VOICE

参加者の声

プロジェクトから何を学び、何を感じたか
その後に生かされたか、本音を聞きました

CORPORATE

寺井泉さん

参加:2015年インドネシアプロジェクト
職歴:パナソニック株式会社
参考リンク:Panasonic Innovation Workshop

プログラムを導入した理由をお聞かせください

社員向けワークショップとして、新興国向け商品のマーケティングのケーススタディを取り入れたかったため、新興国市場とそこへのアプローチ方法の教育を「MoG」というパッケージで事業展開されているvery50様に相談し、弊社ワークショップをカスタマイズいただきました。

MoGプログラムを通して社員が得たこと、学んだと思うことは何ですか?

東南アジア各国の情報やマーケティング戦略、プロモーション手法などを楽しんで学び、さらに現地でのさまざまな体験を通じて、新興国における社会課題の知見と、事業による解決の視点を身につけることができました。また、チームビルディングや取り組みの姿勢まで、丁寧に教えていただいたので、参加者全員が、個性に応じたリーダーシップを磨くことができたと感じます。職種・事業部横断でのチーム活動を通じて、コミュニケーション力やチームワークのスキルも高まり、一般的な業務遂行能力の向上にもつながっていると感じています。

現地での活動はどうでしたか?

現地パートナー様にネットワークを活かしたコーディネートをしていただき、アレンジの難しい低収入層の家庭訪問や、育児教室でのインタビューなどが実現しました。また、現地活動での気づきに応じて、計画時にはなかったメンバーの要望にも柔軟に対応いただきました。very50の菅谷さん、谷弘さんには、連日朝のブリーフィングに始まり、夜中まで続く議論でもファシリテーションいただき、本当にお世話になりました。おかげさまで、夏季休暇を利用した短期滞在ではあるものの、参加メンバーは、非常に充実した現地活動ができ、体験を通じて多くのことを学べたと感じています。

これから同様のプログラムの導入を検討している方にメッセージ

弊社は、開発中の商品の横展開を考えるワークショップとして実施しましたが、マーケティング、商品企画、販路拡大など、どの部分での導入でも、社員の方々が、現地ニーズをしっかり汲み取り、事業に反映させていくための活動をカスタマイズいただけると思います。菅谷さんによる、力強いファシリテーションも魅力で、参加者の心に火をつけること間違いなしです!

S.Dさん

参加:2015年夏インドネシアプロジェクト
職歴:日系大手電機メーカー

プログラムに参加した理由をお聞かせください。

幼少の頃より、いつか日本と海外での両方で活躍できる人間になりたいという夢を漠然と抱いていました。そんな中、たまたま会社で希望が叶って、海外などの新領域向けの事業企画の仕事を行うチャンスが巡ってきました。しかし、いざ異動すると分からないことだらけの日々・・机の上でマーケティング関係の本や海外の社会課題の本を読んでいても、当たり障りのないことが書いてある気がして、なんだか腹落ちしない。海外勉強会など講演会に参加しても、「すごい人がいるな・・」の感心で終わってしまう。そもそも自分って何がしたかったんだっけ?
そんなもやもやした想いを抱えていた頃にMoGの活動を知りました。しっかりとした事前トレーニングでマーケティングの基礎を叩き込んだ上で実際に現地に飛び込む、”実践的な学びの場”に魅力を感じ、チャレンジしてみようと思いました。

MoGプログラムを通じて得たこと、学んだと思うことは何ですか?

・現地の人のニーズは、仮説をもった上で会ってしっかりヒアリングして、やっと掴める
今回、私たちはインドネシアの水問題について取り組みましたが、事前の国内の活動でインドネシアの水事情に詳しい人にヒアリングしたりマクロ情報を調べたりと、ある程度の情報が得られました。しかし、実際に現地で家庭訪問を通じて、お父さん、お母さん団体、お子さん、そして若い学生さんなど、色んな立場の人の声に耳を傾けてみると「思っていたより、これには困っていないぞ。日本人の感覚の押し付けだったかも?」ということや、「え!そんな問題があるんだ」といった、現地で直接、生活している様子を知れたからこそ気がついたことが沢山ありました。このことから、事前の調査や準備は絶対に必要、だけど、それに加えて、現地で頭と身体をフル回転させてつかむ情報、この二点が合わさった時、大きな気づきが得られるんだと改めて感じました。

・常に「Why?」を意識して行動すること、本気で考えること
短期間で8人のメンバーとディスカッションし答えを導く活動を通して、「なんでこの議論をしているのか」「そもそも今の課題は何か」「何を明確にすればそれは解決するのか」「どうやって明確にするか」のか、この4点を徹底的に明確にすることが求められました。ちょっとでもそこがぼやけていると前に進まないため、常に頭の中で整理しながら周りに説明し、チーム活動を推進する姿勢が身についたと思います。

・本気でぶつかり合える大好きな仲間との出会い
熱い想いを持ったメンバー8人全員が仕事をしながら、約五ヶ月間、平日の夜や休みの日を使って調査・スカイプ会議・アイデア出し合宿などなどパワフルな活動をしました。考え方やバックグランド、目標も異なるメンバーが集まっていたので、初めの頃はお互い遠慮もあったと思います。しかし、ハードなプログラムの中そんなことも言っていられない状況になり、途中でだんだん自分の中のリミッターが外れていきます。そこからはメンバー全員と遠慮なく、お互い納得するまでとことん意見をぶつけ合うことで、皆でゴールに向かって一致団結、最後まで頑張れたと思います。振り返ってみると、大変だったけど、本当に楽しかった!魅力的で大好きな仲間から日々刺激を受けながら、自分自身を見つめなおすきっかけにもなり大きく成長できたと思います。

現地での活動はどうでしたか?

夏休み、インドネシアのジャカルタで9日間過ごしました。早朝のミーティングから始まり、現地調査、途中で状況確認などしながら、また深夜、答えが出るまでディスカッションの日々。 当初の仮説と違った発見が日々ある中で、「次何をすればゴールに近づけるのか」を短期間で考え行動に移すことが求められました。特に「課題の設定」はできても、それを「どうしたら解決できるか」まで導くのに苦労しました。精神的にも肉体的にもヘロヘロになりましたが、後にも先にもあんなに集中して本気で物事に取り組める機会はなかなかないと思います。毎日新しい発見と出会いがあり、ワクワクの連続でした。

これから同様のプログラム参加を検討している方にメッセージ

マーケティングについて実践的に学びたい、海外の社会課題について学びたい、何か新しいことに挑戦してみたい、普段出会わない人に会って刺激を受けたい、そんな想いを持っている方。
MoGは自分が真剣に取り組めば取り組むほど、色んなことを吸収できるプログラムだと思います。終わった頃には、今よりぐんと広がった景色が見えていること間違いなしなので、少しでも興味があったら時間があるうちにぜひ参加してみてください!!

TEACHER

高橋和也教諭

工学院中学高等学校 英語科
(日本人初 Global Teacher Prize 2016 トップ10選出者)

高校生MoGを導入しようと思ったきっかけは何ですか?

理由は3つあります。
1つめは、学校の授業内容と現実社会の問題を結びつけたいと思ったからです。
2つめは、高校生の段階から「思考のフレームワーク」を身につけさせたいと思ったからです。学校では教科内容を教えますが、方法論や考え方を教える機会がないと思いました。
最後に、ビジネスを通じて社会貢献できる人を育てたいと思ったからです。

MoGを通して高校生が得たこと、学んだと思うことは何ですか?

自分が何のために勉強しているのか、そしてそれをどのように人のために役に立てる事ができるのか、そんな事に気づいたかもしれませんね。

現地での活動はどうでしたか?

楽しかったし、とにかくハードでしたね。教員がどれだけ一生懸命コミットできるのかというのもポイントですね。

これから高校MoG導入を検討している高校の先生方へのメッセージ

学びは教室だけで終わりません。学校全体、そして学校の外へと拡張されます。ぜひ学校全体で子供達の学びを応援してあげてください。

STUDENT

日原大輝くん

参加:2015年冬 インドネシアプロジェクト
学校:工学院高校

MoGを通して得たこと、学んだと思うことは何ですか?

問題の捉え方が変わったことです。今まではいろいろな問題の側面しか考えていませんでしたが、何故問題が起こったのか、その発生源はなにかを考えるようになりました。また、マーケティング理論を学んだことにより、日常生活でも「この商品の魅力はなんだろう」など、考える幅が広がりました。

現地での活動はどうでしたか?

現地での活動はとても充実していました。事前学習で学んだことを活かし、いろいろな仮説を立てて解決策を考えましたが、現地に行ってみると、ほとんど私たちの考えは間違っていました。実際に行ってみないとどんな状況かわからず、現地に行ってからもう一度考え直すという、大事なことを学びました。また、毎日運動もできたのでとても楽しかったです。

これからMoGの参加を検討している人にメッセージ

なんとなく参加したい、という方も参加してみてください。実際、私も友達が参加するからしようという軽い気持ちで参加してしまいました。しかし、いざ参加してみれば、「絶対にこの問題を解決したい」と思うようになります。最後にはきちんと当事者としての責任感が芽生えてきます。なので、1回MoGに参加してみてください!

小林剛瑠くん

参加:2015年冬 インドネシアプロジェクト
学校:工学院高校

高校生MoGに参加しようと思ったきっかけは何ですか?

新しい世界にふれてみたかったから。また、自分が習ってきた約5年の英語能力はどれほどのものなのか知りたかったから。

MoGを通して得たこと、学んだと思うことは何ですか?

今までは、学校のグループ活動でもあまり活動的では無かったが、この活動を通して「自分がやらないと、どうにもならない。」ということがわかった。

現地での活動はどうでしたか?

とても充実していて、日本では体験できないようなことがたくさんあってとてもよい体験になった。また、下水の方がまだ発達していないので少し問題が起こって日本は凄いなと思わされた。

これからMoGの参加を検討している人にメッセージ

自分が何をしたいかわからない人、世界を見たい人、自分の英語能力が高いと思っているもしくはどのくらいなのか知りたい人。

臼井 周くん

参加:2015年冬 インドネシアプロジェクト
学校:工学院高校

高校生MoGに参加しようと思ったきっかけは何ですか?

留学とは違い、言語の面だけでなく社会に必要とされる人物になるための能力を身につけるため。

MoGを通して得たこと、学んだと思うことは何ですか?

今までは物事を主観的に見ていたが、いざ行動しようとなると客観的、当事者意識を持つことが必要だと学んだ。これは普段の生活をしていたら学べていなかった事だ。

現地での活動はどうでしたか?

日本でさまざまな問題解決のための能力を学んだが、主観でインドネシアのごみ問題に取り組んだため、日本人向けになってしまい日本であらかじめ用意した物が一からやり直す事になった。だが、それのおかげで大事な事を学んだ。

これからMoGの参加を検討している人にメッセージ

社会に出て同じ仕事を何十年間もしたくない人はぜひMoGに参加して力をつけてほしいです!人脈も広がります!

伊藤碧海くん

参加:2015年冬 インドネシアプロジェクト
学校:工学院高校

高校生MoGに参加しようと思ったきっかけは何ですか?

まず第一の理由は中学生の頃から世界各地を見て回りたいと考えていたからです。ですが中学校ではなかなか機会に恵まれず、高校に入学してからMoGに出会いました。代表の菅谷さんと初めてお会いして一対一でお話させていただき、「参加しよう」と決意しました。菅谷さんやvery50のスタッフの方、学校の先生や両親たちの熱意と後押しのおかげで、初めての異国に飛び出すことができたのです。

MoGを通して得たこと、学んだと思うことは何ですか?

MoGの名の通り、「机上での考えだけで終わらせずに現場に出て実践してみる」ことの大切さを学ぶことができました。これは日々の生活では学ぶことのできないものです。MoGに参加する前に受講した講義も大変勉強になりました。現地でどのような問題が発生しているのか、それを解決するためにどう行動すべきかなど問題解決の方法を学びました。常に考えて考え抜かなければ講義についていくことができないので、仲間と事前に綿密な予習をするようになりました。そして学校の授業とは明らかに違うのは、学ぶ分野の深さ、考える大切さ、そして意見を積極的に出し合う大切さでした。

現地での活動はどうでしたか?

一言で表現するのであれば「刺激的」に尽きます。空港に降り立ったときの空気、日本ではありえないほどの渋滞、現地の水道事情や食生活など、書ききれないほどのことすべてが刺激的でした。ですが気づくとそんな環境でプロジェクトに楽しんで向き合っている自分たちがいました。日本で考えた問題解決方法を実際に現地に到着した翌日から実践開始しました。ものの見事に挫折しました。「考え抜いた策でさえもまだ足りないのか...」と愕然したのを良く覚えています。それからは改良と実践の繰り返しでした。ひたすら仲間と考え抜き、時には真夜中まで議論を重ねて問題解決に奮闘しました。活動が終わりに近づくにつれて徐々に頭の回転が早くなり、次に何をすべきか、何が必要かが瞬時に分かるようになりました。そうして仲間たちと作り上げた案が現地の企業家や人々に認めてもらえ、実践してもらえたときの達成感は素晴らしいものでした。

これからMoGの参加を検討している人にメッセージ

まずは代表の菅谷さんをはじめとするvery50のスタッフの方と一語りしてみてください。きっとあなたもその熱意に動かされてしまうはずです。MoGでしか学べない「現場で実行することの大切さ」も社会に出てとても重宝すると思います。

LOCAL

野川剛司さん

大山町役場 企画情報課未来づくり戦略室
2015-2016 鳥取大山MoGプロジェクト(大山町地方創生先行型事業)

MoGを導入しようと思ったきっかけは何ですか?

日本の地方は、その地域のもつ有用な資源を経営資源に転換しつつ、さらにはその経済活動を通じて、人口減少社会がもたらす社会問題を同時に解決するという、チャレンジングな取り組みが求められています。
一方で、私としては、地方といえども国内だけの潮流を見てこうした施策を企画実行するには限界があり、もっと視野を広く持った戦略を実行しなければ、それらの解決策は見いだせないものと認識していました。

そうした戦略の実行においては、
・世界を取り巻く状況把握の視点(マクロ視点)、
・上記を踏まえた、地域の状況分析、
・前例にとらわれない多様性への許容、
・公共事業に従事する者においても身に着けるべき投資家と起業家の目線、
・事業実施に係る利害関係者との調整力、
などを駆使することが必要です。

しかし、そうしたノウハウの全てを我々が持ち合わせていないことが課題で、どこか協働先がないだろうかと日々考えておりました。
そうした中、一昨年、大山町に赴任した地域おこし協力隊の小谷英介氏から、このPJについて情報提供がありました。
その時、very50のPJで、我々のまちが身に着けたいと考えていることができると閃いたのです。そして、さっそくこの事業を役所内で提案し、協働事業を始めました。

MoGを通して地域が得たこと、学んだと思うことは何ですか?

人口が少ない地域。それは地域資源を活用した事業を開発するプレーヤーが乏しい地域と言い換えることができます。
このMogを通じて学んだのは、諸々の支援制度の整備と同時に、或いはそれよりも先に、「人材育成」を強力に推進することが不可欠であるということでした。

また、ロジカルシンキングをベースとした問題解決力、アイディアの発想法、マーケティングスキル。こうした技術を行政職員もさることながら、まちの活性化に臨もうとする地域の人々が、座学のみならず、実践を通じて積み上げることが、何よりも地域をよりよい方向へ導くために大切だと強く思いました。

これからMoG導入を検討している地方行政の方にメッセージ

very50が推進されるのは、地域のヒトが外部のヒトとつながり、社会問題の解決に向け、一緒になって一つのPJを戦略的に進めるとともに、イノベーションの源泉及びそのノウハウを、「地域」と「ヒト」に宿す事業であると理解しています。

実際、このMoGを通じて、地域で起業をする若者が出たり、町で事業を営んでいる方が新たなチャレンジをはじめて、成果を上げたりしつつあります。
さらには、そうした人々が、Mogが残してくれたノウハウをまち全体に共有しようと自律的に動き始めているのです。
いうまでもなく、こうした事業こそが「本物の人材育成」と定義されるものであります。

最後に、目に見えていない真の問題への洞察に長け、その解決に向けた戦略策定・実行へ落とし込むスピードと精度の高さ、それらのスキルを支えるスタッフさんの情熱と志は、必ずや持続可能な地域社会の創生をもたらしてくれることをお伝えし、メッセージに代えさせていただきます。