MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

『Event!!』Greennat MoG 10日目

 

【10日目】

いよいよイベント当日!今日の準備のためほぼ寝てないメンバーもいます。

praying community が終わるじかんに合わせて、
16時半~17時半にイベントを設定しました。

ぎりぎりまで議論を重ねる美結と美佳。

イベントが始まりました。
インドネシアチームで劇をし、ゴミの分別や捨て方について披露します。
劇練習の様子。

由佳が頑張って作った映像も間に合い、イブイブたちにお披露目です。

今回のイベントの目的は、Greennaはゴミを使ったバッグを作っているだけでなく、
プラスチックを集めて持っていけばお金に変える、という新しい事業を始めた事を
知ってもらう事。その仕組みもわかりやすく動画でまとめました。

想像以上にイブイブが集まり、イベントは大盛況で終了!
アンケートに答えてくれたお礼に、日本のお菓子をプレゼント。

ひと時の達成感に包まれたのも、つかの間、
今夜帰らなくてはいけないメンバーもいて、明日のプレゼンにむけて準備です。

夜ごはんは、今回は泊まれなかった家で、ニーナのお姉さんが
渾身のナシゴレンを作ってくれました。おいしかった!

精一杯戦った女戦士たち。(というかんじの写真。)

夜の全体mtgは、最後のメンバーもいたので、ひとり一言ずつまとめの感想を述べていきました。

日本人MoGerにとってもインドネシアメンバーにとっても、
それぞれに何かを学び、何かを得た、充実した時間。
切ないけれど、時間が経つと少しずつ薄まってしまう、
いま体中に感じている達成感と悔しい思いを、きっと血肉として、
未来切り拓くリーダーになっていってほしい。

ジャカルタに戻る彩さんと美結のお見送りです。
今回mtgのたびに大活躍したポストイットで寄せ書きを送りました。
美佳お得意のキャラクターを添えて。また日本で!
(写真すごくぶれていました..)

イベントの一方でぎりぎりまでニーナに提案する施策を増やし、練っていきました。
Collection班、翔子さんとふっくんで「子供を巻き込む施策」を考えます。
Greennaは、ただただゴミ問題に取り組む環境団体ではなく、
「村全体のコミュニティー形成」の礎となる、という位置づけにすると、
お金が稼げなくても子供を巻き込むことは必ず必要になります。

施策を考えるのに、当たり前ですが、必要なのが、「イシュー設定」。
つまり、それは何の問題を解決するか?ということ。
そしてその施策を妨げるものは何か。例えば子供が参加しない理由は何なのか?
忙しいから?学校があるから?かっこ悪いと思っているから?
全ては複合要因になるはず。それを網羅的に解決する策を考えて初めて
価値のある施策を考えたということになります。

例えば、、、ラジオ体操。子供のころ、朝わざわざ早起きして
ラジオ体操に行っていたのはなぜか?自分事としてとらえてみると、
様々なヒントが見つかります。

さて、イベントの疲れもありながら、明日の朝のプレゼンに向けて準備です。
バイクに乗れないのに、乗るふりをして楽しむニーナ。彼女の笑顔は皆を明るくします。

平石