内容を練っていきます。

リソースの限られる中で、何がチサロパ村にとって、Greennnaのとってベストなのか。

そして、大きなイシューになっていた回収の施策を続けるかという問題。
リーダー同士で議論を重ねて、夜のミーティングまでに、
「村人からゴミをいかに多く集めるか」という
回収の施策は今まで通り実施する決定を下しました。

より多く村人から回収することはビジネスフローの中でも結局は必要になること、
Greennaはただゴミをなくす事だけでなく、「村人を巻き込みながら」
活動する事を通してコミュニティー形成をしていく目的がある事、
などを総合的に判断して決定。

Sortingがボトルネックだ!ということで、
8日目にして今までの過程を引っくり返すような議論になりましたが、
リーダーの才木さんと、テンポラリーリーダーとして大活躍の彩さんを中心に
なんとか自分たちで方向性を決めたMoGerたち。

イベントにむけて急いで準備を進めつつ、
Sortingの問題も解決すべく粘り強く議論を重ねます。

イベントについて計画をたてる美結、由佳、美佳
今日も遅くまで頑張ります。

平石