MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

Story of Intern

こんにちは、インターンの小西です。
very50は現在MoG真っ最中ですが、先週までインターンとしてvery50で働いていたペンシルベニア大学からの留学生、モーガンの日本での思い出や、日本の文化について感じたことなどをインタビューしました。

-自己紹介をお願いします!!

モーガンです。ペンシンルべニア大学で東アジア研究を専攻していて、9月から3年生になります。
very50で6月から2か月間学生インターンとして働いてきました。私は興味の幅が広く、いろいろな事に挑戦したいと思っていました。その中でどんなvalueを生み出せるかなと考え、2か月間頑張りました。
まず、私が思ったことは、MoG活動を通して学生はたくさんの問題に気づき、課題解決に向けてMoG期間中は一生懸命取り組みます。この活動がその人の人生にとって素晴らしい経験であり続けられるようにできないかなと考えました。そこで、critical thinkingが大きな意味を持つと思いました。critical thinkingは物事を深く考えることで、自分との対話になるしさまざまな興味の発見にもつながります。この思考力を訓練するためのワークとして、thinking beyond というワークショップを作りました。
そのあとは、新しいWebサイトを作りました。very50の英語のHPを見た時に、何をしている団体なのか全然わからなくて、もっと多くの人に知ってもらうためにはsocial entrepreneur向けの新しいwebサイトを作る必要があると思い、取り組みました。
それまでHPを作ったことはなかったのですが、なんとか調べながら3週間で作りあげることができました。一番難しかったのは、どうやってvery50の魅力を説明するのかということです。社員やインターンと沢山話し合って、完成させることができた時は、本当にうれしかったです。

日本に来るのは何回目ですか

2回目です。最初は、1週間だけの滞在でした。観光目的だと表面的な日本しかわからなかったのですが、今回2か月間住んでみたら、アメリカで学ぶ日本と実際に住む日本では、全然違うことに気が付きました。日本の電車やコンビニは本当に便利ですね。アメリカよりも数倍便利です。密集した地域にたくさんのコンビニがあって、種類もたくさんあって、飽きが来ない。アメリカは広いから、車が交通の主な移動手段なので、コンビニっぽいものがガソリンスタンドの横にあるだけです。スーパーも夜10時くらいに閉まってしまうので、本当に不便です。
私は、セブンイレブンが一番好きです。最初はローソンが好きだったけど、オフィスのすぐ近くにセブンイレブンがあって、いつもカフェラテを飲んでいたら、はまってしまいました。笑

-なぜ日本でインターンをしようと思ったのですか

日本語が勉強したくて、学校が主催したインターンプログラムの中でvery50を紹介してもらって、菅谷さんとインタビューして、very50の説明を聞いて、正直あまり何をしているかわからなかったけど、NPOとSEに興味があったから来ちゃいました。笑

-日本の文化で感動したことはありますか

自動販売機があるとこです。アメリカにも一応あるけど、とっても少ないし、料金も高い。
あとは、日本の商品の質が高いこと。
アメリカの高校生や大学生はみんなcoolになろうとします。自分の好きな事、特にアニメーションなどを大学生になるまで、熱中していると、周りからバカにされたり、いじめの原因になったりもします。それに比べて日本は、みんな自分の好きな趣味に没頭できる環境があって、かわいいものやおしゃれなものであふれかえっていて、他人の意見を気にせずに自分に熱中できているところが素晴らしいと思います。

-アメリカ人から見て、日本の社会人の日常はどう思いますか

ライフスタイルは基本的には同じだと思う。けど、なんで定時6時なのにそのあともずっとオフィスに残り続けるのだろうというのは最初は疑問に思いました。アメリカでは、6時になったら一斉にみんな退社するし、仕事も終わらせる。仕事がどうしても終わらない場合は、正直に終わらないから明日やるとクライアントに言って、次の日に回すのが多いですね。

-日本に来てよかったと思うことはありますか

今までは、興味の幅があって、大学の専攻も2回変えてきました。東アジア研究といっても日本の歴史、経済、言語、文化にfocusしてきたけど、ここでのインターンを経験して、social impactやsocial entrepreneur 、developing countries についてとても興味がでたので、9月に新学期が始まったら、そのことについて授業を取ってもっと研究してみたいと今は思っています。

-こうゆうふうになりたい!

まだ将来については考え中だけど、医学も麻酔学も学んできて、今は東アジアの研究をしています。これから興味のあること、特に東アジアのもっと広い世界についてたくさん学びたいです。

以上、モーガンに2か月間の思い出をインタビュー形式で聞いていきました。
2か月という短い時間の中で、彼女はたくさんの財産を私たちに残してくれました。私自身、改めて日本の素晴らしさに気づくきっかけにもなりましたし、何より彼女が日本をもっと好きになって、very50も好きになってくれて、とても素晴らしい経験だったと何度も繰り返し言ってくれたことがうれしかったです。
海外でのインターン経験は大きな成長に繋がります。そういった機会を大学のプログラムで組まれていることに驚きました。日本の大学でも、海外インターンの機会をもっと増やして、若者が海外インターンを通して成長する機会が多くなっていけばいいですね。

そして、モーガンが作成してくれたSocial Entrepreneurs向けのwebサイトがこちらです!
是非、ご覧になってください!!

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