【高校MoG】最終プレゼンテーションまであと3日!

【バイヨンプロジェクト】
こんにちは、バイヨンプロジェクトを担当している谷弘(たにひろ)です。
暑いカンボジアからお届けします! と言いたいところですが、日々天気予報を確認していると日本のほうがよっぽど暑そうですね…。汗
プロジェクトは中盤から終盤の入り口に入りましたが、ここまでの様子を簡単に報告させていただきます。
大混乱の中盤
バイヨンプロジェクトの中盤は、まるで終盤のような雰囲気の漂う厳しいものとなりました。
今回は、7名という少なめの人数にも関わらず様々な事に手をつけようとしているがゆえのキャパオーバー感。また、取り組もうとしている商品が”食品”ということもあり、実際に現地で作れるかどうかが見通しづらいこと、
さらにお盆を前にして日本人の客足が遠のいていて本来アンケートなどを取ろうと思っていた日本人が劇的に少なかったことなどが原因です。
そもそも、異国の地カンボジアで何をやったらよいかを参加者たちが自分たちの手で決めていくという非常に難しいことに挑んでいるにもかかわらず、前述の状況も加わり、序盤のプロジェクト整理がますます混迷を極めた形になりました。
ただでさえ「カンボジア」「見たこともない社会問題の現場」など普通に道を歩いていても疲れてしまうぐらい刺激が多い日々の中に、これほどの負荷がかかったことで、かなりの精神的な負荷がかかりました。
「自分の頭が混乱しているときは、まず何に混乱しているのかを明らかにすること。」
と私自身が普段自分に言い聞かせている、言葉を皆と共有させていただいたりしながら、逃げ出したく成るような精神的負荷の高い状況も皆で逃げずに時には涙も流しながら遅くまでディスカッションしました。
最大の懸念だった、アイデアについては現地最大の果物市場を調べたりした結果、カンボジアで形にできそうなものを作る見通しが出てきました。
毎3時間ごとに変わる、プロジェクトゴールまでのスケジュールの組み立て直しを繰り返してきました。
毎朝、その日の動きを確認しているのですが、徐々に全体感を持ったスケジュールを作れるようになりました。今日などはほとんど直す部分がなかったぐらいです。
これから、何かをやっていこうと思うときに必ず必要と思われる能力ですが、こうやって複雑怪奇なプロジェクトにぶつかっていく経験を通じて、
ハードな局面に向き合う「姿勢」が身についていくものだなと感じました。
「日本に生まれた私達は、恵まれている」
今回は、通常とは少しイレギュラーな形で中盤に、貧困という社会問題の現場をみての感想をシェアする時間を取りました。
日に日にメンバー全体の自己開示が進んでおり内省の場が良い場になっています。
「貧困という社会問題を実際に目にしてきて感じたことを書いてみましょう」
という問いかけに対して、メンバーたちが書き出した手が止まりませんでした。
予定していた10分を大きくオーバーして20分たった頃には、各自の手元にあるA4の白紙は文字で埋め尽くされていました。
-途上国が貧しい状況であることは知識としては知っていたが、実際に目の当たりにしておどろいた。
-穴の空いた桶などを使っているぐらい貧乏なのに驚いた。
-「将来のことなんて、考える余裕もない。今だけで精一杯だ。」というセリフに驚いた
-あんなに貧しい人たちがいたけど、それでもあの人達より不幸な日本人もいる気もして、「幸せにも色々ある」と考えさせられた
-自分がどれだけ恵まれているかがよくわかった
などと、あふれるように感想が出てきてディスカッションもはずみ、皆の深い内省にとても感動しました。
MoGでチェンジメーカーたちが取り組んでいる社会問題の現場をみたメンバーの感想をきいたり、そういう現場を見ての自分の変化からいつも思うのが、
「知る」ことと「分かる」ことは全く違うなと言うことです。
日本人が色んな意味で恵まれた環境にあるということを知らない人はいません。
しかし、そんな当たり前のことを感じ取り、感謝することは意外と難しかったりします。
頭ではわかっているという「知る」という状況で留まることなく、実際に現地にいき対話をし自分自身で感じ取るという経験がセットになって初めて、
「自分は恵まれた環境にある」ということを本当の意味で「分かる」という次のステージに進めます。
わざわざ現地に行って、わざわざガチでプロジェクトに挑むのは、そんな圧倒的な現場を圧倒的な感性で感じ取ってもらうためだなという事に気づかせてもらいました。
後半に向けてもっと色んなことを”体験”し、頭でっかちな「知る」から、「分かる」への変化がもっともっと起きたらいいなと思っています。
【ジュネビーブプロジェクト】
ここからは、スタッフの井口が担当します。
今回、商品企画チームとプロモーションチームに分かれ、Genevieve’s Fair Trade Villageが抱える問題を解決しています。Genevieve’s Fair Trade Villageは8人の障害を持つ方々が職人のブランドを持つ会社で、西洋や欧米からのお客さんからは人気のフェアトレード雑貨を扱う会社です。
コンセプト作りの難しさ
商品企画チームでは、商品を企画するだけではなく、「ブランドコンセプト」にも果敢に挑戦しています。コンセプトとは会社(ブランド)の核でありアイデンティティとなる部分。いかにワーカーさん(職人)の想いや熱量をブランドのストーリーに落とし込めるかが大きな勝負所となります。
まず、チームは今回の担当するブランドの職人さんに何時間にも渡るインタビューを決行しました。まずは、お互いのことを良く知って、寄り添う事が出来て初めて、ブランドの方向性や語られるストーリーを固めていきます。
やはり、核となる部分を作るという責任は計り知れないものがあります。MoGが終わった後もそのブランドは持続されるのか?ワーカーさんの想いをちゃんと言葉にできるのか?商品ラインナップはコンセプト変更によってどのように変化していくのか?などなど
一方、新商品企画は順調です。1回目のプロトタイプ(試作品)も完成しました。日本で作ってきたアイディアを元に、国内で200人以上のアンケートを行い、それらの内容を反映させていきます。
チェンジメーカーの想いや意見を常に耳をかしながら思考錯誤しながらプロトタイプを制作していきます。実際に商品案が採用された場合、制作するのは職人なので、彼女に手を動かしてもらいながら、作業を進めます。
未だプロトタイプの段階ではあるけど、実際に、モノになると嬉しさもひとしお!
続く生みの苦しみ…
「どんなに素晴らしいミッションと商品を作ったとしても、お客さんに届かないと商品価値はない。」そんな言葉を胸に、必須改善案と新アイディアを出し実行に落とし込んできます。
はじめはコンセプトが見えず、最初の3日間はまるでトンネルにいるかのような生みの苦しみが続きました。しかし、ちょっと視点や手法を変えることで、みるみる新しいアイディアや改善案が出てきました。全ては、今回の支援先の企業のため。彼らがいかにしてお客さんを呼べるのか?そして、売上に繋がるのか?ということを常に意識をしながら施策案を考えます。
不平等な世界を目の当たりにして
5日目にはシェムリアップ郊外のスラム街を訪問しました。そこでは、貧困の中暮らす人々がいました。ネットの情報や日本で暮らしていたら決して分からない多くの社会問題(教育、衛生、ゴミなど)があり、それらを目の当たりにしました。
初日から行っている夜の内省の時間では、スラム街で見たこと聞いたことに対して、なぜ世界がこんなにも不条理なのか?我々が彼らにできることが何なのか?なぜ?と問いを繰り返し考察することで、答えを知ることができ、それにより1つ1つ頭を整理ができより理解を深める事が出来ました。
プロジェクトは後半戦に入っていきます。このあと、どのような施策やアイディアによって支援先に価値を生み出すことができるのか?チーム一丸となって全力で駆け抜けます!
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