MoGに参加した高校生や先生のリアルな声・現地で活動中の
MoGの様子・very50の活動などをお届けします。

【高校MoG】SUSU(かものはし)チーム~中盤戦~

 

高校MoG、SUSUチームは課題も多くある中、明るくアグレッシブに挑戦を続けています!

こんにちは、春のプロジェクトでSUSUチームを担当しているスタッフの谷弘です。プロジェクト開始から同時に2つ走っているプロジェクトの内、SUSUプロジェクトの様子を簡単にご報告いたします。

“プロジェクトチーム”の姿

始まって5日が経とうとしていますが、日を追うごとにプロジェクトチームとしての姿が見て取れるように思います。

・チームで決めた待ち合わせ時間に遅れずにやってくること

・現地に来てから毎日(というか、毎3時間ぐらいのペースで)変わってくる最終ゴールを常に意識しながらディスカッションを重ねる

・ステイクホルダーへの敬意の持ち方

・チームルールの設定と遵守(チームワークを高める活動)

など

 

エアコンの聞くホテルの部屋を使って議論中。書いて議論するというのも徐々に様になってきました
内省の時間。元々仲がよかったメンバー同士の開示も徐々に深まって来ています。

これまで、みんなが体験してきたような”チーム”からは1段階実践的な”プロジェクトチーム”としての姿が徐々に見えてきています。

日々何をするかを自分たち自身で考えて活動することが徐々に形になってきていています。

現地に行って、想定外のことが多すぎて社会人でもあっぷあっぷしてしまうようなプロジェクトをなんとか前進させています。

貧困層の方が住む村を訪問

今回のパートナーである、SUSU(18年3月一杯で、かものはしプロジェクトから独立しSUSUという名前に変わります)では「encourage the life journey of  women in Cambodia」ということで、所得の少ない女性たちの自立支援を行っています。

貧困層の方々の生活の状況を見に行ってみようということで、メンバー全員でシェムリアップから1時間ほどの所にある村に見学をさせていただきに行ってきました。

いわゆるスラム街の家に入れていただき、色んな現場を聞いていく中でメンバーの中にも色んな感情が湧き上がったようでした。

貧困層のお方の家に入らせていただきました。

個人的には、1日の世帯収入が4$を切ってしまうような家のお母さんが

「人生の幸せは、子供にしっかりとした教育を受けてもらうこと」

とおっしゃっていたのが印象的でした。

SUSUの工場を訪問

パートナーであるSUSUの工場を初訪問しました。

100名以上の女性が働く効率性を追求した工場のしくみに驚きました。

実際に体験などもさせて頂いて、どのように商品が作られているのかをよく理解し、出来ること出来ないことの情報を蓄えていきます。

SUSUの工房にて、マットの作り方を体験!
沢山ある工程の1つをやらせていただくだけでもなかなか難しかったです。
カメラ目線リーダー
マットのカットも体験します

色んな情報を得た直後のメンバーの様子はズバリ

意気消沈。

想像をしていたよりも、ものづくりの世界というのはとっても奥が深く、全ての動作に無駄がなく、品質管理の徹底など、ものづくりへの強力なプロ意識に圧倒されました。

それでも明るく、挑戦を続けています!!!

今回のチームの特徴は、とても明るいことです!
大人でもへこたれそうに成るような、課題設定の修正の嵐の中、1回1回落ち込みながら必ず復活してまた頭を使って考えています。

商品化のために、デッサンを作るのが大切と言われれば、デッサンが得意な友達にお願いするなどしてなんとかかんとかデッサンを作り上げます。

カンボジアの母語である、クメール語しか話せないスタッフとやり取りをすることに成ると言われれば、少しでも自分たちの狙いが伝わりやすいようにと、深夜まで粘って折り紙を使ったプロトタイプを作り上げました。

疲れもあり、爆睡
日本人観光客を見つけると、走っていってインタビューをお願いしています。
原宿で2時間まったのに!というメンバー。ここカンボジアではロールアイスは5分で手に入ります。
アクセサリーのプロトタイプ。

落ち込むときは落ち込むのですが、最終的にやるべき事に真摯で苦しい中でもきっちりとやりきろうとする姿に成人して久しい私自身も学ぶことが多くあります。

 

MoGの恒例ですが、今回もきっちりと1日1日が”あっという間に過ぎません”。笑

1日が1週間ぐらいに感じますが、折返しを過ぎたところから徐々にやることが具体的になり、スピードアップしてゆきます。

まさに今日が折り返しですが、ここからより一層気合をいれて行きます!!

 

引き続きこのブログで様子をお届けします。更新をいち早く知りたい方は、ぜひTwitterアカウント(@very50)やFacebookページをフォローして下さいね。

お楽しみに!

【現在募集中のプロジェクト】
very50ではプロジェクト参加者や説明会希望者を随時募集しています。募集中のプロジェクトは以下からご覧いただけます。
very50 MoGプロジェクト一覧